あらすじ
忍者の里の頭領娘に生まれたものの、里を抜けだして普通のOLとなった陽菜子。上司の和泉沢から告白されたことで、今度こそ忍者としての自分と決別し、平穏な幸せを摑もうと決意する。しかしその矢先、同居人の穂乃香が何者かに襲撃され――。恋と使命との狭間で、忍者OLに最大の試練が待ち受ける。隠密お仕事小説第3弾!
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目
前作の終盤に和泉沢からの告白があって、その後から
和泉沢との関係を一歩進めるのか、忍者に戻るのか、それとも?な選択肢の中で陽菜子が下した決断は……
前作同様に、柳がまたIMEにちょっかいをかけてくる
今回はアフリカのODA関連の情報
海外との交渉ということで、外務省の人間も当然関わってくるわけで……
惣真の厳しさの理由
罵倒して否定しながらも陽菜子に関わる理由
前作で穂乃香の想いを知ったが故に、陽菜子が和泉沢を選んで里とは関係のない生き方を後押しする姿にちょっと裏がある事を感じるものの
陽菜子に幸せになってもらいたい気持ちは本物なんだと思う
大河内の来歴は陸軍の中野学校でしたか
確かにそれなら色々と納得ができる
塚本に関しては、1巻の終わりの描写があるので容易に想像できる
ただ、柳の思惑というか、理念というかはちょっと思っていたものと違った
弱点があってもそれを活かす上司や組織はいいよなぁー
それに比べて、里の考えは……
と思っちゃうけど、それでも惣真は惣真で考えているようで何より
冒頭で陽菜子に選択を迫るところから始まるわけだけど
まぁ、2択を突きつけられて3つ目の選択肢を作り出すのは定番なので予想通りと言えばそう
予想外なのは惣真の反応かな
忍びを捨てて和泉沢と共に生きるというのも陽菜子にはもうできない選択
和泉沢とようやく両想いである事を認識できたのに、別れを告げる構図は悲しい
陽菜子が守りたいモノは、会社の理念であり、和泉沢であり、穂乃香や惣真でもある
しかし、和泉沢がこのまま諦めるとは思えないんだよなぁ
正体をバラす流れか?とも思ったけど、何のために皆を守る選択を決意したのかを考えるとない選択肢でしょうね
柳の理念もそう悪いものでもないし、続きが気になっちゃうなぁ
Posted by ブクログ
ちょっと抜けてて憎めないと思っていた塚本が、まさかのそっち側の人間だったとは…
やっと両思いになれた和泉沢と陽菜子だったけど、忍びを本当の意味で捨てられない陽菜子にとっては、一般人の和泉沢とは同じ道を歩めなくて。やるせない気持ちでいっぱいでした。二人には幸せになって欲しいです。
半人前だけど、確実に忍びの仲間を増やしている陽菜子も大分成長したかと。この先どうなるか、早く続編読みたいです。
Posted by ブクログ
ようやく両想いになれたのに皆を守りたいと言う想いから、和泉沢に別れを告げるヒロイン。和泉沢がこのまま諦めるとは思えないので、そろそろヒロインの正体がバレるかな?惣真と袂を分けるつもりが手を組むことになり、彼らの関係がこれからどう展開していくのか楽しみ。
Posted by ブクログ
最後の数ページはすごい胸がキュッとなったから表現はとても上手なんだけども、なんでそんな物わかりいいの和泉沢。
なんで守りたいものと自分の感情をどちらしか選べないのかわたしには全然わからないんだけど、その結末を選択する陽菜子とその葛藤だけはなんか理解できちゃうのがまた不思議。
なんでこんなに感情移入できるのかわからない作品なんだけど、キャラがしっかりしてるからでしょうか
2022.5.2
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Posted by ブクログ
忍者OLシリーズ第三弾。不器用にながらも自分の生き方を模索していた陽菜子。
告白されたことで普通に生きることが良いことなのかと迷い始める。
半人前ながらも迷い戦い続ける陽菜子の生きる道とは?
ラストの展開から続きがどうなるかとても気になる作品
Posted by ブクログ
和泉沢くんとどうなるのかが気になるところで終わってしまったので、陽菜子の決意と成長もこれからということで気になるので続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
忍者OLシリーズ第三弾。忍びを捨てて和泉沢とくっつくのかと思ったら、穂乃香が襲われた。自分が守りたい人を守る、そう決意する陽菜子。まだまだ、どう展開するかわからない。