大河原遁のレビュー一覧
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今回はアメリカ編から寄り道して、ペッツォーリの御大を連れ歩きながらの日本編である。日本の世界に誇るべき医療関連会社を紹介しながら、スランプを抱えたペッツォーリ総帥の復活が描かれている。
この物語は服飾の教育という点で際立った部分のある作品ではあるが、今回は特にその傾向が強い巻となっていた。物語と絡めようとせず、ルポ形式でそのまま載せているところなどは非常に潔い。
そうした意味からしても、今回は保存版というべきか。ためになるし、興味深い内容でもあった。
文句なしに星五つである。次回からはなんとハリウッド編が始まるようだが、さてどんな物語となるのやら。 -
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ジラソーレ社ニューヨーク支店長のフェデリカが登場した20巻である。あっさり拉致された織部らは大西洋を越えてアメリカの地へと向かうことになる模様、次巻からはニューヨーク編となるのだろう。
それはさておき、今回も面白かった。特にorder119の「仮面の告白」はコメディとしてゲイを扱いながら、内容の濃いものとなっていて実に面白かった。勧めた担当編集の方はグッジョブである。クラシックにおける裾の短いジャケットがバッチコイ状態を意味している、というのはこのシリーズを読んできた中でも特に感心した薀蓄の類だった。
それ以外も含めて、今回も楽しませていただいた。星五つで評価している。 -
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ジラソーレ社とペッツオーリ社の提携話がひと段落ついた前回から引き続き、その後始末をさらりと書いて11巻は始められている。舞台はまたナポリへと移っている。
一つ一つ質が高く、読ませるエピソードが詰まった、安定した面白さである。最後の二編などはやや説教じみた色合いが強いが、元からこの作品はそうしたカラーであるから、これは別段おかしなことでもないだろう。
既存のキャラを上手く使って幅広くネタを取り扱っているところはさすがの一言。ボタンや腕時計のような小物の話かと思いきや、最後に「ナポリ仕立てとはなんたるものや」と描く手並みなどもお見事である。
今回は星五つで評価したい。しかし、本当に安定し -
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今回はミラノ編が収録されている。ここではラウラが登場。悠との対決に破れナポリへと単身来たる流れで物語は展開している。
最後に置かれた「アジアの旅人」からはロンドン編が始まるような予兆が描かれているが、何よりこの間に挟まれている「最後の夢」が良かった。服への思い入れと、仕立てと、そこから導き出され描かれた物語は大変魅力的だった。
キャラを増やしつつも、それでいて旧来のキャラをおざなりに扱うことがないバランスと、扱っているエピソードの質などから、今回は星五つと評価した。
巻を重ねて濃くなるところは大変好ましい傾向だ。これから読み進めるシリーズへの期待を大きくしておこうと思う。 -
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超正統派王道的人情物語
自分のスタイルとは何か。
エレガンテとは何を意味するのか。
誰だってシンデレラみたいに変身したい時がある。
そんな時、この漫画を読んでみてください。
彼が掛けてくれる魔法はとっておきですよ?
ちょっと困った人たちに囲まれつつも、
依頼された以上は、期待以上の成果を残してくれるそんな主人公。
確固たる自分を持っていても、イマイチ周りへのアピールができてない。
頼れる自分を出していても、なにかパッとしない。
そんな人たちへ個人的にオススメします。
漫画だと思っていても、意外とネタになりますよ。