R・D・ウィングフィールドのレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ今回のバディは、スケベでドジなモーガン。
いくらなんでも、こんな刑事はいないよなあ。
でも、それを言えば、そもそも主人公のフロストみたいな警部自体がありえないのだけれど。
今回も、いつものフロストや、同僚達、マレットなどのデントン署の面々に会えて、嬉しくてにんまりしてしまった。
いままでの作品同様、何件もの事件が同時多発し、どう解決していくのか、期待しながら読んだ。
リズが拉致されてしまった事件はちょっとショックだった。リズは本当に堕胎したのか?(と思うけど)退院早々に、こんな目に遭ってしまったが、もっとリズの活躍ぶりを見たかった!
最後の終わり方は、エラリー・クイーンの小説のようでかっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ娘(10代)行方不明→森の中で婦女暴行→被害者が30才越えのストリッパーとわかる→議員の息子、ストリップ劇場に強盗→議員息子、強盗の間に恋人に自分の車乗らせてアリバイ工作→議員息子の恋人、轢き逃げ→轢き逃げばれたくないので2人で口裏合わせて車盗まれたことにする→嘘(恋人の轢き逃げを隠したこと)がばれて逮捕されそうになるけど親の力(死んだ警官の遺族に金銭的支援すると約束)でなかったことにする→劇場強盗翌日に議員息子の口座に大金入金(劇場オーナーからの借金を返済するために書いた小切手が不渡にならないようにするため)されたことがわかる→強盗の罪認めさせて逮捕
婦女暴行の犯人捕まえるためねずみ取り作 -
Posted by ブクログ
クリスマスのフロストに続いて2作目。
700ページを超える長さだが、全く飽きることなく、読むことができた。
長編だと、途中で残りのページの厚さを見ては、まだこんなにあるのか、、、と辟易することがある。
だが、本作の場合は、まだまだこんなにフロストの世界を堪能できる!と思えるのだ。
たくさんの事件が、矢継ぎ早に発生し、フロストはその都度、場当たり的に対応していく。普通これだけの事件が並列的に描かれたら、読者の頭はこんがらがるのではないかと思うが、それは、大丈夫。
いろんな事実が、絡んでいたり、偶然など、ご都合主義的と感じざるをえない部分もあるが、それを承知でも、充分楽しめた。
ちなみに、前回フ -
Posted by ブクログ
イギリスの作家「R・D・ウィングフィールド」の長篇ミステリ作品『フロスト日和(原題:A Touch of Frost)』を読みました。
『東西ミステリーベスト100』で海外篇の65位として紹介されていた作品、、、
『クリスマスのフロスト』に続き、「R・D・ウィングフィールド」作品です。
-----story-------------
肌寒い秋の季節。
デントンの町では連続婦女暴行魔が跳梁し、公衆便所には浮浪者の死体が転がる。
なに、これはまだ序の口で……。
皆から無能とそしられながら、名物警部「フロスト」の不眠不休の奮戦と、推理の乱れ撃ちはつづく。
中間管理職に、春の日和は訪れるのだろう -
Posted by ブクログ
イギリスの作家「R・D・ウィングフィールド」の長篇ミステリ作品『クリスマスのフロスト(原題:Frost at Christmas)』を読みました。
『東西ミステリーベスト100』で海外篇の43位として紹介されていた作品、、、
「オリヴァー・ハリス」、「ジム・ケリー」、「P・D・ジェイムズ」に続き、イギリスのミステリ作品です。
-----story-------------
ここ田舎町のデントンでは、もうクリスマスだというのに大小さまざまな難問が持ちあがる。
日曜学校からの帰途、突然姿を消した少女、銀行の玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物。
続発する難事件を前に、不屈の仕事中毒にし -
購入済み
中盤まで読み進めた段階で、フロストシリーズってこんな感じだったっけ?と少し違和感があった。
シリーズを続けて読んでいるわけではなく、思い出したように続巻を読んでいるので記憶違いしているかもしれないが、こんなに事件が絡まりながら進むようなシリーズという印象がない。これまでも1作品内で複数の事件は発生していたが、それらの関連性は薄く、もっと淡白なストーリー構成だったような。
それが、本作はいろんな事件や登場人物たちが複雑に絡まりながら話が進んでいく。
しかし、だから今回はストーリーが面白い。これまでは、フロストのキャラで読んでいたような感じだったのが、本作はストーリーにも引っ張られて読ん -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに読んだフロスト警部、これは3作目
1作目、2作目を読んだのが昔すぎて、どんな話だったか1ミリも覚えてないんだけど、なんかむちゃくちゃおもしろかったことだけはしっかり覚えてた。
で、やっぱりおもしろい!
良質な海外の連ドラを見てるみたい。テンポが良くてどんどんのめり込む。幸せな時間でした。
人手不足の警察署。大小合わせてひっきりなしに飛び込んでくる事件の数々。ほぼノンストップで働き続ける警部をはじめとした警察署の面々。海外の小説の場合、私なかなか名前が頭に入らないことが多いんですけど、皆さんキャラが立ってて顔はもちろん、それぞれの声まで脳内で再生される。忙しい警察署内の音も、空気も