櫻井よしこのレビュー一覧
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※まえがきより抜粋
「日本のジャーナリズム、とりわけ日本を代表するメディアと見られがちな朝日新聞は、…中略…ジャーナリズムの基本としての全体像を伝える公正さ、それを担保する手順を踏んできただろうか。私は深く疑うものである。」
特に従軍慰安婦問題での朝日新聞の取り組みには、疑問を抱かざるを得ない。明らかな誤報についての訂正について、読者に謝罪するのみで、報道を通じて日本国民を「世界の性奴隷国家」とみられるところまで貶めた罪は計り知れないものがある。植村元記者はじめ朝日新聞の記者は、決して謝ろうとしない。なぜなら、間違った報道をしていないという自覚や恥を感じていないからだ。
これでは朝日新聞の報 -
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ネタバレいつもおだやかに筋の通った保守系の発言をされる櫻井さんの本です。文体も、読んでいると櫻井さんの声が聴こえてきそう。ここ最近の櫻井さんの著書の中ではもっともとっつきやすい本だと思います。
内容は、日本の歴史を振り返りながら、「日本人とは何か」日本人のアイデンティティを見直す本です。
振り返るのはなんと縄文時代から!縄文時代が実はグルメで豊かな生活だったというのは最近の日本史の通史が書かれた本で知りましたが、この本でさらにユニークで面白い時代だと知りました。
その他、十七条の憲法についての解説、武士道についてが会津を例に書かれています。
こんなふうに流れをたどると、「あ、そういえば日本人ってこうい -
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櫻井よしこ女史と7名の方との対談で、韓・中との付き合いについてのニッポンの懸案について、それぞれポイントを絞って語られている。
もともとは「言論テレビ」のインターネット番組「君の一歩が朝(あした)を変える!」の収録によるものらしい。この動画は視聴したことがないのだけど。
対談相手にダライ・ラマ法王14世がはいっていることがビックリだけども、この時の内容は、くわしく2014年春にPHP新書で出される書籍にまとめられるらしいので楽しみだ。
どの対談を読んでみても、”大丈夫かニッポン?”という不安が襲ってくる。
領土に関して言えば、北方四島(歯舞・色丹・択捉・国後)はロシアに不法占拠されていて、 -
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明治人の姿を、杉本鉞子(すぎもと えつこ)の記した『武士の娘』を解説することによってわかりやすく紹介したもの。
櫻井よしこさんは難解な文章を書かれるのだけども、この本ではかなりわかりやすく噛み砕いて説明してくれている。
大東亜戦争(太平洋戦争)後、日本人が語り継ぐことをやめ、記憶から消してしまった古き良き日本人の姿が杉本鉞子の書を紐解くことでよみがえってくる。
武士の娘として育ち、渡米し全く異なる価値観の中で、再度日本の素晴らしさを見いだす鉞子
女性の生き方に焦点が当てられているのだけども、男女を問わず日本の伝統文化や日本人の生き方を再考するのにもってこいの書だと思う。
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友愛外交、基地移設問題、CO2・25%削減、外国人参政権、
夫婦別姓、成長戦略の不在…、
民主党政権の政策は、国民の「命」も「生活」も守らない
鳩山・小沢のダブル辞任前に書かれたものなので、
前首相への批判が展開されているが決して賞味期限切れはしていない。
菅首相に替わってもこの政権の本質に変わりはないからだ。
先日、ツイッターにも書いたけど、
自民党政権時代のすべてがよかったとはいうつもりはない。
しかし、当時は少なくとも日本が滅亡するかもしれないなんて心配しなくてもよかった。
政権が変わってからは、毎日が不安で仕方がない。
ストレスたまりまくり。
このストレスと不安の要因を誰にもわかる