R・D・ウィングフィールドのレビュー一覧

  • フロスト日和

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    前作を読んだときにはそんなに思わなかったのだが、本作を読んで残りの全ての作品を読む必要があるなと痛感した。面白過ぎる。私は自分でも結構なワーカホリックかなと思っていたが、フロストはそれをはるかに凌駕する働きぶりだ。

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    2019年04月27日
  • 冬のフロスト 下

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    ネタバレ

    フロストシリーズ 第5弾

    今回は推理小説ぽい感じでなかなか事件が解決されず、こいつが犯人だと思っても違っていたりして最後まで2つの事件が解決されずに進む。

    フロストの人情味がこの書では全開で、相変わらずハチャメチャだけど全てが許され応援したくなる。一方署長のマレットは増々フロスト虐めに拍車がかかり駆け引きが面白い。

    フロストがどんどん好きになっていくのだが、ただ1つ殺された被害者宅の捜査で、住人が居ないのにタバコを吸って絨毯に灰を落とす行動が納得出来なかったので残念!

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    2019年04月09日
  • 冬のフロスト 下

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    ある論文によると、落ち込んだとき気分転換に最適な余暇の過ごし方は、何よりも読書だそうです。個人的には納得の感。このフロスト警部シリーズは、ラヴゼイのダイアモンド警視シリーズと並んで、お気に入り。純粋な推理ものではなく、フロストの武器はあくまでヤマカン。推理小説としては変化球だけど、これが面白い。今回は事件がてんこ盛り過ぎて、正直、完全解決にはほど遠い。周りの警官も無能過ぎ、科学捜査のカの字もない。それでもやっぱり面白い。よい読書の時間でした。

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    2019年01月02日
  • 冬のフロスト 上

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    しばらくぶりにこのシリーズを手にしました。やっぱり、愛すべきキャラのフロスト警部。まあ実際に近くにいたらイライラしそうだけど…。下巻で大逆転なるか、読書を楽しもう。

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    2018年12月28日
  • フロスト気質 下

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    ネタバレ

    毎回読む方もヘトヘトになるが無事収束してよかったよかった。でも細切れに読むとこの人誰だっけ状態になってしまうのが難。

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    2018年11月04日
  • クリスマスのフロスト

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     本作、初出はいつだ・・・?1994年か。少し時代を感じさせる表現が見られるが、面白い。今まで24年間、こんなに面白いシリーズなのに読まなかったことが残念だ。
     いや、まてよ、24年間で6作か。おおよそ5年に1作の出版では、やきもきし、待ちきれない気持ちでいっぱいだな。シリーズ最終刊が発刊された現在に出会えてよかったかもしれない。さっ、これから5作、ゆっくり楽しませてもらおう。

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    2018年10月08日
  • 夜のフロスト

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    ネタバレ

    フロストシリーズ第三弾。

    今回もフロストが活躍しいろいろな事件を解決していく。
    署長とのやり取り、駆け引きは このシリーズを読む大きな楽しみになってきた。

    今回事件がよく似ていたので こんがらがってしまいそうになるが、読んでいくうち不思議に考えなくても整理出来た。

    第三弾まで読んで ほとんどフロストシリーズ中毒になってきた感がある。

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    2018年10月06日
  • フロスト日和

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    ネタバレ

    フロストシリーズ第二弾。

    今回も前作同様に事件が頻発する。
    同僚の警官殺しと連続婦女暴行事件が大きな事件となる二本柱。

    他の事件も前回より気持ちよく解決され、大きな事件もスッキリ、どんでん返し風に解決されたので、フロストのキャラクターだけが際立っていた前作よりも面白かった。

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    2018年07月19日
  • フロスト日和

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    ネタバレ

    1作目で我らがフロストは「憎めないやつ」と思ったが、本作ではあまりのだらしなさに「本当にどうしようもないやつなのかも」と思いながら読み進めた。ただ読後には混乱の中で解決していったいろんな事件のもたらす「余韻」があり、決して単なるユーモア小説ではなかったんだ、と思いを新たにした。

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    2018年07月05日
  • クリスマスのフロスト

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    毎作評価の高い本シリーズを今更ながら初めて読んだ。主人公のキャラクタ依存型と勝手にイメージしていたが、下品でがさつなフロストを中心とした混乱・混沌状態に埋もれたプロットが掘り起こされる爽快感は果たして次作でも期待できるのか早く手にしてみたいと思った。

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    2018年06月04日
  • 冬のフロスト 下

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    ネタバレ

    相変わらず、ドタバタしながら直感を頼りに捜査を進め、運が良ければ犯人逮捕、悪ければ訴えられないようぎりぎりの交換条件をちらつかせ釈放という垂れ流しの捜査絵巻であるのだが、何故かおもしろい。

    フロストの根は真面目で正義感が強いところ、でもとにかく下品で皮肉を言わせたら天下一品であるところ、周囲の部下からはとにかく親しまれているところがじわじわと滲み出ているところ、などなど、あったかストーリーで肩肘張らずに読めるところが良いのだと思う。

    タフィーが何かどでかい仕事をしてくれるのかと思っていたが最後までただのぼんくらだったのが、残念なような、これがフロストシリーズだと思うような。

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    2018年05月11日
  • 冬のフロスト 上

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    ネタバレ

    怪盗枕カバー、娼婦殺し、幼女失踪、その他瑣末な事件が息もつかせぬスピードで入れ替わり立ち替りフロスト警部の元に舞い込む。

    マレット、タフィー、ドライズデールとキャラの濃い面々とのやりとりを楽しむ作品。

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    2018年05月11日
  • クリスマスのフロスト

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    今までの自分のテリトリーに無いタイプの主人公と趣き。。。だらしないし下品だし勘だし!
    でもねー、自分ではこういうかっこよく無いの好きじゃ無いのだけど、それもわかってるんだけど、面白かったなあ。憎めない。なんかやってくれそうだし!長い移動中も退屈しない1冊。

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    2018年03月30日
  • フロスト気質 上

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    いやあ、本当に面白いシリーズです。
    以前に「クリスマスのフロスト」「フロスト始末」というデビュー作と遺作を読みましたが、期待にたがわずこれも1級品です。
    会話文でこれだけ読ませる小説家はナンバー1ではないでしょうか。
    ミステリー嫌いな人にも、是非とも読んでほしい。

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    2018年02月15日
  • クリスマスのフロスト

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    フロスト警部は前途多難である。少女行方不明事件からはじまり、ほかにもたくさんの事件を抱えながら、日々爆走する。上司マレットには嫌われ、嫁には先立たれ、彼には仕事が生きる糧なのである。
    減らず口、下品な下ネタトーク、部屋は書類の山、タバコを好き勝手吸っては他人の家でお構いなし、約束は破る、ボケまくり…はっきりいって無能である。ただし、愛されキャラなのだ。憎めない。時折みせる、冴えた謎解きにグッとくる。
    警察小説とは言えないか?ただただ、フロストが駆け回り、どんちゃんして、真相が少しづつ近づいてくる。フロストに振り回せされる小説。名探偵ならp100ぐらいで終わってないだろうか…笑
    残業申請を出し忘

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    2017年12月28日
  • 夜のフロスト

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    お下劣なセリフが其処此処に舞うテンポの良さと、ばらばらのピースが最後にカッチリ嵌る気持ち良さ。気取っていなくて気楽に読め、そしてこのボリューム。忌々しい通勤電車内の窮屈さも忘れるほど。
    今回読んだのは3作目。今回の相棒・ギルモアは割と有能で好きな部類かも。
    ラストはちょっと切なかったかなー。

    未読の物は2分冊の物ばかりなので、更なるボリュームにちょっと二の足を踏んでいます…登場人物が多すぎて付いていけない難点も(笑)

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    2017年10月09日
  • フロスト日和

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    2作目も安心と安定の面白さ!
    まだ読んでなかった物の中にこういう作品を見つけると
    非常に嬉しいです。
    パズルのピースが嵌るようなミステリと云うと綺麗な感じがしてしまいますが、…綺麗じゃないけど(笑)最後は凄く綺麗にまとまると云うか。毎度御馴染みパターンがあって、今回はそれをどうまとめていくのかとか、今回の相棒はどうなんだろうとか、そう云うのが楽しめる方ならドストライクな作品でしょう!

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    2017年09月19日
  • クリスマスのフロスト

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    名作の名に恥じないミステリー。

    2021年11月16日再読。やはり素晴らしい。小説デビュー作とはいえ、現役の売れっ子脚本家という実力が遺憾なく発揮されています。下品極まりない冗談が癖になります。芹澤恵さんの翻訳もマーベラス!

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    2021年11月16日
  • フロスト日和

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    ハチャメチャなフロスト警部の2作目。一度読んだら、その人物像にはまる。700ページを超える大作?だが飽きさせない。次々と起こる事件に場当たり的に取り組んでいるようで、絡まり縺れながら紐解いていく。直感的論理力?が素晴らしい。警察を舞台としてるが、色濃いキャラクターを配役させる手法は、謎解きに彩りを加え、小説の世界に引き込んでいく。次も読みたくさせる独特の魅力がある。

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    2017年04月26日
  • フロスト日和

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    雑多な事件が次々と起き、フロストの頭の中と同じように雑然とストーリーが進んでいくが、終盤には全てが解決されるので、最後はスッキリとした読後感。

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    2015年12月25日