小田真規子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書の第一弾『一日がしあわせになる朝ごはん』は、2016年に「料理レシピ本大賞in Japan準大賞」を受賞したそうな。
これは納得の成果である。だってどれも、レシピが無くても作れそうなお手軽メニューばかりだったから。(文章オンリーということもあり、中には手順のイメージが掴みづらいレシピもあったけど)
第一弾から約1年後に刊行された本書は、前回以上にメニューのアレンジが効いている反面、「ズボラーさん」でも楽しんで作れる朝ごはんが多く掲載されていた。(注目ポイントの一つは、日曜日の夜に仕込んでおくことらしい)
「ズボラーさん」というキャラクターは、『一日が…』にも一言添えるかたちで登場していたが、今回は初っ端から主役級の扱いだ。それにコメント力も、前よりエッジが効いている気がするし。
コメント一つひとつに共感しながら、料理家の小田先生がサーブする朝ごはんにうっとりする。そんな、プチご褒美タイムが帰ってきた。
「コンビニで売ってるとろっと濃い目のプリンをサンドすると、食パンの塩気とマッチしてこれまたうまいんです。え?フルーツ入ってないって?あ、ほんとだ。すみません」(P 21)
「洗い物を減らす」「(なるべく)火を使わない」「まな板を使わない」といった”ズボラー三原則”をベースに、スイーツ系や、手間暇加えなくても栄養の摂れる朝ごはんが盛りだくさんである。
世界のご当地グルメをオープンサンドに反映させたり、おにぎりの具材なんか55種類も考案されている!「ここから、自分の好きな具材や味つけに応用していったりするのかな…」と、気分は旅行前の旅人みたいにワクワクしていた。
冷凍ごはんも、今までは温めてそのままか、チャーハンにして…くらいの使い道だったが、突き詰めると、あそこまで簡単に&バリエーション豊かに活用できるとは…。肉巻きおにぎり、絶対美味しいって!!
現状甘いものを控えているけど、挑戦してみたいのが「食パンアイスケーキ」。
本当によく考えついたなーと思う。アイスケーキの生地を食パンで代用したもので、材料によっては胃もたれせずに、朝から甘味を楽しめるんだとか。
それなら別に今食べても大丈夫そうだし、検索したらオレンジページでより分かりやすいレシピが掲載されていたから、参考にしてみようっと。
「夜のうちに炊飯器をセットしておけば、朝、つやつやの炊きたてごはんが私を待っている![中略]今年のおみくじに『待ち人来たらず』って書いてあったけど、あれ嘘だから。毎朝ごはんが待ってるから」(P 101)
『一日が…』を読んで以降、自分が食べたいメニューのために、毎朝台所に立つようになった。
前日に希望していたメニューがそのまま食卓に並ぶ…。朝食作りがどこまで持つか分からないけど、今のところ、そういう点が快感だったりする。
気持ちよく起床するためのモチベもなく、朝食は基本、菓子パン。時には朝食すら抜いていたあの頃から少しずつ距離が空いてきている。
今回、朝食プレートの綺麗な撮り方も教わったことだし、自分へのご褒美タイムに一層磨きがかかると期待したい。 -
Posted by ブクログ
ズバリ本書のコンセプト「起きるのが待ち遠しくなる朝ごはん」から、だいぶ遠ざかっていた。
ほぼ毎朝ワンパターンだが、別に変えていこうとは思わず。量もバリエーションも乏しく、栄養バランスだって確実に偏っているというのに…。
けれど最近自分の朝食を見直す機会があり、これからの体づくりのためにも変えていかなあかんと、ようやく重い腰を上げた。健康面もそうだけど、でもやっぱり!どうせなら!自分好みでご機嫌になれるメニューがいい!
その希望を叶えるという点で、本書は適任だった。
「朝ごはんは、いちばん、自由だ」
朝だから何を食べたって良い。極端な話、パフェだって、ラーメンだって、カツ丼だって。何故なら朝に摂った栄養は、寝るまでにはしっかり消化できるから…
今でも大胆に聞こえるけど(2015年刊)、昼・夜の量や栄養バランスさえ気をつけていれば、まぁ…大丈夫か。
ここで取り上げられているメニューも、目玉焼きなどオーソドックスなものからサンデーやうどんと、本当に何でもあり。P 41の「トースト39連発!」は圧巻で、お惣菜系やスイーツ系、どれも悪魔的な組み合わせだった。
その傍ら、食材の栄養素もサクッと&分かりやすく解説されているから、罪悪感に悩まされず導入していけそう。それに平日は5分以内で作れて(週末に仕込めば、翌日の調理時間は0分!)、洗い物も増やさない…と、どこまでも朝食難民に手を差し伸べてくれている。
「今まで夜にあげていた”一日がんばった自分へのごほうび”を”一日がんばる私への投資”にしてみませんか?」(P 91)
私の朝食は、近年まで菓子パン系で済ませることが多く、今でもたまに選んでしまっている。お米の項では「(その食べごたえゆえに)朝からごはんは重い」という意見が触れられているが、菓子パンに偏っちゃうのはまさにそういう理由かもしれない。
しかし朝食に人気の食材には、やはり歴とした裏付けがある。
卵一つとってもそう。卵1個にはタンパク質やビタミンがバランスよく含まれていて、その量はトマトジュース1本分(200ml)にも勝る。そのうえ消化吸収にも良いから、病気の時にも重宝される。
前述のお米も、裏を返せば腹持ちが良いぶん食べ過ぎを防げる。糖質以外にタンパク質や食物繊維もしっかり含まれていたりと、栄養面だって心配いらない。食べる量さえ注意すれば、お米抜きダイエットの必要もなくなるってことか。
食べ方の工夫にも余念がない。
パンの温め直し方では、濡らして固く絞ったペーパーでパンをくるみレンチンすれば、10秒でふわふわになるという。「ひたすらトースター派」だったので、これは明日の朝にでも試そう。
「同じ野菜でも、盛り付け方や味付けを変えるだけで違うサラダになる」というのも、思いつきそうで思いつかなかった。というより、毎日ワンパターンでも気にしないタチだったから、思いつきもしなかった笑
今朝の朝食は、グリーンサラダ・トースト・ベーコンエッグ・ヨーグルト・ブルーベリーにしてみた。ベジファーストでいただいたのを差し引いても、もう消化の仕方から違う。
どんな形になっていっても、せめてワンパターンからは卒業したい…! -
Posted by ブクログ
教えてもらったわけではないから正解かどうかわからない料理を自己流のまま結婚してから40年以上作り続けている。
歴が長いとはいえ、今まで料理上手だと言われたことなど全くない。
どちらかというと下手の部類なんだろうと思う。
時間かけずにちゃちゃっと作るからいつも味が少し違うし、安定していない。
つまりこれは、下手なんだろうなと自分でもわかる。
工夫したら慣れないから口に合わない。
いつもの定番のみで回している。
それすらいつもとちょっと違うのだから、笑うしかない。
子どもも離れて今や夫婦2人の生活だから、今やもっと手抜きで品数も少ない。
最近、揚げ物すら滅多にしない。
これではダメだろうと。
ちょっとマズイを改善できたらと思い読んでみたこの一冊。
もっと早く読んでいたらと思った。
当たり前のことをことごとくテキトーにしていた。
超基礎をスルーしてたらマズくなるよなぁ…と。
たまには基本をもう一度振り返ることが大切だとしみじみと思った。
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Posted by ブクログ
つくりおき料理のレシピを見るのは好きで、よくつくったりもするけれど、できたてすぐを食べてしまい、意外にも残らない……。
が、この本のレシピは、逆に「すぐには食べられない」。本当に、未来の自分に、つくり置くためのもの。
数日後の自分って、予想できそうでできないところもあって、急に「今日は、なにもつくる気にならない……買い物にも行きたくない……」みたいな時に、こういう料理があれば、元気を取り戻せそうだ。
ホームパーティーでも出せそうなオシャレなレシピが多く、材料の買い出しにもちょっと手間がかかるかもだけど、数日後の自分のために、いま頑張って仕込むというのは、前向きな気持ちになれて、なんか良い。 -
Posted by ブクログ
タイトルの付け方が上手い!ので思わず手に取った。
定番のおかずはレシピを見ながら料理なんてもうしてない、くらい長く家族のおかずを作ってきたけど、それでもサラダのドレッシングの使い方など、新しい発見はあった。手抜きしたり、サボっていたこともあったな、と気付かされた。
マンガと写真が入ってるのがとても読みやすいし、わかりやすい。調味料も、スーパーやコンビニでも買えるものばかり。今日から料理を始めようとする人にも使える内容だ。
私とは考え方の違うところもあるけれど、初心者には鉄よりテフロンのフライパンが使いやすいだろうし、精製塩の方が安く手に入る。でも肉じゃがにロース肉は使わないかな。野菜炒めの肉は丸めておくとそのまま固まってしまうと思う。最近、薄切り肉はさっと湯通しして開いてから、最後に肉を加えることを覚えた。茹でたスープは灰汁をとって、ラーメンの汁にしたり、味噌汁に使う。
料理上達のコツは、とにかく同じレシピで何度も作り、経験していくこと。アレンジするのはそれからがいいというのはその通りだと思う。私は基本のだし巻き卵のレシピをおろそかにしたばかりに、自己流で失敗を繰り返していた。料理の方法は、経験を積み重ねていくものだが、この本を読んで、常に新しいひらめきや工夫は取り入れていくべきだと思った。
著者のインスタグラムで、ちょっとした発見や工夫を一言ずつ発信しているので、チェックすると面白い。