橘もものレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本作品が雑誌『ダ・ヴィンチ』に連載されていたことは知っていたのですが、原作が漫画であることも、2020年にアニメになることも1ミリも知りませんでした(笑)。
まったく知識の無い状況で読んでも、この本、面白かったです。
物語は「龍を狩って、それを食べて、売る」という飛行船で空を駈け、龍を追う『龍捕り(おろちとり)』達を主人公にしたお話です。
イメージ的には『天空の城ラピュタ』にドラゴンをプラスして、マグロ漁船や捕鯨船での生活を混ぜ合わせたような感じと言えば分かりやすいでしょうか。
前知識なしで恐る恐る読んでいったのですが、すぐに背景が飲み込め、登場人物たちに簡単に感情移入できました。
本作品 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
初めて読んだのはいつだっけなー?中3だっけ?
「いじめ」について書かれた小説。
よく傍観者も加害者といわれます。自分が次にターゲットになるのがいやだから何もしない。空気のように扱う。
いじめられっこにも原因がある、ともいいます。おどおどしているから、調子にのっていたからとか。
とても些細なことからいじめが始まることも少なくない。
いじめっこは何のためにはけ口としているのか。自分の弱さを見られたくないから、優越感で自分を保っていないと壊れそうだからとか。
彼らにもいじめを始めたきっかけがあるのかもしれない。
いじめによって自殺をした彼。
主人公は冷めているけど、その冷めていること -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
無料版購入済み
凡ミス?
変装術しか取り柄のない抜け忍を常時監視しているとは思えないので、里にバレたのはほぼ確実に凡ミス。そのあたりが里からの評価が低い理由になっていそう。
-
無料版購入済み
ロマン
得意分野はそれぞれで違うんでしょうけど、忍者のできることがスゴイ。かなり広い分野をかなりのクオリティでこなせる。実在していたらロマンがある。
-
Posted by ブクログ
高校生の主人公が初バイト先の産婦人科で奮闘する物語。
人工中絶、母体死亡、流産、持病を抱えての出産、14歳での出産などなど、命について考えることがたくさん詰め込まれている。テーマは重いけど全体的な雰囲気は軽めで読みやすいように感じた。
p.76
出産は、あなたの存在意義を確かめるためにするものではありません
という言葉が響いた。
多様な価値観があるとはいえ、まだまだ固定観念から抜け出せない現状もある。母になるからこそステップアップできる面もあるし、母にならないからこそできることもある。どちらを選ぶか、というか選べない場合だってあるから、どちらであってもどう生きていきたいかを考えないとなと思 -
Posted by ブクログ
同名映画のノベライズ版。
映画の方は人生で見た中で指折りの嫌いな作品だったのだが、それは期待の裏返しだった。製作体制やコンセプトに惹かれる部分はあったのだ。
ノベライズ版は映画よりは良いという評判を聞き、呼んでみた次第。
結果としては「映画よりマシ」というレベルかな。
尺を伴って見なければ行けない映画と違って、寒いギャグは読み飛ばせばいい。安かった芝居や演出は想像で埋めればいい。
しかしながら、物語の大筋は変わらないので、ズッコケた結末はそのままだ。
ノベライズを担当した作家に罪はないが、「映画と違って小説は大好き!」とはならなかったのが現実であった。