櫻井よしこのレビュー一覧

  • 異形の敵 中国

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    著者の2021/7-2023/4 の週刊新潮での連載に加筆。

    その間、習近平は終身国家主席となり、米国はアフガンから撤退し、ロシアはウクライナに侵攻し、安倍元首相は暗殺された。

    著者の主張は、我が国は未曾有の国難に備え、政治的にも軍事的にも自立し、国益を追求すべき、と一貫している。

    あいにく現在の政界にそれを正面から受け止められる人物はほとんどいない。

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    2023年11月07日
  • 異形の敵 中国

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    ネタバレ

    櫻井よし子著。
    中国がいかに危険な思想を持ち、周辺国と相互理解できないか、を余すところなく描く。週刊新潮の「日本ルネッサンス」をまとめたもの。2021年以降のコラムを集めてあるが、それぞれの記事について、注釈をさらに加えてある。それくらい中国情勢は激しく動いた。
    3期目の書記長任期についた習近平。習の、「中国はこうあらねばならない」という大中華思想は他国とは相いれない。特に日本が期待する、友好はすでにどこかに消し飛んでいる。
    日本は韓国軍のロックオン事件で韓国との緊張が高まったが、中国軍が台湾をはじめ東南アジア各国に対して行っている非道に比べればかわいいもの、と映る。そして何より、ウイグルやモ

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    2023年09月07日
  • ハト派の噓

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    保守派の論客である櫻井よしこさんと、保守派政治家の星、高市早苗さんの対談をまとめた一冊。ロシアが、ウクライナを侵略した前後に行われた対談になる。

    高市さんは自民党総裁選に敗れたものの、政調会長に抜擢され、党として保守的な意見を取り纏め、政府に提案するために奔走していた時期である。

    櫻井さんは当然としても、やはり高市さんも非常に勉強されていらっしゃる。対談の高度な内容に、感服する。

    敗戦によって日本国としての精神性を断ち切られ、アメリカに憲法を押し付けられ、 自虐史観に基づいたリベラル教育を行ってきた日本。

    それを本来の国としての在り方に戻すべく、現在の世界情勢、国連の正体、国防、自衛隊

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    2022年12月20日
  • ハト派の噓

    ネタバレ 購入済み

    私は「反安倍」を許さない!!!

    2022年8月読了。

    参院選の最中、7月に安倍元総理が暗殺された。
    初めは「民主主義への挑戦」だの何だのと言っていたが、犯人の動機に某宗教団体が絡んでいると分かった途端、大半のメディアはこの約20年以上、自分達が放ったらかしにしていたネタを、初めて知ったかの様な振舞いで取り上げ、不発に終わった「モリカケ桜」の次のネタとして与党攻撃に利用するため故人を冒涜し、憲法上認められている事も知りながら「政治と宗教の癒着」等と日夜騒ぎ立てている。
    ウクライナの戦争すら終わっていないのに、与党攻撃をすれば改憲阻止が出来るとでも思っているのだろう。

    何がハト派だ!どこにタカ派が居る?!

    #アツい #タメになる #深い

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    2022年08月13日
  • ハト派の噓

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    高市さんの本ということで、購入しました。まず、防衛について、日本は、ロシア、中国、北朝鮮と対峙しており、日本を守るために、防衛力を増強する必要があると述べています。その一方で、核共有については議論の必要はあるが、非核三原則については、「持ち込ませず」を見直す必要はあるが、他の見直しには慎重な立場を表明しています。思考停止することなく、核について冷静に議論する姿勢は評価できます。ただ、私は、核兵器の地上配備や原潜保有などまで議論が必要だと考えます。軍事に敏感な国民性に配慮しているのか、非核2原則でも日本を守れるという公算があるのか、釈然としない部分もありました。また、経済については、効果的な財政

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    2022年06月27日
  • 中国の暴虐

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    南モンゴル出身の楊海英教授、ハルビン出身で芥川賞作家の楊逸、櫻井よしこの中国の覇権主義に関する鼎談。
    モンゴル、チベット、ウィグルでの残虐なジェノサイド、オーストラリアでのサイレントインヴェジョン(中国人富豪の政治家、大学への多額な資金提供による親中国派拡大策)
    中国政府は大学関係者を、自由で解放的な学問研究と戦う戦争従軍者と認識しているとの指摘もある。
    日本でも2500人の中国人留学生が在籍する早大では中国政府にそぐわない発言をした教授を反動教授と弾劾した例も語られる。読み進む内に中国の地球規模での侵略はコロナ同様に既に各国の肺に浸潤しているのではと不安に襲われる。

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    2021年09月18日
  • 赤い日本

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    櫻井よしこさん、痺れるくらい良いこと書いている。
    世界は大きく蠢いている。隣国の脅威も9条問題も本当に今の日本は危機意識が低いと痛感。特にこのコロナで白日の下に晒された。
    国民ひとりひとりがもっとこの難事を真剣に考えねばならない。
    右だ左だ言う前にまず日本の現状を知る為にも一読に値する書である。

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    2021年05月23日
  • GHQ作成の情報操作書 「眞相箱」の呪縛を解く―戦後日本人の歴史観はこうして歪められた

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    近年ではインターネットでWGIPなども有名ではあるものの、これは正にGHQが描き、日本人に信じ込ませようとした物語をそのまま読めるのでよい。解説については可もなく不可もなし。まあ十分だと思う。

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    2021年03月31日
  • 親中派の噓

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    新聞やテレビが如何に偏向しているかが分かる。国民の多くは中国や韓国に苛立ちを感じてはいるが行動化する人は少ない。「侵略」を「進出」と書き直させたとの誤った報道が、産経新聞以外は訂正されていないという「報道機関の厚かましさ」には恐れ入る。

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    2020年05月25日
  • チベット 自由への闘い ダライ・ラマ14世、ロブサン・センゲ首相との対話

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    こういう真実を知ることは大切だなと感じた一冊。読んで良かったし、安倍総理がこういう活動をしていたと知り、少し支持したいという気持ちが増えた。

    読んでいて気になったポイント

    ⬛️人種差別や虐殺の歴史
    まず、チベットの人達の拷問と虐殺は、文化大革命ではなく、その三年前に行われています。チベットの寺院の98%が壊され、10数万人いた僧侶の殆どが殺され、残ったのは僅か数千人。しかし中国は人権問題ではなく、文化大革命のせい、と歴史を歪曲しようとしています。拷問内容なども悲惨なものが多いですし、現在の人種差別もひどく、漢民族かチベット民族かで給料もちがい、失業率も異なります。


    ⬛️シンポジウムへの

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    2019年09月11日
  • 韓国壊乱 文在寅政権に何が起きているのか

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    韓国大統領の文政権。学生時代から左派で有名な人物、親中従北の主体主義思想に心酔した人物とか。従軍慰安婦や徴用工の問題も裏で煽動する中国の存在。前大統領の朴大統領のでっち上げ逮捕など、韓国国内、中国や北朝鮮、アメリカとの関係が、今後、表面化するか。そんななか、日本の対外政策が試されている。

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    2019年07月21日
  • 日本の敵(新潮文庫)

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    2014年に発売された本が文庫本化されてから読んだ。したがって桜井氏の各記事を3年あまり後に読むかたちになったがゆえに、かえって氏の洞察力に驚かされている。米国、中国、韓国のその後の動きは、氏の警鐘のとおりに進んでいる。米国大統領がオバマ氏からトランプ氏に変わり、韓国大統領が朴槿恵氏から文在寅氏に変わって、尚日米中韓の外交パズルは日本に険しくなっている。

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    2018年03月08日
  • 頼るな、備えよ―――論戦2017

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    描いている内容に、とても納得。
    今の日本の置かれている現状を正確に取れていると本だと思う。合わせて、如何にメディアの報道が歪曲された情報なのか。と思い、改めて、メディアの役割の重要性に気付かされた。

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    2017年12月15日
  • 中国に立ち向かう覚悟 日本の未来を拓く地政学

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    自分にとっては「地政学入門」的な存在でした。
    勿論東アジアに限定されたお話ですが
    現実のお話ですからリアルさは別物です。新聞記事を追いかけて記事に対する深みや読みの可能性を
    示唆してくれるようにもなりました。戦争というか支那には辟易しておりますが。

    平成30年3月21日:追記
     読み終えてもう5年くらい経過して居るのですが。
    少なくとも東アジア情勢に於いて地政学をわかりやすく
    書いている著書はなかったと思います。
     櫻井氏の脳みその中にはもうすでに出来上がって居るの
    でしょうが、今度は東南アジア+南アジアを加えた情勢を
    加味した作品が欲しいところです。
    きっと難しい作業でしょうね。今回はIS

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    2018年03月22日
  • 赤い韓国 危機を招く半島の真実

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    韓国って北朝鮮とすごく対立してると思ってたけど
    そうではなくて同一民族だから親北朝鮮感情もあり、政治家なんか逆にペコペコしてるような印象でビックリしました。
    日本の外交は韓国、朝鮮民族の理解が不十分で失策が続きますが外務省は進歩するのでしょうか?
    外交的には韓国、北朝鮮民族と友好な関係を築くことは100%あり得ない事が分かりました。

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    2017年08月16日
  • 月刊Hanadaセレクション――櫻井よしこさんと日本を考える

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    ●花田編集長が直撃! 櫻井よしこの「知的生活の方法」
    ●白熱の公園全録音 国家の岐路
    ●私の櫻井よしこ論 金美齢/百田尚樹/門田隆将/安藤信允/田久保忠衛/熊谷亮丸/中山紘治郎/大谷和子

    ●櫻井よしこ4大対談
    ①山中伸弥「人生、遠回りして今がある」
    ②李登輝 台湾が感動した安倍総理の一言
    ③百田尚樹 日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ
    ④ダライ・ラマ 健康と幸福を得る最善の方法

    ●櫻井よしこ6大テーマ
    【中国】無法中国への最大の反撃
    【中国】日台で「対中包囲網」を!
    【朝日】第三者委員会報告徹底検証 朝日新聞は廃刊すべきだ(×西岡力、阿比留瑠比)
    【朝日】植村隆元記者「捏造」裁判 陳述書全文掲

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    2017年08月14日
  • 凛たる国家へ 日本よ、決意せよ 論戦2016

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    櫻井さんの主張は、なるほどと共感できる部分がたくさんあった。アメリカが、世界の警察でないと言い始めてから世界情勢は混沌としている。日本は、自分達で自分を守る必要がある。国益守るためにも中韓の情報戦にも負けてはならない。

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    2017年05月13日
  • ニッポンの懸案 韓・中との衝突にどう対処するか(小学館新書)

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    正直最後まで読むか迷いました。
    最初の対談があまりにあの国らしくてσ^_^;
    日本がまず責任を果たせみたいな(笑)

    しかし最後の3つは良かったです。
    中国がいかに民主主義の通用しない国かということがわかります。
    党の軍隊という私兵を持つ国がいかに戦争にブレーキが効かないか。
    情報統制が容易にできることで兵の暴走を許します。
    世論というブレーキが効き過ぎる我が国といかに対照的であるかとわかります。

    また憲法改正についても「日本国民は」という主語を消せばどこの国の憲法かわからなくなるとあります。
    笑えたのは「平和を愛する諸国民」の下りを平和を愛する中国国民」に変えたらどうなる?という下りはゾッ

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    2017年04月09日
  • 明治人の姿(小学館101新書)

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    「畏れ」を忘れた日本人
    神仏への畏れ
    自然への畏れ…
    自分の力の及ばない大きな力への「畏れ」を科学は忘れさせるのかもしれません。
    うちの子供達にも見えない力に対する畏敬の念は持つように教育してきたと思います。
    これは学校ではできない教育です。
    こういうところに家庭教育の力の衰えを感じざるをえないのかもしれません。

    日本人としての生き方が「武士の娘」という著書を通じて今の日本人の心の中に蘇るのか著者は問うておられると思います。
    うちの娘だけでなく自分の心にも縦糸が繋がっているか再度考えさせられる本でした。

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    2017年03月19日
  • 凛たる国家へ 日本よ、決意せよ 論戦2016

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    内向化する米国、膨張する中国、捏造するメディア
    外交問題はすべて中国につながってますね
    中国を見誤ると近い将来、日本はないかも?

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    2016年11月17日