紳士服の聖地と呼ばれるナポリに“究めし職人”と呼ばれる日本人がいた。彼の名は織部悠。伝説の名仕立て職人マリオ・サントリヨが唯一認めた弟子である。彼が受け継いだ至巧の技とナポリの伝統が結実する時、そのスーツは纏う者の人生をも変えていく──。
Posted by ブクログ 2016年12月11日
サルトリアを開業した織部が紡ぐ仕立て物語、セカンドシーズン始まりの巻である。連載誌もグランドジャンプPREMIUMに移っているようだ。
今回は軌道に乗る前の(と言っても最終巻まで行っても軌道に乗ったとは言えないが……)スパッカナポリのサルトリア・オリベの姿を描きながら、ほとんど同時にペッツオーリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月23日
イタリアでスーツを作る日本人の話。衒学趣味的で落語チックな乗り。
日本ではスーツといえば黒い礼服みたいなイメージがあって画一的だが、スーツを着る他の国ではそうでもない。イギリスやイタリアなど、スーツを常に着ている国では、その着用方法も多様で、スーツの着こなし自体が人格を表すほど文化として定着して...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月06日
こいつって今何歳なんだろう・・・。
そんな疑問はおいておいて、王様の仕立て屋サルト・フィニートの続編開幕。
店の主となったからといって、物語のテイストが変わるわけでもなく、今回も楽しく蘊蓄があって紳士服っていうか、スーツとか服飾っていろいろあるんだなぁと感心します。
しかし、ウルトラマリンブルー...続きを読む
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