小説 透明なゆりかご (下)
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小説 透明なゆりかご (下)

726円 (税込)

3pt

看護学科に通う高校3年生のアオイは、夏休みに産婦人科医院で看護助手のアルバイトを始めた。中絶の現場やその後処置を目の当たりにし、初めは戸惑いながらも、出産に立ち合い、次第に命の重みや輝きを感じ始める。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    産科医院では幸せな分娩ばかりではない。
    様々な事情を抱えた妊婦さんや、生まれる前から障害がわかっている胎児、、また勤務する看護師の妊娠では仕事との向き合い方に悩んだり。
    そういったことを日々、体験しているのはここでアルバイトをしている看護学生のアオイ。アオイは母親との確執を抱えていた。

    考えさせら

    0
    2025年04月22日

    Posted by ブクログ

    いやぁ、辛い、辛いわ。

    女性ならどれかのエピソードに
    自分を重ねてしまうだろう。

    私は子育ての大変だった時期を思い出し
    でも、そうしかできなかった自分を
    忘れてしまっていたことを
    まだ傷痕も生々しく見せつけられた。

    0
    2019年01月12日

    Posted by ブクログ

    上巻に引き続き、様々な事情を抱えた患者さんがやってくる。全体的に上巻より内容は重め。生まれる前からの病気の発覚や、性被害にあった女児…。それだけでなく由比産婦人科の看護師の妊娠や、働き方など、考える要素というか、30代女性共感ラッシュが続いた。

    p.264
    決断に正誤はないと、由比は思う。
    大事な

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    自分と重ねてしまうのか、何度も涙した。
    親の気持ち、子の気持ち、産科には心揺さぶられるドラマがたくさんあるのだろう。
    母親になるって難しい。
    正解なんてないのに、やっぱりより良い方へと誰しもが求める。
    生きるとは、、、まで考えさせられた。

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    産婦人科っておめでたいだけの場所ではないんよね。。。
    色々な人がいるし、色々な背景がある。
    すごく考えさせられた。
    沖田さんが下巻ではハツラツと、少しずつ一人前になる姿も見られた!

    0
    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

    ふぬ。主人公の発達障害問題案件と産婦人科で起こる出来事の二兎を追わなくてええんちゃうか。読んでいてどこか視点がズレてしまう。

    0
    2022年08月17日

    Posted by ブクログ

    産まれる前から心臓に疾患があることがわかった母親の話が考えさせられた。

    産まれても子供は長く生きられない。
    それでも出産して治療を始めるのか、中絶するのか...

    お腹の中にいる赤ちゃんにどうしてほしいか聞けない。
    何が正しい選択なのかわからない。
    いっそ医師に選択を委ねてしまいたい気持ちが手に取

    0
    2022年01月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラマを原案として、書き下ろされた小説。
    主人公アオイの成長も見られ、(上)同様読みやすい。
    生まれる前から重度の心臓病を患っている赤ちゃんの話は印象的だった。もし私ならどんな選択をしただろう。
    だけど、実際そうなったわけではないから答えなんて見つからない。
    実際に選択しなければならない状況になった

    0
    2021年09月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は手帳(母子手帳)を抱きしめる。私は愛されていた。たとえほんの一瞬でも、ちゃんとお母さんに、世界の誰より愛されていたんだ。その証があれば生きていける、と思った。どんなに辛いことがあっても、未来へ進める。そしていつか、誰かを愛することも。
    あの小さな手帳には、大きくて深い愛が溢れていた。だけどその純

    0
    2023年03月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    うーん。コンセプトは好きなのだけど、産科を扱った話なのに、ちょっと軽いかなあ。元は漫画なの?だからかな。本をあまり読まない若手にはちょうどいいのかもしれない。

    もっとシリアスに、真剣に(すいませn)命の大切さを語ってほしかったかな。

    0
    2018年12月25日

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