あらすじ
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食べられなくはないけれど、おいしくもない!
ときどき成功するけれど、失敗することも多い!
そこそこ料理歴はあるのに、「料理上手」なんて程遠い…。
「何を作っても60点」の編集者が、料理のプロに習ってみたら、
食材の洗い方や、野菜を切るときの“猫の手”の形、卵の混ぜ方など、
超基本的なことすら間違っていたことが発覚!
料理初心者さんにも
自分の料理に納得ができてない人にも、
90点の出来の料理を120点に伸ばしたい人にも
料理をするすべての人に役立つヒントとレシピを
コミカルなマンガとともに、たっぷりお届け。
120冊以上の料理本を出版している、料理研究家・小田真規子さんが
簡単&おいしい定番レシピ、“レシピ以前”の基本知識を
丁寧に教えてくれる一冊です。
VOCEウェブサイトの連載「なんだかメシマズなので、料理上手に習ってみた!」を再編集。
書籍だけでしか読めない「細かすぎるQ&A」やマンガも収録。
【こんなお悩みを丁寧解説!】
・鶏肉は生焼けしそうで怖い!
・おにぎりの形がいつもバラバラ
・煮物を作ると煮崩れと生煮えが同時多発
・チャーハンが一生パラパラしない! etc.
【ついスルーしがちな基本やマインドの見直しにもお役立ち!】
いくつ当てはまる?
・「冷蔵庫から出した肉を常温に戻す」とか面倒!
・「レシピを見ずに料理する」が憧れ
・1年以上同じフライパンを使っている
・「料理はセンス」だと思ってる
・「まずフライパンを温める」って10秒くらい?
【掲載レシピ(一部)】
・絶対生焼けしない「鶏モモ肉のソテー」
・フライパンで作る「理想の卵焼き」
・10分で完成「絶品味噌汁」
・歯ごたえも完璧!「しっとり肉じゃが」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
料理は理論!って感じの非常にためになる本でした。なぜそうするのかという説明が理論だっていて、さすが研究所も開いてる先生。登場人物紹介にいないマスコット風のがいて時々感想を呟いているのがイラストレーターさんの自我だと気付いて爆笑しました。
Posted by ブクログ
卵を溶くのを必死というか真剣というか。そうそう。が多い。テフロン推しなのね。油入れて火にかける方が楽なのかなあ。1分予熱してから油にしてるけど。諸々面白かった。しょっぱい時の酢、薄い時の塩+甘みは確かにそう。5.5%塩水のおにぎり手水はやってみよう。
Posted by ブクログ
なるほど、私の料理がちょっとまずいのは、間違った思い込みとズボラのせいだった。
どうすればいいか、わかりやすくポイントが書いてある。
具体的なレシピの章では、ここをコピーしていつでも参照できるようにしておくといいと思った。
しかし、実際にはやらない。
めんどうだから。
そういうズボラが、「ちょっとまずい」になる原因なのだとよくわかった。
とりあえず、わずかながら覚えているポイントだけは実行しようと思う。有益な本であった。
Posted by ブクログ
教えてもらったわけではないから正解かどうかわからない料理を自己流のまま結婚してから40年以上作り続けている。
歴が長いとはいえ、今まで料理上手だと言われたことなど全くない。
どちらかというと下手の部類なんだろうと思う。
時間かけずにちゃちゃっと作るからいつも味が少し違うし、安定していない。
つまりこれは、下手なんだろうなと自分でもわかる。
工夫したら慣れないから口に合わない。
いつもの定番のみで回している。
それすらいつもとちょっと違うのだから、笑うしかない。
子どもも離れて今や夫婦2人の生活だから、今やもっと手抜きで品数も少ない。
最近、揚げ物すら滅多にしない。
これではダメだろうと。
ちょっとマズイを改善できたらと思い読んでみたこの一冊。
もっと早く読んでいたらと思った。
当たり前のことをことごとくテキトーにしていた。
超基礎をスルーしてたらマズくなるよなぁ…と。
たまには基本をもう一度振り返ることが大切だとしみじみと思った。
Posted by ブクログ
タイトルの付け方が上手い!ので思わず手に取った。
定番のおかずはレシピを見ながら料理なんてもうしてない、くらい長く家族のおかずを作ってきたけど、それでもサラダのドレッシングの使い方など、新しい発見はあった。手抜きしたり、サボっていたこともあったな、と気付かされた。
マンガと写真が入ってるのがとても読みやすいし、わかりやすい。調味料も、スーパーやコンビニでも買えるものばかり。今日から料理を始めようとする人にも使える内容だ。
私とは考え方の違うところもあるけれど、初心者には鉄よりテフロンのフライパンが使いやすいだろうし、精製塩の方が安く手に入る。でも肉じゃがにロース肉は使わないかな。野菜炒めの肉は丸めておくとそのまま固まってしまうと思う。最近、薄切り肉はさっと湯通しして開いてから、最後に肉を加えることを覚えた。茹でたスープは灰汁をとって、ラーメンの汁にしたり、味噌汁に使う。
料理上達のコツは、とにかく同じレシピで何度も作り、経験していくこと。アレンジするのはそれからがいいというのはその通りだと思う。私は基本のだし巻き卵のレシピをおろそかにしたばかりに、自己流で失敗を繰り返していた。料理の方法は、経験を積み重ねていくものだが、この本を読んで、常に新しいひらめきや工夫は取り入れていくべきだと思った。
著者のインスタグラムで、ちょっとした発見や工夫を一言ずつ発信しているので、チェックすると面白い。
Posted by ブクログ
自分の名誉のために書くと、自分の料理を"ちょっとマズイ"と思ったことはありません(笑)他人が食べてどう思うかは知らないけど、自分の好きな味にしてるから、特に不満もなく食べてます。
が、本書を読むと、ちょっとしたコツというか、料理を作る上で誰もが勘違いしているのでは?と思う、ささやかなポイント等が書かれていて、『へぇーそうなんだー』と目からウロコ。
大した違いはないだろうと思っていたことも、基本をきっちり押さえたらよりおいしくなるのかな?って少し思ったり…まぁ実践できるかはまた別の話だけれど、勉強になる一冊でした。
Posted by ブクログ
野菜の水揚げやごはんを卵コーティングしてからの炒飯など実践してるものもいくつかあったが、卵液の垂直混ぜ、火を止めて放置する豚しゃぶの茹で方など、なるほど!な秘訣が勉強になる。理屈を知って納得できるレシピこそ信頼できる。