中竹竜二のレビュー一覧
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ネタバレ面白い!
自己認識をすることがいかに難しいのか、そして、正しく自己認識をすることがいかに大切なのかを、事例とともに教えてくれている。
誤った自己認識をしていると自分も他人も不幸にしていく可能性が高くなり、正しい自己認識をしていると幸福度は高まると思われる。
自己認識を高める方法も詳しく載っているので、自分がどこでつまづきがあるのか、それをどう乗り越えるかが分かる。
それはチームの状況を見る上でも大切な視点である。
巻末にある自己認識チェックシートも良くできているため、一度トライしてみると面白い発見がある。
自己認識とは、自分自身のことを明確に理解する力-自分とは何者であり、他人からどう見られ -
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これまでの人生は失敗の連続だった。
中学、高校、大学は第一志望は全滅。
かろうじて、大学院だけうまくいった。
就職活動も最初は失敗、そして転職で挽回。
失敗して挽回する。その繰り返し。
失敗から立ち直るということが何となく
結果としてやっていた。
その当時はただ悔しくて、ただがむしゃらに
「こうしたい!」という気持ちを現実にできるように
してきた。
この本は、一見すると成功者の2人が重ねてきた
失敗から立ち上がる方法を体験談とともに
書かれている。
印象的なエピソードや考え方が随所に描かれている。
この本に早く出会いたかったなぁ
この本を子ども達にも早く読んで欲しいなぁ
と切に思います -
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カリスマリーダーの後、著者はどのようにリーダーを発揮する(した)のか。
この本はその過程、方法を具体例とともに示しています。
読めば読むほどマネジメントの力強さを実感できてきます。
上にたてばたつほど、責任ある仕事、役割を求められれば求められるほど
この本をよく読めば読むほど実感する「考え抜く」ことの大切さがよく分かり、
今、それがまだまだ不十分、できていないことを感じます。
今、父子で話題のカリスマリーダーの後にもかかわらず成功したのは、
この本に書かれている「道具」を考え抜いて使いこなせたからこそ、
何かに責任のある立場の全ての人にオススメの本です。 -
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■スタイルを反映したVSSの描き方
STEP1:その人らしいヴィジョン(ゴール)を描く
- 考えること
ゴールに向いている内容、ゴールの高さなど
- 考えるポイント
好きな領域・嫌いな領域を考える
得意な領域・苦手な領域を考える
目標設定は高いほうがいいか、手が届きそうな目標がいいか
成長を目指すのが向いているのか、成功を目指すのが向いているのか
STEP2-1:その人らしい、最もストレスのないストーリーを描く
- 考えること
ゴールを目指すにあたり、その人が最もストレスのない目指し方
- 考えるポイント
物事に対する態度 / 人に向き合う態度
個人プレーが得意か、チ -
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ネタバレ色々な人達をまとめることが多くなってきた、最近。
仲間達の…友人の…
そして、何よりも自分への期待の掛け方を間違ってはいけない、と
思い、購入した1冊。
心から購入して良かったと思えた本。
これでもう1段階上に成長できる気がする。
「期待」は自分勝手な自己欲望であってはいけないし、
期待をかける相手と共有もせず、期待を抱いてはいけない。
自分が期待すること、それが本当に相手とマッチしているかは分からないから。
大事なのは、対話。
正しい期待をかければ、人は大きく成長する。
★Key point★
・「期待通りにならない理由」
1、自分勝手な「強制要望」だから。
2、期待のミスマッチに -
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身につけたい力は3つ。
1.自己認識…自分を知る力
2.自分を導く力…主体性
3.自分を支える力…自己承認
◾️自分の好きと弱みを知る.…他者から見られる自分も知り、認識のギャップを知ること。
◾️主体性とは、自分の頭で考えてやるべきだと選んだ行動に取り組む姿勢のこと。自分の責任で切り拓いていく覚悟…そのためには自分の未来をイメージ+3年後の自分に期待することを明確にする。明るい未来が描けなくても、何度も5分おきでも再出発してよい。
◾️自己承認とは、自分を支える力のこと。行動や成果を振り返ることが有効。内容・感情・姿勢の振り返りをする。人と比較するなら、3ヶ月前の自分と比較する。
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マネジャーにとって最も重要な仕事とは何か?
その答えは「チームメンバーに仕事の進捗を支援すること、仕事が進んでいる感を与えること」であり、それが最もチームのパフォーマンスを高める方法、と著者は説いている。
さらに効力が高いのは「チームメンバーのやりがいのある仕事の進捗を支援すること、仕事が進んでいる感を与えること」である。
「進捗の法則」が本書全体の中心的なテーマ。
進捗以外も合わせると、インナーワークライフ(仕事そのものから得られる個人的職務体験)に影響を与えパフォーマンスが向上する要素は以下である。
・やりがいのある仕事が前に進むよう支援する「進捗の法則」
・仕事への直接的なサポートであ -
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中竹さんを現役時代も、監督時代も知っている。
オーラのない監督に、早稲田ラグビーのファンとして歯痒い思いもした。清宮監督の遺産は何処へと。
彼が監督を辞めた後、講演を聴く機会があった。
リーダーシップよりフォロアーシップ。
一人一人が自分にしかできないスタイルをもつべきだと。
説得力はあった。でも物足りなさもあった。
強引にでも道を示してほしい時もあるし、カリスマ性が大きな夢と憧れを生み出すことがあるからだ。
一人一人が考え、みんなて創造していく。それはそれで素晴らしい。しかし、その先にある未来図を見せてやることも指導者に必要な力量だと思う。
相手より先に挨拶する
ごみは迷わず拾う
道具を大