あらすじ
今も多くの日本人は自らの素晴らしさを知らず、「日本人である」ことに誇りを持てないでいる。それは、自国の真の歴史を知らないから、と著者は言う。神話時代から繋がる日本の歴史を繙くと、この穏やかな国土で、「和」を尊び、日本独自のしなやかな「勁さ」を育んできた先人たちの姿が見える。読むほどに、 「日本をもっと知りたい」という思いが沸いてくる。書き下ろしの名著! 神話の神々の大らかさ、縄文人たちの豊かな食生活、十七条憲法の持つ先進性、いまも世界から尊敬されている武士道の精神……。日本には先人たちが生み出し、育んだ「宝物」がたくさんある。「日本人」としての自信を取り戻し、思わず襟元を正したくなる1冊。親子で読み継ぐロングセラーを目指します。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いつもおだやかに筋の通った保守系の発言をされる櫻井さんの本です。文体も、読んでいると櫻井さんの声が聴こえてきそう。ここ最近の櫻井さんの著書の中ではもっともとっつきやすい本だと思います。
内容は、日本の歴史を振り返りながら、「日本人とは何か」日本人のアイデンティティを見直す本です。
振り返るのはなんと縄文時代から!縄文時代が実はグルメで豊かな生活だったというのは最近の日本史の通史が書かれた本で知りましたが、この本でさらにユニークで面白い時代だと知りました。
その他、十七条の憲法についての解説、武士道についてが会津を例に書かれています。
こんなふうに流れをたどると、「あ、そういえば日本人ってこういうとこあるよね」という気づきに出会えて、「日本人っていいとこあるやん」と思えます。
周辺諸国の圧力に負けてちゃアカンな。
Posted by ブクログ
この本を読むとむず痒くなるぐらい日本人に生まれてよかったと思う。
戦後の日本史教育は近代史を避け、マスコミは自虐的な報道を繰り返しててきた。自分自身も含めて、日本人であることに自信と誇りを持てない若者を数多く社会に輩出してきたことを大いに反省しなければならない。
悔しいことに、本書を極端な論調と感じること自体が正しいかどうかの判断ができない。本書の内容を一つの論点として、関連する知識を深めていき、正しい判断をしていきたい。
終戦から70年経ち、機密文書も公開されていく中で、正しい近代史を身につけていかなければ、日本の将来が危ない。
Posted by ブクログ
日本人の素晴らしさがよくわかる本。
落ち着いた論調で、大変わかりやすいです。
私自身、日本人であることをまるで恥のように教えられて育ってきました。
櫻井さんの書籍や、他の方々の発信を知り、そうではなかったことが実感できました。事実を知ることができたこと、
日本人に生まれてこれたことをうれしく、誇りに思います。
事実を、子供たちにも伝えていかないといけませんね。