看護学科の高校3年生の×華(ばっか)は母親のすすめで産婦人科医院の見習い看護師として働くことになる。中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い、生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする。「多くの人に教えたい、読んでほしい」回を追うごとに読者からの反響が大きくなっていった感動作、いよいよコミックスで登場!
「透明なゆりかご」
2018年7月20日~ NHK総合
出演:清原果耶、瀬戸康史、酒井若菜
この本を読んで命というものを考えさせられました。自分を選んできてくれてそれをすごいことだと気が付くのは、本当に子育てがひと段落もふた段落もしたころですよね。それまではもう余裕がありません。
でも母親と子供ってへその緒を切ってもまだ見えない絆があるんだと思いました。母子手帳の話本当に感動でした。
Posted by ブクログ 2017年08月24日
「子供は愛されるために生まれてくる」という言葉が嫌いだった。
お腹の中で殺された赤ん坊や愛されなくても生きていかねばならない子の存在を否定しているから。
「子供は望まれて生まれてくる」という言葉が嫌いだった。
望まれず摘まれる赤ん坊や望まれず産み落とされた子の命を貶めているようで。
理不尽はある...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月24日
借りたもの。
産婦人科が赤ちゃんが生まれる喜ばしい場所なだけではないことを、淡々と描き出している。
中絶、不倫の末に出産した子は鎹とはならない……
無責任な男たちは、女たちに重責を押し付けて、逃げてゆく。
再婚相手の娘に性虐待する養父……
その心の傷が完治するのに、7年かかったという……(このエ...続きを読む
絵は好き嫌い分かれるでしょうが、話の内容は全て深いです。命を育む、そして命を殺すということがどういうことか、特に思春期の子供たちに知ってもらいたい。
ことを教えてくれる内容です。
私も一人目を妊娠した時、何の疑いもなく無事に出産できると信じていました。女性の皆さんにぜひ一度は読んでほしい作品です。
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