小山龍介のレビュー一覧
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勝間和代に代表されるようなビジネスサイボーグ的生き方を支援するツールやアイディアがこれでもかと言わんばかりに紹介されている。
整理ということに絞っているが,佐藤可士和氏も著書で言っていたようにそれは余分なものをそぎ落とし,本質に迫るためのプロセスでありクリエイティブな作業であるのである。情報へのアクセスが低コストで瞬時に行える現代のビジネスにおいて必要とされるのは,情報収集能力や記憶力ではなく,情報をいかにして加工,編集しより価値の高いものに昇華させることが出来るかとうことであろう。
本書で紹介されている数々のアイディアは,そうした知的生産活動に自分の時間を活用し,記憶や定型的な作業,さら -
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本質に目を向ける
短期記憶 フロー 海馬 メモ 会話
インプット→アウトプット→フィードバック
長期記憶 ストック 前脳基底部 ノート データベース
フロー→ストック→フロー→提案
新しいアイデア→既存情報の新しい組み合わせ
バッファ
時間、人、もの、金
15分以上かかるもの→スケジュール
1週間スケジュール
3ヶ月スケジュール
うまく他人と依存しあいながら価値を生み出す
現場を歩きながら物語を構想
現場情報を日記写真で押さえる
物語にかかわる情報を書き抜き整理しておく
情報データベース
テーマやキーワードで検索
自分の辞書
市場規模、店舗数、参考文献の縮小コピー
その場 -
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小山龍介の「ハックス」シリーズの一冊で、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』(光文社新書)の著者として知られる山田真哉との共著です。
前半は、会計の手法を家計管理に持ち込むための方法が紹介されています。その後、資産運用や企業分析の仕方などといったテーマにまで進んでいきます。ただ、もう少しテーマを絞ってほしかったような気がします。とくに最後の企業分析についての説明は、とくにキャッシュフロー計算書を重視するという立場が取られているのですが、初心者にも中級者にも説明が十分ではなく、どっちつかずの印象を受けます。この内容であれば、独立した一冊を当てるなど、もう少しまとまった形でキャッシュフロー計算書の読 -
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2012年、リーン・スタートアップが話題になったのと同じ頃、スタートアップがビジネスモデルを考えるため、あるいは既存企業がイノベーションを起こすための手法としてベストセラーになった本。というように書くと、いかにもスタートアップ・ブームに乗っかったようだが、続編・類書が次々に出版され、今でも企業家育成の参考書として利用されており、年数を生き残る名著なのだろう。
この本の貢献は、何と言っても「ビジネスモデルキャンバス」を発明したことだろう。これまでビジネスモデルを考えるには、バリューチェーンや3C、SWOTなどさまざまな定性的分析、収益構造、財務構造の定量的分析を行い、時間をかけて作るものと思わ -
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がんばらないで成果が上がる「場を整える」コツと習慣。
人間頑張らないで成果があがるほど、人生甘くないものだけど、こうしたハック本は売れ続ける。
筆者が行き着いたのは、ミニマル主義。なるべく持たない、選ばないことで仕事に集中する。余計なことに時間を割くことはしない。ベランダ掃除を勧めてみたりと完全に血迷ってしまったように見える。
ビジネスは決まったミッションに対して、タスクをこなしていき到達するモデル。ベランダ掃除は直感として意味ない。経営者の観点で、こうした憩いの場を作ったらどうかということと、仕事が捗るとか成果が上がるのとは無関係だからだ。
フロントローディングという考え方。ロケット -