あらすじ
僕たち、もう無駄に迷うのはやめにしよう。
組織のゴールを達成するという役割を果たさなければならないときに、不完全な僕らが使うべき道具が、判断(Judgment)と決断(Decision)。
判断の基準は、正しいか正しくないか。決断の基準は、強いか弱いか。さらには、早いか遅いか。そして、両者は時間軸で分けられる。判断とは、過去の事象について評価すること。決断とは、未来の事象について方向性を打ち出すこと。
ラグビー大学選手権で早稲田を二連覇に導いた若き智将・中竹竜二が明かす今までになかったリーダーシップ論。
※本書は2011年3月に東洋経済新報社より刊行された『判断と決断』を電子書籍化したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
判断と決断の違いを知り、行動を変えると、仕事のしかたも変わってくる。
即断即決をエンプロイアビリティと言っていいかどうかはわからないが、こんなにすぐに身につけられるスキルってあんまりない。要は自分の気持ち次第なので。
Posted by ブクログ
カリスマリーダーの後、著者はどのようにリーダーを発揮する(した)のか。
この本はその過程、方法を具体例とともに示しています。
読めば読むほどマネジメントの力強さを実感できてきます。
上にたてばたつほど、責任ある仕事、役割を求められれば求められるほど
この本をよく読めば読むほど実感する「考え抜く」ことの大切さがよく分かり、
今、それがまだまだ不十分、できていないことを感じます。
今、父子で話題のカリスマリーダーの後にもかかわらず成功したのは、
この本に書かれている「道具」を考え抜いて使いこなせたからこそ、
何かに責任のある立場の全ての人にオススメの本です。
Posted by ブクログ
・「判断」とは過去について評価すること。「決断」とは未来への方向性を打ち出すこと
・「判断」の基準は、正しいか、正しくないか
・「決断」の金純は、強いか弱いか、さらに早いか遅いか
・判断と決断は、人を成長させ、組織を強くする道具でもある
・瞬時の決断は、基本的に「直観」によってなされる
・準備→現場の工夫→振り返りの連続
・判断と決断をひたむきに実践することで、人も組織も強くなる
Posted by ブクログ
「判断」とは過去について評価すること。
「決断」とは未来への方向性を打ち出すこと。
判断の基準は、正しいか正しくないか。
決断の基準は、強いか弱いか。早いか遅いか。
過去の事実は変えられないが、解釈は変えられる。それが過去への判断。
未来の会を探すことより、解を創ること。それが未来への決断。
判断はフラットに得た膨大な情報を目標にあった基準で行う。
決断は過去の判断を材料のひとつに覚悟をもって行う。
意識して実践し、成長したい。
Posted by ブクログ
判断をすべき時は、ことの大小はあれ、人が「混沌」の中にいるとき。そして、判断を終えた後、物事はある指標・基準において整理された状態になる。
決断すべき時は、人が選択肢を前に迷っているとき。決断を終えた後、人は新しい一歩を踏み出し、選んだゴールや方針に向けて行動を起こす。