櫻井よしこのレビュー一覧
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作者の生き方考え方を綴った本書。表題のサブタイトルから想像した母の見送り方は最後の方に少しだけ綴られている。仕事への向き合い方、決断の経緯、お金の考え方などとても参考になった。特にお金の価値観については中々真似できない考え方ではありますが、自分のためよりは大切な誰かのために使うのが正しい使い方かな、と感じさせられました。社会をよくするためのスケールの大きいボランティアに身も財産も捧げる姿が、自分が自分らしさを保ち続けるという考えは全てのボランティアの方の考え方かもしれないですね。
健康であり続けるよう生活習慣を見直したいと強く思いました。 -
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1994年、米英露は覚書を交わし、ウクライナが核兵器を破棄した後、米英露がウクライナの安全を保障すると約束した。ブダペスト覚書。1996年、ウクライナはすべての核兵器を廃棄した。ウクライナには軍事同盟国がいない。
2019年、欧州議会は歴史決議を採択。ナチスドイツとスターリン主義のソ連が独立諸国の領土を分割したことが第二次大戦の元凶であると。ロシアよ「戦勝国」づらするな。
独ショルツ首相(ドイツ社会民主党)がプーチンに放った言葉。NATOをなめるなよ。我々は希望は抱くが、お人好しではない。プーチンは敗北する。
※立憲民主党の原口一博。ロシアが悪はあり得ない。ウクライナ支援の理由ない。 -
Posted by ブクログ
第一章冒頭の櫻井氏の「中国は世界で最も罪深い"悪逆国家"のひとつ。二十一世紀のいま、どこから見ても許されざる異民族の弾圧や虐殺を続けている。チベット人にもモンゴル人にもおぞましい弾圧を加えてきた。いま、とりわけ国際社会の避難が集中しているのがウィグル人への弾圧だ」との発言で始まる本書は「悪逆国家」たる中国の姿とそれに立ち向かうべき心構えを伝えている。
本書に記された他民族に対する民族浄化、虐待の実態はまさにおぞましい。
櫻井氏ら著者たちは、それが共産党支配の故ではなく、漢民族の特性によるものだと説く。
漢民族は優越感が強く、排他的、差別的で支配欲も強い。執着のあまり、事 -
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2022年に凶弾に斃れた安倍元首相への想いを桜井よしこ氏が述べたもの。幕末の勤王の獅子にも準えているように、日本の歴史にも名を残すレベルの首相であったと述べている。著者の意見を聞いて、日本にとっての大きな損失だっとのだとあらためて感じた。
「安政の大獄で死罪に処せられたのは、松蔭29歳の時であった。それより前、松蔭の松下村塾には約60人の門人が学んだ。時代の大変革の中、松下村塾は2年3ヶ月続いた」p18
「プライマリバランスについていえば、それはできる限りコントロールしなければいけませんが、ある程度のマイナスであったとしても、成長率がしっかりと金利を上回っていれば、債務残高のGDP比はだんだ -
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実は…ってほどのことじゃないんですが
櫻井よしこさん
大好きなんですよ
だってカッコイイじゃん!
政治信条的には一応リベラルで登録してあるんですが(どこによ)
櫻井よしこさんの言ってることにはいちいち納得です(じゃあリベラル違うじゃん)
だってカッコイイから(もうお前政治語るな)
まぁ言ってることはほんと分かるんですよ
要するに、「日本危機感足りなすぎじゃね?」ってことなんよね
しかも、しかもだよ
すぐ隣にこんなわけわからん信用できない大国がいるのに
こんなふわふわしたままじゃ日本なくなっちゃうよ!
ワタクシ個人としては全世界が日本人の「平和ボケ」を見習って、他国に侵略しようとか -
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防衛費や憲法改正、その他の政治や経済、今まで難しくてなかなか理解が追いつかなかったことが、この本でようやく理解ができました。
テレビで見る政治家の安倍晋三さんの部分だけではなく、櫻井さんとのオフの会話で伺えるチャーミングな一面も知ることができて、身近な存在に感じました。
こんなに日本のことを考えて日本のために力を尽くしてくれていたということを、私のように安倍さんが亡くなってから知る人も多いと思う。
主人は安倍さんが生きているころから、日本のために多くのことを成し遂げている政治家だと言っていたので、それを知ろうとしなかった無知な自分を反省しました。
それでも、今、こうしてこの本で知ること -
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あまりに不当なチベット弾圧。虐殺。
それなのに、自分を虐げる中国に対しても、批判するのではなく、良い点は認める、その度量の広さに感銘をうけた。
チベットの置かれた厳しい立場がよくわかった。
だから、分離独立を求めない、中国の一部で良い。ただ文化、民族を認めてほしい、とそういうことだったのか……。
そんな過酷な運命を受け入れる懐の深さ。前向きに生きていこうとするチベットの方達。本当にすばらしい。
(この本には仏教のことはあまり書かれておらず、日本の仏教との違いも触れられていないので、この本を読んで仏教について興味を持った人は池上彰の『仏教って何ですか?』を合わせて読むことをおすすめします。) -
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別に探してるわけではないのだが。
このところ朝日関係の本が結構目について読んでいる。
大概不思議なのだが、大概、ちょっとあれーホントかよ、と思うような現象事象には殆ど朝日が絡んでいる。
いろんな人がそれを変だという。
朝日がいう内容と、そのいろんな人が言っている内容を比べてみれば、大概、色んな人の方が「事実」を言っている。
その先の主張がどうかってのは別として、目的のために手段を選ばない人たちと、何があったかまず確認してから議論しようじゃないかというスタンスの人たちがいて。
なんつか。
新聞取るの、本当にやめようかな。
最近読んでる時間もないし。 -
Posted by ブクログ
激変する国際情勢。日本の進むべき道、鋭い現状分析と提言する。週刊新潮連載のコラム。
2015年12月から2016年12月までの連載記事、2017年5月刊行の単行本の文庫化。
中国に関する記事が多くを占める。背景はこんなところか。
・超大国としてのアメリカの地位の低下
・国際社会の力学の変化(中国の台頭)
・各国の孤立主義的な傾向
世界の警察アメリカから孤立主義への変化、日米安保体制も見直しを迫られる可能性がある状況、費用負担などトランプ政権からの圧力もあるかもしれない。一方で尖閣諸島だけに留まらない中国の進出。南シナ海、東シナ海へ進出している。
筆者はアメリカに頼らない独立国としての