あらすじ
0分でアナタもジョブズになれる! ライフハッカー流、天才的アウトプットの方法
HACKシリーズ第一弾の『IDEA HACKS!』をクラウド時代に合わせてパワーアップ!
本書の究極の目的は、スティーブ・ジョブズになること。そのためにはスキルと報酬を直結させるスキル至上主義を捨てて、自分がその業界に何ができるのか、その社会に何ができるのかを考えるべきである。
例えばクラウド上のコミュニティビジネスの基本は、信頼と感謝を育んだ結果としてはじめてマネタイズできる古くて新しい形。こうした「気づき」に基づいて取り組みを始め、試行錯誤を繰り返しながら、これまでの企業の論理を乗り越えた、新しいライフハッカーが生まれてくる。
平凡な人間が画期的なアイデアを生み出し、仕事を「豊かに」するための、ライフハッカー流天才的アウトプットの方法とノウハウを紹介します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アウトプットとインプット
人生を豊かにするコツや習慣が満載
へえの出来事が多数・・・
持っているスキルと仕事の成功に因果関係はない
読み終わったとき、何か自分の中にストンと落ちるものがありました。
Posted by ブクログ
世界を捉える枠組みが「スキーマ」。
多様なスキーマを得るためには超大量なインプット。
複数の専門を得ることで多様なスキーマを獲得。
外部スキーマ(ソーシャルグラフなど)の活用でさらに多様なスキーマを取得。SNSやクラウドDBを活用。
インタビューは相手のことばをオウム返し
議論は「イエス、アンド」で受ける。
ハーマンモデル 左脳⇔右脳、大脳新皮質(中小思考)⇔辺縁系(情動、本能)のマトリックス。第一象限から冒険的、人間的、組織的、理論的となる。役割によって傾向。
ホールブレインモデルは4象限全てに秀でており、CEOモデルとも。
Posted by ブクログ
IDEA HACKS!の前作と比較して中身がグッと現代的になり、深みも増していて刺激が多い。
「スティーブジョブスになるのが目的」というのはムムっと思ったが、その意味は「他者への貢献に集中する」ということであり、その方法論として直観思考力や場への貢献を重視する。
そのためのヒントが多いので、アート的思考、直観力を鍛えるのに使えるアイデアがいくつもあった。
改めて読み返して正解。スキーマ、U理論、エスノグラフィーの活用、第三の傾聴力など、改めて生活に組み込んでいきたい。
Posted by ブクログ
「場」の力を理解して、他者を活かす。そして自分を活かす。そんな内容。
与えることで、後から得る。そういう考えを身体に染みこませておいて、アウトプットもインプットも意識すると、よいのかなと思った。
と、抽象的なことしか今書けてないと言うことは、私の中では未消化。
少しずつ実践していけば、今(2012/06/23)と違った印象を持つかもしれない。
Posted by ブクログ
2006年の第一弾に続く2弾目。この間に「iphone」が世に出ているので色々なツールやハックが生まれているが、「現場へのフィールドワークとディスカッション」という本質は変わらない。単なるツール紹介本でないところが面白い。
・ライフネット生命出口治明さん
「読書によって身に着けたタテ思考と、旅行によって身に着けたヨコ思考が豊かな知性の固定にある」
・ソーシャルメディアは複数の視点を確保するのに優れている
・子どもと一緒にフィールドワークすると一人では行けない場所にもいけるし子どもの目線での発想も生まれる
・イノベーションを生み出すための人材リスト
1.人類学者
2.実験者
3.花粉の運び手
4.ハードル選手
5.コラボレーター
7.監督
8.舞台装置家
9.介護人
10. 語りべ
・アイデア会議必須のツール
・人数にあわせた大きな紙
・ポストイット(75*75)
・色とりどりのカラーペン
・質問会議
・課題提示者以外は質問しかできない
・アイデアという中身と、ビジネスという形の間にある複雑な関係を「デザイン」することが求められている
・議事録ドリブン会議
⇒プロジェクターで議事録を表示させ、会議の中で議事録を作っていく方法
Posted by ブクログ
チェック項目10箇所。今回の『IDEA HACKS!2.0』は、仕事0を「豊かに」するハックです。『IDEA HACKS!2.0』には、仕事を通じて「経済的に豊かな生活」を獲得する方法が満載です、それに加え、精神的な豊かさも目指しています。2.0においては、その人の献身によって、業界や社会といった「場」を豊かにすることで、自分も結果的に豊かになるという新しいアプローチを提案します。断捨離……机の上をキレイにする、もしくはキレイな机につく、机の上が汚いと注意が散漫になります、まず、キレイにしてください、このとき注意すべきなのが、「書類を整理しない」ということ、目をつぶって、書類ボックスにドンと収納してください、もしくは、喫茶店に行くなどして、キレイな「机」を用意するのもいいでしょう。自分のやったことの結果がすぐに見える状態にしておくことも、フロー状態を作り出すポイントです、やったことがすぐ結果として見えることが重要なのです。スキーマを確認するためにアウトプットする、他人のアウトプットを見て、自分にフィードバックする一度経験したら忘れられないアハ!体験を繰り返す。専門領域はそれぞれ、入り口は大きく異なっていても、その先の最先端部分では共通した問題意識を持つことが多いのです、ある分野の専門性を極めたのであれば、もうひとつ別の分野で専門性を極めることもそれほど難しくありません。情報は質の違いから、大きく二つに分かれます、一次情報と二次情報です、よく二次情報だけで企画のアイデアを考えてくる人がいますが、これでは新しいアイデアを作ることはできませんし、インパクトも小さくなってしまいます。現場に入る前に、なるべく本は読まない……情報を事前に入れてしまうと、現場で無意識に情報検証を始めてしまうからです。業界用語を翻訳するトランスレーターになる、翻訳するためには、上辺の言葉ではなく、言葉の示す本質を捉える必要があります。
Posted by ブクログ
アイデアを生む考え方ということもありますが、どうその環境を整えるかまであります。
しかし、半日断食するとアイデアが生まれやすいかどうかは人にもよると思いますし、気分をすっきりさせる儀式をする、というのもこの本を読む方はない人がほとんどなのではないのでしょうか。
(憶測で申し訳ないです)
しかし、アイデアを生むための方法は数々紹介されており、たしかにこのどれか(全部)を使うと何かいいアイデアが出てくるのではないかと感じました。どれも1人でやっても大丈夫ですが、チームで使うとより効果的な気がします。
Posted by ブクログ
途中、難しい用語が多くて挫折しかけたけど、
ラスト近くの具体的なところがすごくわかりやすくてストンと来たので、
最後まであきらめないで全部読んでよかったです。
…インディーズバンドのファンだからかもしれませんが(笑)
それにしても、小山さんも原尻さんもお忙しいだろうに、
いろんな活動してらっしゃるんだなあ。
元気もらえました。
Posted by ブクログ
「アイディア 出し方」とかでググってみたところ、検索結果に出てきた本の中で面白そうだったので買ってみました。
ちょうど会社でアイディアの出し方的な研修があり、その中で出てきた内容と重なる部分もあり、なかなか興味深かったです。
研修内容も含め、反芻してみたいと思います。
Posted by ブクログ
途中まで読んでしばらく放置してましたが、最後まで読んでよかった。
最後のCHAPTER6を読んで、最近のモヤモヤしていた感じが解消できたような気がした。
CHAPTER6が自分にとってすべてだったように思います。
あとは実践するのみです。
Posted by ブクログ
久々にHACKS!シリーズを読んでみましたが、効率を上げるための小ネタの紹介から「豊かな生活」を実現するためのテクニックに軸足が変わっていて期待以上の内容でした。
Posted by ブクログ
好きなんです。この「○○HACKS!」シリーズ。
読む度に新しいアイデアに遭遇して、仕事、生活が楽しくなります。
でも、この本が今までの「○○HACKS!」と違うのは、効率を重視しているのではなく、いかに発想を豊かにするかということに重点をおいていることです。
今までのは、正直なところ「単発のアイデアの羅列」という感が否めませんでしたが、本書では、それぞれのアイデアに厚みがあります。
どれも面白いので、ひとつでも多く、自分のモノにしたいです!!
Posted by ブクログ
朝の野菜ジュースで脳を活性化するのにジューサーが紹介されていました。私はもうすでにジューサー愛用しながら絞り立ての酵素たっぷりの野菜ジュースを飲んでいます。朝・晩と飲んでいますが脳が活性化されているのかな。低速ジューサーが欲しいです。
Posted by ブクログ
・何を受けるか、ではなく何を与えられるか、で判断すべし。
●アウトプットハック
・朝はジューサーで作った野菜ジュース。
・運動
・プライベートライティングと言って、とにかく書くこと。
・フロー状態を作り出す。自分の感覚に集中したり、時間的制限など自己を危機的な制約状況に置く。SCAMPERやそれを進化させたTRIZといった質問方法も効果的。
・U理論もこれに入ってくる。
●インプットハック
・アハ体験を多くする。心の中で「いいね!」ボタンを押しながら、本を読んだり映像を見たりする。
・はてなブックマークはよい。
●デザイン思考ハック
・『イノベーションの達人!』の中でイノベーションに必要な10種類の人間が紹介されている。
・質問会議:アイデアが提出されたら、それに関して質問しかできない会議。そうしてアイデアを進化させていく。
・第三レベルの傾聴。
・一度模型を作ってみる。
●個人ブランドハック
・「会社内個人」を目指せ。自分が一日休めば世界の進歩は一日遅れるという気概。
・「パブー」:自分で本が売れる。
Posted by ブクログ
10分でアナタもジョブズになれる!なんと!
ジョブズになるならないは別にして,この本に書いてあるいくつかを実践してみようという気には十分させてくれる。
2012年の最初の1冊には,気持ちのいい本。
Posted by ブクログ
アイデアハックの本。
発売当初は画期的であったものも多そうだが、今となればサービスも発達して当たり前のものもおおくなってしまっている印象
メモ
・アイデアを作るには脳を自由自在に働かせるアイデア環境が必要
・思いついたことを徹底的に書き出すプライベートライティング
⭐️フロー状態に入るためのポイント
1 感覚の微妙な差異に注意を向ける
2 時間的制約の中に身を置く
3 即座にフィードバックを与える。やった結果がすぐ見える状態にしておく
・セレンディピティに必要な3A
action awareness acceptance
・先入観を持たずに素人の視点を大事にする
・仮説をたてるための3つの方法
1 反対側からみる。トップでなく現場、メーカーでなく顧客など
2 両極端に振って考える。3000円の牛丼。駅遠マンションなど。
3 ゼロベースで考える。白紙から考え直す。そもそも。
・日曜日の休日は本来なりたいものに変身しよう。
日曜●●家を実践する。
⭐️場を豊かにするためのポイント
1 多様性の展開を大事にする。仲良しで固まらない。異質を受け入れる寛容性がアイデアに
2 関係性の創造。
3 循環性の永続。情報が行き交うことで恒常的にアイデアに。
Posted by ブクログ
少々、消化不良感がある。
いくつか試してみたいことはあるので参考にはなるのだが、もっと「いわゆるハック」のようなものを期待していたせいだと思う。
が、子どもが歴史の教科書で学んだことを一緒になって現場に行って調べてみる(p.130)というのは、将来やってみたいと思う。
あとは、所属部署の教科書をつくる(p.190)とか。
[more]
(目次)
はじめに
1 天才的アウトプットハック
フロー体験と直観力
2 超大量インプットハック
場からの学びと多様なスキーマ
3 オリジナルを育むフィールドワークハック
身体の拡張とアイデアの発芽
4 未来を創るデザイン思考ハック
サイエンス思考とアート思考
5 自立力を高める個人ブランドハック
自営と自衛のマネジメント
6 人生を豊かにする複線キャリアハック
シナジーとエナジーの螺旋
あとがき
Posted by ブクログ
スキーマの幅をひろげる。体験を増やすには、フィールドワーク。
→外に出て実体験を増やす。
組織にしばられない会社内個人を目指す。
→組織に貢献すること。ノウハウを積極的に共有することで、自身の価値を高める。
休日こそ、自分が主人公のもうひとつの物語をつくる。
Posted by ブクログ
ライフワークとライスワーク。
セルフブランディング的なことと、その方法のためのデジタルメディアの使い方とかが具体的に紹介してあり、参考になった。
小さいスティーブジョブズになるためのちょっとした教科書。
Posted by ブクログ
前作の『IEDA HACK』より、具体的な方法論ではなく、変化の早いこの現状を生き抜く概念を中心に書かれたと感じた。
震災のあとに書かれたためか、自分の利益の為だけではなく、公益性を求めたセルフブランディングは共感を持った。
Posted by ブクログ
IDEA HACKSの続編本。
目からウロコなHACKSが盛りだくさんです。
今回はチーム単位のHACKSや、仕事だけじゃない、プライベートHACKSもたくさん入っています。
著者の小山氏の趣味もふんだんに使われているので、賛否両論はありますが、すぐ読めてわかりやすいので、いいですね。
ただ、個人的には前作の方が好きですね。やや新鮮度具合は落ちた気がします。
Posted by ブクログ
かつて出版された[IDEA HACKS]の続編。
続編といっても、前作とは目的が異なり、仕事を通じて幸せを得るためにどうしたらよいのか?というのがポイント。
文中の引用にあった、「人はどれだけのものを成し遂げたかではなく、どれだけのものを贈ることが出来たか、で評価される」という趣旨の内田樹氏のコメントが、仕事にどの様に取り組むべきか、を示唆している。
前作はただ単純に、「仕事の効率性」を追及していった本だが、それは今回の方向性に必ずしも合致しないもの、と著者自身が認めて方針転換が見られる。
残念なのは、そうだとすれば、前作を同時期に文庫化して出版されたのはいかがなものかと。前作は古いOSみたいなもので、それを推奨はできないであろう。
Posted by ブクログ
プライベートライティング
脳と手を直結させて書きだす
スキーマ
情報を認知するときに使う思考の枠組み
スキーマ獲得のコツ
他人のアウトプットを見て、自分にフィードバックする
エスノグラフィー
コンテキストの重要性
コンテンツに合わせて、適切なコンテキストを入れ替える感覚を持つ
ex, 料理 3分クッキング、鉄人による対決、男子ごはん、タニタの社員食堂
コンテキスト思考
スキーマという道具を、コンテキストとして活用することで、アイデアを生み出すのがコンテキスト思考
①スキーマを獲得する
②スキーマをコンテキストとして活用
③アイデアが生まれる
スキーマは多様である方がいい チーム力
アブダクション
Posted by ブクログ
まえがきに"仕事を「豊かに」する"とあるように、これまでのようなTips紹介と言うより、考え方や取り組み方に重きを置いている。そのため、ところどころ紹介されるTipsが中途半端な説明しかされず、実際に使うとなるとさらにその説明書が必要になってしまうのではないかと・・・
普通のビジネス書と思って読めば、かなり実践的で分かりやすい。
"ライスワーク/ライフワーク"と言う考え方は、既に何年か前から他の人の著作にも書かれている呼び名であり新鮮味はない。
個人的には、"自分ブランドハック"が分かっているけどできていない部分を再確認できたのが良かった。
10分でジョブズになれる・・・かどうかはさておき、未来思考、アウトプット(贈与思考であり大量インプットもアウトプットあってのもの)が大事。
SNSについては、どうも好きになれないのでコメントのしようがないです。