橘もものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者の優しい文章やアオイちゃんの性格のせいか、ページをめくるたびに、あたたかくて優しい雰囲気がじんわりと伝わってくる。
産婦人科は、赤ちゃんが生まれるおめでたい場所だけじゃない。読んでいてつらい場面もあった。
けれど、そこを訪れる人それぞれに深い人生があって、我が子を想うお母さんの愛情が、痛いほど伝わってきた。
そんなママたちが、我が子を優しい眼差しで見つめたり、大きなお腹を愛おしそうにさすったりする姿が、
「なんかいいなぁ」
と微笑ましく、羨ましく思う。
とても幸せそうで。
私が物心ついた頃には母はいなかったから……。
そして、それは私には手の届かないものだからなのかな、と思う。
私の生い立ちのせいもあるのか、余計に心を揺さぶられてしまう。
作中に描かれる病院の人たちや、お母さんと赤ちゃんのドラマを見ていると、「輝く命」も「透明な命」も、どちらの命も愛おしく尊いんだよ、と心の奥底に響いてくる。
読み終えたあと、自分の家族をもっともっと大切にしたいな、という気持ちで胸がいっぱいになる1冊だった。 -
Posted by ブクログ
原作やドラマは見ていないのだけど、とても良いお話だった。
本書は「輝く命」と「透明な命」同じ命なのになぜ?という重いテーマを扱っている。
だけど、軽やかな文章のおかげでサクサクと読み進められた。
何より、主人公のあおいちゃんの姿が魅力的。失敗も多いけれど、一生懸命に患者に寄り添う姿に、「頑張れ!」と全力で応援したくなる。
だけど、医療に「100%」はない。
どれだけ手を尽くしても失われてしまう命を前に、「もし自分だったら?」と考えずにはいられない。患者側、そして医療従事者側の割り切れない感情や、正解のない問いに、読みながら胸がモヤモヤとした。
そして上巻の終わりでは、あおいの家族の確執を匂わせ、物語は下巻へと持ち越し。命の重さだけでなく、家族のあり方についても深く考えさせられた一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ついに待ちに待った忍術合戦!『NARUTO』の螺旋丸や写輪眼のようなド派手な必殺技はないけれど、熱い戦闘シーンはハラハラドキドキ、大興奮!
それにしても、この会社はやたらと忍者が多いから、どいつもこいつもが忍者に見えてくる(笑)。
陽菜子と和泉沢の「ペット以上恋人未満」の関係も楽しみのひとつだけど、今回はちょっと颯真が可哀想に思えてしまった。
また、巻末にある穂乃香視点のスピンオフがすごく良かった。彼女の本当の姿が垣間見え、これは次巻への伏線なのか?とワクワクしてくる。
正体不明の老忍者や、裏で進む新たな陰謀など、次巻も波乱万丈の兆し……。次作が楽しみだ! -
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フォロワーさんのレビューで気になっていた作品。
OLが忍者?
昼は地味なOL、裏の顔は忍者!
現代に忍者という、時代錯誤な設定に好奇心を刺激される。
アニメ『NARUTO -ナルト-』のような派手な忍術合戦を期待したのだが、1巻目ということもあり戦闘は控えめ。これは2巻目以降に乞うご期待かな。
それでも潜入シーンは緊張感があり、「見つかりはしないか」とハラハラさせられた。
ヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ
主人公・陽菜子と和泉沢の「ペット以上、恋人未満」な噛み合わない恋愛模様も、今後の楽しみのひとつ。ラストに現れた変装した謎の人物は、はたして敵か味方か?続きが気になってしょうがない。
陽菜子は「普通の幸せ」を手に入れるのか、それとも忍者として「裏の世界」を歩むのか?これからの展開が本当に楽しみだ。 -
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出てくる人たちが魅力的で、会話のテンポや仕草がひとつひとつ浮かんできた。
お茶や和菓子を楽しむ場面が沢山出てきて好きだった。人の関係性が静かに穏やかに変わっていく感じ、居心地のよさ、少しずつそれぞれが自分の話をしていく雰囲気、そういうものが伝わってきた。
既存の結婚や恋愛の価値観に是非を問うようなお話かと思ったけど、もっと静かな、個人が個人のことを語りながら、自分や他人を理解していくお話だと感じた。
ただ、愛情の示し方は必ずしもわかりやすい行動だけでわけではないというメッセージと同時に、カサンドラに悩む描写もあり、難しいと思った。
わかりあい繋がっていく一方で、絶対にわかりあえない関係も出てくる。
どちらがどうという強い描かれ方ではない感じも含め、好きだなと思った。
肩の力を抜いてリラックスして読める小説だった。
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ネタバレドラマを原案として書き下ろされた小説。
読みながら、ドラマの内容を思い出し、映像が思い浮かぶ。やっぱり泣ける。
アオイは小さい時から少し変わっていて、お母さんはそのことで悩んでいた。お母さんの気持ちを考えると、めっちゃわかる…ふつうにできないことが恥ずかしいと思ってしまう自分が嫌だったり、娘になんでできないの!と怒ってしまったり。
お母さんとうまくいってなかったけど、後半は関係がよくなって、安心、ほっとした。
継父の性暴力の話が辛かった。起こったことを無かったことにできない、女の子の心は元に戻してあげられないことが辛いし、母親が気づけなかったことで、後悔に苛まれるこれからの日々を思うと、、。
登場人物がみんな良い人なのがよかった。 -
無料版購入済み
無料の1巻を読みました。なかなか面白かったです!!忍者!!忍者ってどんな…って思ったら、まぁなるほど!と思いましたがスパイですね。確かに言い方を変えればそうですよね。女性モノ恋愛マンガがベースなんでしょうけど、この辺のやり取りも面白そうです!!
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルの通り「恋じゃなくても」でした。
凪はひょんな事から、結婚相談所「ブルーバード」所長・芙蓉の持ちビルの一室を同居家族の役割に似た役割を担う条件で住まわせて貰う。そこで出会う人々の恋愛価値観が凪の心の底で思っていた事を浮かび上がらせていき…
普通の恋人に求める性愛を嫌悪したり、愛情は持てるけど恋愛感情は持てないなど、ブルーバードには色々な人たちが相談に来る。凪も結婚を考えていた恋人に浮気されて破局した過去を持ち、結婚とは?を考えるのが深かったです。
お気に入りは、一話の祖母の婚約指輪を婚約者へ相談もなく渡そうとするのが驚きました。無くなった指輪の犯人の動機が驚きでした。 -
Posted by ブクログ
シリーズ4作目
前作は、陽菜子が和泉沢の告白を断り、かといって里に戻るでもなく、忍びの術を使わないと決意するでもなく、今のままで生きていく事をとりあえず決めたところで終わっていた
そして今作は惣真から婚約指輪と共にプロポーズされるところから始まる
メインのストーリーは、與太郎がが亡くなり、株の相続を巡って創と父親の亘の対立
遺言書を見つけた者に相続させるという遺言を残した與太郎
その真意とは?
また、惣真のプロポーズの背景と真意
そして、柳や森川達の立ち回り
それぞれの思惑や掴んでいる情報などが、主人公である陽菜子では伺い知れない状態で展開するのがリアル
こんな終わり方なら続編があるのは確実
今後のIMEの行く末やら、和泉沢と惣真の結局どっちと結ばれるの?という疑問や、更には里の事情や柳との関係など、展開が気になる
次巻はいつ出るのでしょうね?