【感想・ネタバレ】日本の敵(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

日本は今、歴史戦を挑まれている。闘いの主戦場を国連に広げ、不条理な非難を浴びせ続ける相手の主軸は中国である。だが、忘れてはならない。慰安婦問題をはじめ、わが国の名誉を汚す歴史非難の原因を作ったのは日本人だったということを。敵は内にも外にもいるのだ。私たちは、果敢に、粘り強く、真実を示し続けなければならない。主張する勇気と知性を身につけ、勁(つよ)き国家を創る術を説く。

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Posted by ブクログ

2014年に発売された本が文庫本化されてから読んだ。したがって桜井氏の各記事を3年あまり後に読むかたちになったがゆえに、かえって氏の洞察力に驚かされている。米国、中国、韓国のその後の動きは、氏の警鐘のとおりに進んでいる。米国大統領がオバマ氏からトランプ氏に変わり、韓国大統領が朴槿恵氏から文在寅氏に変わって、尚日米中韓の外交パズルは日本に険しくなっている。

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2018年03月08日

Posted by ブクログ

 フリージャーナリストの著者が勇気と知性を身に付け、強き国家を創る術を説く。

 2年前に刊行された作品の文庫化ですが、当時著者が危惧していたことが現在ほとんど解決されていないことがよくわかりました。

 また、著者の文章は日頃産経新聞でも目にしていて、とても共感していたので、この作品に触れて改めて著者の考えに賛同しました。

 マスコミを始め、隣国など日本の敵となる存在に立ち向かっていくには、正しい歴史と真実、そして国防をしっかりと考えていかなければならないと強く感じました。

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2017年10月14日

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