あらすじ
12年半の母の介護が私の人生に新たな意味を与えてくれた!
波乱万丈の半生をもとに「仕事とは」「家族とは」「お金とは」「老後とは」「死とは」……誰もが避けられない人生の諸問題を語る。
晩年の母との暮らしが
人生を豊かにしてくれた
ある日、突然気づいた。母は「病人」ではない。
私が母を世話するのではなく、母が私を見守っている、と。
「決断の時、必ず道は開ける、夢は必ず実現する、と迷わない。」
――これが母から学んだ私の信念です
・母の愛情に包まれた少女時代
・18歳で単身ハワイに渡航
・父との葛藤と勘当
・異国の地で味わった無一文の苦しみ
・赤字続きの駆け出しフリー記者
・離婚の痛手をどう癒したか
・大組織に突きつけた人事要求
・16年でキャスター降板の真相
・12年半にわたる母の介護
波乱万丈の半生をもとに、「仕事とは」「家族とは」「お金とは」「健康とは」「死とは」……誰もが避けられない人生の難問について語ったベストセラー。12年半にわたる介護を経て、107歳の母を看取った後に増補改訂した完全版。
※本書は2013年12月に文藝春秋より刊行された文春新書『迷わない』を増補改訂した完全版です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
作者の生き方考え方を綴った本書。表題のサブタイトルから想像した母の見送り方は最後の方に少しだけ綴られている。仕事への向き合い方、決断の経緯、お金の考え方などとても参考になった。特にお金の価値観については中々真似できない考え方ではありますが、自分のためよりは大切な誰かのために使うのが正しい使い方かな、と感じさせられました。社会をよくするためのスケールの大きいボランティアに身も財産も捧げる姿が、自分が自分らしさを保ち続けるという考えは全てのボランティアの方の考え方かもしれないですね。
健康であり続けるよう生活習慣を見直したいと強く思いました。