櫻井よしこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2016年最初の本になった。昨日から読み始め、元旦の今日、両親に子の面倒を見てもらっている間に読んだ。
櫻井さんの著書は1998年に菊池寛賞を取った「日本の危機」を読んで以降、2,3冊は読んだと思うが、今作の論調、特に中国に対する、はきつくなってないか?
南モンゴル出身で日本に帰化した大野旭氏(静岡大学教授)のコメントを引用『私はモンゴル人として中国政府の弾圧を受けて育ちました。モンゴル人の受けている圧制について、いまも書き続けています。その結果言えるのは、中国が民主化することはまずあり得ないということです。(中略)彼らの民族性には民主化という他所が無いのです』を知ると、彼女の言い分が -
Posted by ブクログ
ネタバレ2014年の20冊目です。
冷静な語り口が特徴の元ニュースキャスターの櫻井よしこさんの著書です。
彼女の著書を読むのは初めてです。
時々、マスコミを通して「日本は、もっとしっかりしなくちゃダメ」といった感じの発言を耳にしていました。
本書は、インターネット番組で対談した6人の著名人とのやりとりを通して、
日本が抱えている懸案を提起しています。
個別の懸案に対する著者の考え方の基本は、”国益”を守るというものです。
懸案とは、中国、韓国との間に生じているものが取り上げられていました。
慰安婦問題、靖国、竹島、尖閣、防空識別圏、歴史認識、憲法改正など、、、。
ここどれが正しいと声高に言うつもりは