【感想・ネタバレ】insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月15日

面白い!
自己認識をすることがいかに難しいのか、そして、正しく自己認識をすることがいかに大切なのかを、事例とともに教えてくれている。
誤った自己認識をしていると自分も他人も不幸にしていく可能性が高くなり、正しい自己認識をしていると幸福度は高まると思われる。
自己認識を高める方法も詳しく載っているので...続きを読む、自分がどこでつまづきがあるのか、それをどう乗り越えるかが分かる。
それはチームの状況を見る上でも大切な視点である。
巻末にある自己認識チェックシートも良くできているため、一度トライしてみると面白い発見がある。

自己認識とは、自分自身のことを明確に理解する力-自分とは何者であり、他人からどう見られ、いかに世界へ適合しているかを理解する力
内的自己認識とは、自分の価値観、情熱、野望、理想とする環境、行動や思考のパターン、リアクション、そして他者への影響に対する内的な理解のこと
外的自己認識とは、周りが自分をどう見ているか知る力のこと
自己認識は伸ばすことのできるスキルである。
本書の目的、自分を知らない状態から一歩抜け出し、自分に対するインサイトを得て、より賢明な選択をし、より強固な関係を育み、そしてよりよい人生にしたいという願うすべての人に向けた本。

自己認識7つの柱
・価値観を知る:自らを導く行動指針
・情熱:愛を持って行うものはなにかを知る
・願望:経験し、達成したいもの知る、本当は人生に何を求めているのか
・フィット:自分が幸せで存分に力を尽くすために必要な場所を持つ、自分が幸せで存分に力を尽くせる環境を見つける
・パターンを知る:パターンとは、あらゆる状況で見られる思考や感情や、行動の一貫した傾向
・自分のインパクトを知る:インパクトとは自分の行動が周りへどう影響を与えるのかを知るために、視点取得(パースペクティブ・ティキング)を持つ
視点取得とは、他者の思考や感情を想像する力
・リアクション:自分自身の力量を物語る思考、感情、行動を知る


自己認識力を高める
内:ダブルループ学習(自分の価値観や前提を疑うこと、他者からも疑問を投げかけてもらう点)(過去にした予測と実際の結果を比較検証する習慣を身につける)
外:自分の能力や行動にフィードバッグを求める
フィードバッグは愛のある批判者の物を聞く、正直でありながら、心底こちらのことを思ってくれる相手。

自己認識を持つチームとは、力を尽くして同様の理解を集団レベルで得ること
基礎1:目的、何を達成しようとしているのか
基礎2:進捗(確認)
基礎3:プロセス、どうやって目的を実現するのか
基礎4:前提、自分たちの事業、環境を正しく認識しているか
基礎5:個々人の貢献、各メンバーはチームのパフォーマンスにどんな影響を与えるのか
自己認識をもたらうリーダーの要素
1、手本を示す
2,心理的安全性を確保する、及び期待
3,継続的な取り組み

1
ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年12月18日

自分に甘く、自分に正当な評価が下せない。
まさに自分がそれだ。

内的自己認識と外的自己認識。
自分を知るには、他人から見た自分も重要だと
気づかされた。

他人からのフィードバックはめっちゃ怖い。
心折れそうだけど、やってみる価値はありそう。

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Posted by ブクログ 2023年02月24日

自己認識を自分で伸ばすための、エピソード集であり、既存研究のscrapbookであり、実際的なツール集。「なぜより何(どんな)」などすぐ使えるヒントたくさんで良。(全体的にユーモアあふれ、マインドフルネスの節は笑ったw

企業で360度評価制度とかつくる人にも良いと思う

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Posted by ブクログ 2022年11月09日

自分を客観視する力が弱いと感じていて
自己分析で検索して見つけた本

自己認識という概念自体、本作で初めての出会いで読めば読むほど耳が痛いことがたくさん書いてあり、求めていたのはこれだと確信を得た。
またこの実践においては正直、信頼のおける他者を必要とすることや継続が必須であることから自信がないが、...続きを読む本気で自分を変えたいのであれば、行動に移すためのヒントは十分な本である。一度で頭に入らないので繰り返し読むこととしたい。

全てにおいて事例が付いているので、ページ数も多く(巻末の原注が50ページくらいもある)なかなか読み進めるのには時間がかかるが、序盤で各章の要約が記載されているので、一章ごとにそれに沿って自分の中でまとめると頭が混乱しない。また、紹介される事例自体が面白く感じられる人には向いていると思う。
全体的に長いので、要するに何をすればいいかを端的に知りたい人にはお勧めしない。何か行動を起こすにあたって、疑問があると躓く人や十分納得感を得た上で実践に移りたいタイプに向くものと感じた。ただ納得感は行動ありきで感じるものであるので、行動した後に読み返す作業が必要なようにも思う。

ひとまず読み切ったことで達成感を得てしまわないよう、自分を律しつつ七日間チャレンジに着手したい。

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Posted by ブクログ 2022年07月27日

自己認識を高めるのに内省は逆効果なこともある、とか、自分からみた自分と他者からみた自分、それぞれを知らないといけなくて、それぞれには何の関連性もない、とか、自己認識について知っているようで知らないこと、間違っていたことがよくわかった。
巻末に自己認識を高めるためのツールもついているのでやってみようと...続きを読む思う。

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Posted by ブクログ 2021年05月02日


「なぜ」ではなく「何」。
ビジネスの世界で物事を掘り下げる時は、「なぜ」を繰り返しますが、人、特に自分を掘り下げる時は、「何」を追求すべしと著者は語る。

自分の人生や仕事を豊かに実りあるものにする為には、自己認識力が大切。
自己認識力とは、自分自身を理解する力と外の視点から自分を理解する事。

...続きを読む多くの場合、外の視点が、欠けていたり弱かったりして独りよがりの自己認識をされているケースが多い。著者はその様々な事例を用意し、本書で説いている。

自己認識とは、自分自身と他人からどう見られているかを理解しようとする意志とスキルの事。

これが出来る人は7つの柱を持っていると著者は語る。
その7つの柱を理解し、自分を正しく知る事で、仕事と人生を変え、豊かなものにしていきたいと思いました。

自分を振り返るきっかけを与えてくれた良質な一冊でした。

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Posted by ブクログ 2020年11月13日

ビジネスでも、私生活でも、根本的な問題はいつもヒト·人間関係にあるだろう。人間関係をうまくいくようにするのは、自分とは何者であり、他人からどう見られているかを理解する能力ーこれを自己認識というーを持つことから始まる。その知識や解決策を得るのが、この本である。

自分自身の自己認識、チームにおける自己...続きを読む認識、組織における自己認識を高め、自分の人生、ビジネスの成功を導く手助け、気づきを与える、まさにインサイトを得るために何度も読み返したい本だ。

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Posted by ブクログ 2020年10月23日

自己認識と他者認識について、豊富な経験談とともに科学的なデータで書かれていた。理解して、実践すれば、かなり為になりそう。また読みたい。

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Posted by ブクログ 2020年01月19日

目からウロコとはこの事!

self awarenessの重要性とどうしたら自身に取り入れるかが明確となる一冊

同時に日本企業は自己認識に関して弱すぎると感じさせる一冊
各個人に委ねられている気がするが、もっとリーダーシップ論等に研修を集中するのではなく自己認識に関する研修をやった方がいいと思った...続きを読む

自身が実践し、社内講師になれるようにしたい


文句なしの5点をあげたい

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Posted by ブクログ 2019年12月22日

2回読みました。タイトルの通りですが、自己認識の重要性について語られています。特に、whyではなくwhatに目を向けろというのは目からウロコ。あとは、積極的に周りからのフィードバックを頂く機会を設けなければいけない。自分のことは自分が一番わかっていない。

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Posted by ブクログ 2019年12月15日

自己認識の欠如は自分にこそ当てはまる…それを思い知らされた一冊である。今できることをこれから再度初めて行こうと思う。まずは、この本の巻末を使って自分を知ることから始めたい。

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Posted by ブクログ 2023年07月15日

最も印象的だったのは、「なぜ?は自分以外に使う。自分には何?を使う。」です。内省の際、なぜなぜで深掘りすると、泥沼にハマることがありました。やり方が間違っていたのだと気づきました。自分を理解することは、最期までできないのでしょうが、ずっと共に生きていくパートナーとも言えるので、理解することを諦めない...続きを読むようにします。

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Posted by ブクログ 2023年07月05日

自己認識を高める方法について、読んでいる分には至極当然のことが書かれているんだけど、言うは易し行うは難し。己の行動、振る舞いは逐一見直す必要があると感じた。
ちょっとだらだら読みすぎたので再読したい。

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Posted by ブクログ 2022年08月03日

insightにおいて、自己認識において色々なパターンがある事を知った。
1番の課題はそれが自分の求めている答えなのかどうか、はたまた、それを自分自身が必要だと思っているのかどうか、そこまでの強い意志を持ち取り組めるかどうか、それは個人だけでも成り立つ物では無く、周りの協力も必要で、的確なフィードバ...続きを読むックを貰えるように質問力、それと、正しい事を言ってくれる関係性が必要になる。
あらゆる障壁を超えたのちに、insightが成り立つ。
巻末に1週間毎に取り組めるものがあるが、simpleにでも、まずは目的を持ち取り組む必要がある。
結局、短い人生で何を成し遂げたいかは当たり前な話、1日取り組んだ所で何も得る事は出来ない。
継続して行う事にこそ、人生において後悔と言うのが少なくなる唯一の行動なのかと感じました。

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Posted by ブクログ 2022年03月06日

内的、外的な自己認識とはどんなものであり、いかに正確に知るか。
外的自己認識、組織への展開はある程度知られていることをわかりやすく整理したものだったが、内的自己認識は、自己欺瞞、自己陶酔、内省との違いを明確にしてわかりやすく解説。
完成はなく、日々学び続けるものとして。

◯インサイトの7つの柱
...続きを読む価値観:自分が送りたい人生のガイドとなる行動指針。日々振り返る
2情熱:愛を持って行うもの
3願望:経験し、達成したいもの
4フィット:自分が幸せで存分に力が尽くせる環境。3までの柱ができた後に築かれるもの
5パターン:あらゆる状況で見られる思考、感情、行動の一貫した傾向。現れる瞬間を特定、別のより良い選択肢を試す
6リアクション:自身の力量を物語る思考、感情、行動
7インパクト:自身の行動が周りへどう影響を与えるか。他者の思考や感情を想像する力。視点取得。

◯自己欺瞞に陥る3つの盲点
1認識の盲点:思い込み
2感情の盲点:吊り橋効果などのように気づかないうちに直感的な情動に影響されて結論に至る
3行動の盲点:視点の違いの差

・自分の中の前提を知る
・ダブルループ学習:自分の価値観や前提を疑うことと、他者から疑問を投げかけてもらうこと
・過去にした予測と実際の結果を比較検証する習慣

・安易な自己承認は自己陶酔に陥り、自己認識から遠ざかる
・謙虚さを持った「自己受容」が必要
・自己受容:自分についての客観的事実を理解し、その自分を好きになろうと決めること

【内的自己認識】
◯内省:自分について考えること ≠ 自己認識:自分いついて知ること

◯「なぜ」から「何」に問いを変える:
「なぜ」という問いは基本的に自分の周りを理解する際に役立ち、自分を理解する際に役に立たない

◯日記は書き過ぎない:
ポジティブな思考を検証すればするほど幸せは奪われる。ただ再度ポジティブな思考が得られるよう努力する
ネガティブな思考のみ検証する。頻度は下げる。

◯内省は、自分の恐怖や欠点、不安にひたすらこだわる状態にある「反芻」に陥らせる
・反芻を止める:①周りは自分が思うほど気にしていない、②パフォーマンスではなく学びに焦点を当てる、③別のことに気をそらす一時停止、③決断後は考えない思考停止、④事実確認

◯瞑想を用いないマインドフルネス
1リフレーミング:良いことも悪いことも、複数の角度から見る
2比較と対比:今まさに起こっていることは今までの類似することと比べてどうか
3日々のチェック:内省には時間をかけない。何がうまくいった?いかなかった?どう改善した?を確認する

・星を置いて星座をつくる。一貫したルールの下で

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Posted by ブクログ 2021年10月10日

インサイトは向かい合う鏡ではなく、三角柱のプリズムのようなもの

一番身近な人にすべて曝け出してフィードバックを貰う。最も逃げたくなるがそれを受け入れる必要がある。

自己肯定は恐ろしいフィードバックの前に行うことが一番効果的

■マム効果
人のネガティブなことは本人に言わない

■集団的インサイト...続きを読むの5つの基礎
・目的
・進捗
・プロセス
・前提
・個々人の貢献

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Posted by ブクログ 2021年07月17日

転職活動中にて自己省察の必要性を感じ購入。

内的と外的があり、自分のことは自分が一番わかっていない可能性が高いらしい。

ラストにあるワークは必ず取り組むべき。

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Posted by ブクログ 2021年02月27日

自己認識が全てを変える

読後、この機会に家族に私自身の良くないところを聞いてみました。
素直に耳を傾けると、実際に鋭い分析がされていて、また、その良くないところが繰り返し出ている事に気付来ました。

本書では、母親が上手く感情をコントロールできれば、子供達もより幸せに、自己認識も高まると書いてあり...続きを読むます。
子育てに、いかに保育者の自己認識が大切かを感じました。

自己認識が変えらないとしても、それを笑いに変えて活かすテクニックもあります。人間関係に悩む事がある方には、一読をお勧めします。

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Posted by ブクログ 2021年01月31日

マネジメントを始めた人や始めてから少し時間が経った方におすすめできる本でした。
自己認識力を高めるには、内的•外的自己認識力を高める必要があって、それらを身につける方法が沢山の事例を交えて書かれています。自己認識力は自己成長の為と思ってこの本を手にしたけれど、チームや組織の成長にも繋がること、繋げな...続きを読むくてはならないことを気づきとして得ました。
また暫くしたら読み返したい。

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Posted by ブクログ 2020年10月05日

自己認識についての本。
ワシントンやベンジャミンフランクリンなんかの話でどれだけ自己認識が難しいかというところから。盲点や自分教といった障壁がある。
自己認識を外的と内的と分けてそれぞれの向上策、それからチームとしての話もフォードなどを例に取り上げている。
フィードバックはなかなかしてもらえないし、...続きを読む自分も避けがちだが、それをインサイトに繋げられるよう積極的に受け入れる勇気が必要だ。

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Posted by ブクログ 2020年04月26日

自己認識を知る為の実践方法が詳しく記載されている。内向的自己認識ばかりに囚われていたが、外交的自己認識の重要性も知るきっかけになり、より自分を知れる機会が増えた。

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Posted by ブクログ 2020年03月06日

Insight- 自己認識。「自分」を贔屓することなく正しく見つめられること。

をテーマに書かれた本。内容は基本的に著者の心理コンサルタントとしてのビジネス経験や過去の偉人伝から自己認識に
関する事例を紹介し、それを分析・解説するという感じ。
だから内容はプライベートいうよりはビジネスや組織論に重...続きを読む点を置いている。
また、学究的というよりは実用重視なので、すぐに取り掛かれそうなものが多いが、少し奥行きは浅く感じた。

面白い視点は自己認識と言っても「内的自己認識」と「外的自己認識」があり、どちらかに比重が重くても正しい自己認識は得られず、両方がバランスよくできていないといけない。

あとはあるべき姿とその理由、そしてそれを阻むであろう要因の紹介をしてくれている。

とはいえ、この本の価値の八割は巻末にあるワークなんじゃないかと思う。このワークのためだけに買うのもアリだと思う。

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Posted by ブクログ 2020年02月18日

自己認識(自分の目と他人の目を通して、自己を正しく認識すること)の重要性を説いた本。自己認識のおかげで人生が上手くいった人を沢山紹介しているので、あらゆる層の読者が、参考になる点を見つけることができるだろう。ただし、ボリュームがあり過ぎて最後まで読むのには骨が折れる。その点が残念。

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Posted by ブクログ 2019年12月25日

読むの大変だった!
自分はどうだろ?って思いながら読み進めて、自分は大丈夫。。。なはず。。と思ってしまう時点でまだまだなのかなぁ。
巻末のワークをやらないと

2019.12.25
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Posted by ブクログ 2022年10月14日

人の認知は当てにならない。正しいと思っていることもためにならないことも多い。そんなことが書かれている。
書籍としてみると、重い、説明のために記されている例示が長い。最後の方に何をすれば良いのかがまとまっている。そこを続けて自己改革をするなら、この部分の理解は必要。
何故と問うのは良くない。内...続きを読む省は負のサイクルに陥りがち。日記を毎日書くのは勧めない。などなど、これまで良いとされていたことが否定されている。
本書の途中で3Dアニメ映画の制作会社であるピクサーの話が出てくる。なんでも問題が顕在化せずに映画ができないという事例やその兆候がかなりあったようだ。大きな損失にもなりかねない。この例は学んでおくと良いだろう。

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Posted by ブクログ 2022年06月04日

自己認識の重要性を理解することができた。

内容とは関係ないかもしれないが、読書初心者の自分にとってはボリューミーな内容で難しかった。例え話が冗長だと感じた。

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Posted by ブクログ 2021年07月19日

最初の方で挫折。
海外の自己啓発本のよくあるパターンで説明が長い。
ただ単に今自分に必要としてることではなかったのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2021年04月12日

「自分」は社会的な関係の中で存在している。
だから自分というのは日常的な生活で感じるこの自分ということではなく、自分と他者との関係を現象させる構成要素としての自分ということ。関係のありようを客観的に観察されなければ自分は見えてこない。

観察の主体は一つは自分であり、加えて自分とかかわる他者がある。...続きを読む
自分が主体の場合は内的自己認識、他者の場合は外的自己認識。
内的自己認識を歪める最大の要因は自分自身である。自己防衛し自分の整合を保つために様々な意識が作用してしまうし、過度に自己を責め立ててしまう。
自分で自分のエネルギーを奪ってしまうようであれば自己認識は害毒でしかない。
自己認識が自分自身に力を与え、成長の起点とするには、ありのままの自分をありのままに認めて受け入れる自己受容の構えが重要となる。

自分というのはあるようでないものだと感じている。
自分という主体を自分の意思で突き動かし何事かを成し遂げる自分の満足、とこういった認識の自分像のままだと自分は一喜一憂の対象になりやすい。
自分が生きているのは確かだが、自分を中心にこの世界が広がっていて自分が世界の主人公であるとの考え方は最近腑に落ちなくなっている。自分は関係の中で生かされているのであって、それは他者も同様である。世界の中心はここにもあるが、そこにもあり無数に連なっている。個は全体であり、全体は個である。
このような人間観が今後ますますリアリティをもって眼前にあらわれる気がしている。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月06日

自己認識への自問は稀
内的自己認識・外的自己認識 相関無し
 22歳の中佐のワシントン、ネセシティ砦の戦いの失敗
 自然にできる人へのインタビューでは答えは見つからない

自分自身と、他人からどう見られているかを
理解しようとする意志とスキル

インサイトの7つの柱
 ①価値観
 ②情熱
 ③願望
...続きを読む ④フィット:力を尽くせる環境
 ⑤パターン:あらゆる状況で思考や感情や行動の傾向
 ⑥リアクション
 ⑦インパクト:自分の行動の周囲への影響

何を達成したいか=目標ではなく、
人生に何を求めているか?

ダニング=クルーガー効果
 最も能力のない人が最も自信を持っている傾向
 2歳から認識しはじめ20歳ころに自己像をまとめる
盲点の最小化
 予測と結果の比較、学び続ける、フィードバック要求

自分教
 なるより、思い込むほうが簡単
謙虚さと自己受容
 ミーフォーマーからインフォーマーへ
なぜは自分の周りを理解、何で自分を理解
 内省は自己認識を生まない破壊的なもの
 反芻は自分を責める破滅的なもの

マインドフルネス瞑想 以外の方法
 リフレーミング:複数の別の見方をする
 比較と対比:日々のうまくいったことのチェック
 
MUM効果
 望ましくないことに沈黙を保つ
 >愛のある批判者からフィードバックを求める

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月05日

自分を知らない状態から一歩抜け出し、自分に対するインサイトを得て、より賢明な選択をし、より強固な関係を育み、よりよい人生にしたいと願うすべての人に向けた本。


メモ
・視点取得。自分のうちのみではなく、外からの視点を取得する。

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