大河原遁のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
イギリス編に終止符が打たれた18巻である。物語が複雑に展開した割りに着地は軟着陸だった印象である。
その意味で、物語のカタルシスとしてはやや弱い感も否めない。できればジラソーレのカシミアの話はもう一歩踏み込んで描いてもらいたかったところだ。最後に収録されているオリエント急行の特急仕立ては面白かったが、これを次の巻に回してもう一話加えてもらいたかったなと。
そうした意味で、星は四つで評価している。だが、本店へと屋上を返した新生ギルレーズ・ハウスの面々は香港へと戦いの場を移し、力を蓄えて戻ってくるのだろう。今回はその前哨戦と見れば、次なる展開が楽しみになる。 -
Posted by ブクログ
サヴィル・ロウからも一目置かれるイギリスの老舗、ギルレーズ・ハウスの分裂騒動を軸にしたイギリス編始まりの巻である。
一話完結の短編で前半を埋めながらロンドン支店長のクラリッサを登場させ、そこからイギリス編へとソフトランディングさせていく手並みには惚れ惚れとする。展開させながら説明を加え、読者に不要な混乱をもたらさないようによく計算されている。
まだまだ序盤であるがゆえに星四つ半相当と評価しているが(イギリス編そのものの評価は下せるはずもないため、単巻として見ればやや半端ではある)、物語の展開のさせ方、次への引きも含めた楽しませていただいた。次も楽しみにしたい。 -
Posted by ブクログ
日本編を順調に消化し、物語はフィレンツェへ、ジラソーレ社の内紛へと舞台を移そうとしている。
物語の内容もなかなか粒揃いで、若禿に悩む旧友のために骨折りをし、柔道家のために常在戦場の仕立てをしてやりとなかなか充実した内容である。そう、こういう内容が日本編で読みたかったのだ。
ジラソーレ社の内紛を絡めてくる流れも一冊として大変納まりが良い。社長がオチ要員に使われているのは不憫であり、笑えるところであるが、彼女もまた傑物である。物語の締めにはまた関わってくることだろう。
なかなか良い一冊だった。ここ、という特別な部分がないために星四つ半と評価しているが、良い巻だったと思っている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレウールのバルマカーン そういうのもあるのか!
原作じゃなくドラマ版準拠のようなので、この言い回しはありませんでしたけれども(よく似てます)。ファンとしてはちょっと言ってみたかったw
しかしコートねぇ。屋外を移動する仕事をしてないのでほとんど意識していませんが、確かに着こなしている人はかっこよく見えますね。
個人的にはいつかトレンチコートが似合うようになればいいな、ととってつけたように思うのでしたw
ところでFカップのツンデレ。最近見かけないと思ってたら、そういやぁ…w イタメシ食って号泣とかいったいどんな食事してたんだよ、とw