あらすじ
簡単、よく貯まる! 「ハック家計簿」
ライフハッカー式「超」会計術
「HACKS!」シリーズの小山氏と「さおだけ屋」の山田氏による夢のコラボ企画。
家計から、投資、企業経営まで、お金絡みの自己啓発のノウハウをHACKS!形式で解説する。企業と個人の経済活動を会計的見地から考えるとどうなるのか? 個人が損しないで生きるためにはどうしたらいいのか?
「ハック家計簿」とライフハッカー式「超」会計術を学ぶことによって、楽しくかつ実践的に資産を築くノウハウを紹介します。
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Posted by ブクログ
目次
1 B/S家計簿ハック!
2 家計資産ハック!
3 出費コントロールハック!
4 レコーディング家計ハック!
5 投資ハック!
6 企業分析ハック!
7 四季報ハック!
8 「超」会計思考ハック!
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会計hacks!
目的:長期的な投資のできる家計簿を作る
無料への考え方を改める
p/l:一定期間内のお金の動き(ふつうの家計簿?
b/s:ある時点でのお金の状況のスナップショット→残高管理
<すべてのモノは劣化する>
パソコン1年以内に買い換え
レッツノートなどの人気機種
しっかりカバー
説明書などはしっかり残す
マンションえらびには十分注意
<見えない負債>
自家用車
ガソリン代
駐車上代
自動車税
自動車保険
車検
マンション
管理費
修繕積立金
火災保険
固定資産税
コピー機
トナー代
<時間を食いつぶす負債>
旧式PC
入らない服・本
<時間を生み出す「資産」>
食器洗いき、家事の手間を省く家電
便利なモバイルパソコン
<資産と負債b/s思考>
ローン残高ルール→財政引き締め効果
固定資産の残存価値ゼロルール→賢い買い物効果
固定資産の買い換えルール→固定資産の流動化効果
ROA(総資産利益率)の高い家計簿
オフバランス 負債・資産の圧縮 分母の資産が減り、当期純利益が変わらなければ、比率は改善
「節約」
<売上ー費用=利益>
100万円の利益=50万円の売上増+50万円の費用節減
<年間の節約目標を立てる>
<オポチュニティコストを計算する>
借り方(左)貸し方(右)
左・自分パート:自分の手元に残るもの
右・他人パート:他人から借りるor売り上げる
<3つの口座>
・日常
・貯蓄
・投資
<その他>
・自分への支払いを優先(5%)
・月5000円で家計簿作成代行
「投資hack!」
<アセットアロケーション>
・投資(ハイリスク)、債権などの元本保証(ローリスク)、預金(ノーリスク)を1/3づつ
・株:債権:現金
不況からの回復期:株式投資に集中 901
バブル状況:株式から現金へと変更 208
バブルがはじけ、下降局面:景気の影響を受けにくい債権へ 262
<企業が現金をどうやって持っているか動き>
営業、投資、財務
福利を利用し、目標金額と期間を設定して計画を立てる
「企業分析hacks!」
「四季報hacks!」
決算短信は文章部分を読む:企業が書くもの
業績予想が企業より、四季報の方が高いなら「買い」
NHKで取り上げられた企業は安全
「超会計思考hacks!」
無料という最強の武器 前向きな無料戦略 ノウハウや信頼関係
リピーターこそがビジネスを支える
企業の目的は顧客の創造。よってマーケティングとイノベーションという2つの機能が存在する。
<アクション>:
四季報をみてみる
NHKの企業を注意する
もういちど、長期的なライフプランを組み立てる
月ごと家計簿を付け、予算を考える
Posted by ブクログ
あまり期待せずに読んだが、早速家計簿の付け方をこれに倣ってB/S風に変更してみて、自分の財政状況を把握することができた。これまでのやり方だと全体を掴みきれていない感じが気持ち悪かったが、このやり方だと全体をつかめている感じがして良い。
後半の四季報についてのところなどは自分にとってはどうでも良かったが、前半だけでも十二分に読む価値があった。と少なくとも現時点では思っている。一年後もこのやり方で家計簿つけていたら本当に気に入ったということになるんだろう。
Posted by ブクログ
本書で紹介されている『いくら使ったか』ではなく、『いくら貯まったか』に着目する家計管理が新鮮。無理なく続けられる方法、という発想に新しさを感じる。
Posted by ブクログ
家計簿を会計と同じく動態論ではなく静態論すなわちいくら使ったではなく、制止させた状態がどうなっているかで付けていく。
端数を切り捨て細かいところにとらわれず、経営視点でものごとを判断する練習もできる
しかも家計簿をつけることで最大の節約効果を上げ、作業自体も簡単であり、長続きする仕組みの紹介がある。目からウロコ。
レシートを必要なもの、不必要なもの二つの勘定科目で分け、次は無駄遣いしないように気をつける仕組み
家計における利益は節約額であり貯金額である。
Posted by ブクログ
・不動産(土地)と絵画は減価償却しない。
・現金をもたらしてくれるものは「資産」、現金を奪っていくものは「負債」と考える。
・時間を生み出す「資産」、食いつぶすのは「負債」
・キャッシュフローは現金という実体のあるものの動きを表すので、ごまかすのが難しい指標。
・キャッシュフロー計算書は、営業活動、投資活動、財務活動の3つの分野に分けて、現金の出入りを集計する。
Posted by ブクログ
ずっと読みたいと思っていた本のひとつ。
家計に例える手法で、特に素人には判りにくい「借方」と「貸方」を、何とか理解してもらいたい!という意気込みが伝わってきて好印象。
Posted by ブクログ
ざっくり言うと家計にも企業会計の考え方を入れ、家計の資産を増やそうという内容の本です。お金がなかなかたまらない人にオススメの本です。
(メモ)
・見えない資産…時間をくいつぶすものは負債(例:旧式PC)、時間を生み出す資産(例:ルンバ)
・BSのオフバランス化を家計でも実現させる。
・大金を稼ぐより一日数ドルのラテマネーを節約するほうが大切。
他にも投資の手法、四季報を用いた企業分析の手法等が紹介されています。
Posted by ブクログ
家計簿の付け方は参考になった。読んで以来、ずっと本書の方法でやっているけれど、この方法が1番自分にあっている。自分の習慣を変えてくれた良い本でした。
Posted by ブクログ
お金をどのように管理するか学ぶために読んだ本です。
この本で学んだことは、
・家計簿は、出費をいちいち記録するのではなく、残高を把握することで、その間の支出の総額を算出する。また、千円単位で、また毎日ではなく気が向いた時に記録することで面倒くささを排除する。
・お金の出入りの原因と結果をあわせて記録する複式簿記の考え方を家計簿へ取り入れる。
という点です。
Posted by ブクログ
「パソコンは1年ごとに買い替える」や「趣味は一つに絞る」等成程と思います。
第7章の『会社四季報』の読み方で決算書より簡単に企業情報を知ることが出来ると紹介されています。
山田氏の『女子大生会計士の事件簿』シリーズもお薦めです。
Posted by ブクログ
HACKSシリーズは結構大好きで
著者のメルマガも拝読させていただいてます。
でも、「会計」とついてるということは、
私個人的な勝手な憶測で申し訳ないのですが
この本は難しいかもしれない・・・
なんて思ってましたが、
読んでみると、
ど素人の私でも理解しやすい!!
嬉しい誤算でした
「日常のラテマネー、意識しない出費を節約する」
という指摘に・・・・目からウロコが落ちた思いがしました。
どうしても意識するのは見えるところだったりしますから・・・
習慣化してしまった無駄遣いのことを「お金の生活習慣病」と
名づけていらっしゃいました。
お金のほうも健康管理のように、普段から気をつけたほうがよさそうです。
Posted by ブクログ
#books 家計簿から財務諸表、四季報まで会計の仕組みをわかりやすく説明してて、会計の概念を知るのにいい本。
会計の知識のための本って色々あるけれど、○○率ってのがいっぱい出てきて、まあ会計が企業の業績見たりするのにとっても大事ってのはわかるけど、使える実感がしないものが多い。
この本はとっかかりが何と言っても家計簿。
この家計簿Hackが参考になった。
あと会計部分はごく基本的なものなので何てことないんだけど、四季報の読み方なんてのは意外と会計本には出てこない。
あと、会計は共通言語として協力だけど、会計に出てこないもの=マーケティング:人々の感情に触れるもの、あたりに触れているのもいい。いわく勘定と感情、どっちも大事ということ、意外とどちらかしか注目してないパターンって多いから。
そんなところで、会計が身近に感じられる一風変わった会計本という気がした。
何といっても家計簿Hacksが面白かった。
多くの人が家計簿に挫折するのは何故か!?読んでて思いっきり当てはまって笑ってしまったよ。
普通の家計簿は結局PLベース。そうじゃなくてBSベースで管理すりゃいいんだよーって、ちょっと目から鱗!そりゃ簡単だわー。
そして単位を1000にしちゃうってのも確かに楽そう。
これは早速やってみよう!ということでこの週末に仕込みました。
これはきっと私に向いてるはず。
しばらくやってみよう♪
Posted by ブクログ
オポチューニティコストについて知れてよかった!
今までこういったことを考えてなかったので、
私にとって新しい考え方です。
そのことをしないことによって、得られるものかー。
意識しないとなかなか…。
MBAの留学の話がわかりやすかったな。
目に見えるコスト以外に、これだけの効果が得られないと
もとがとれないのかーと、かなり納得できました。
Posted by ブクログ
PL思考の従来の家計簿ではなく、BS視点での家計簿を提唱している。
「会計」がわかるようになることを期待すると、肩透かしを食らうかもしれないが、「住宅取得」に関する考え方などは、簡単にまとまっており、ためになる。
Chapter1 B/S家計簿ハック!
Chapter2 家計資産ハック!
Chapter3 出費コントロールハック!
Chapter4 レコーディング家計簿ハック!
Chapter5 投資ハック!
Chapter6 企業分析ハック!
Chapter7 四季報ハック!
Chapter8 「超」会計思考ハック!
Posted by ブクログ
小山龍介の「ハックス」シリーズの一冊で、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』(光文社新書)の著者として知られる山田真哉との共著です。
前半は、会計の手法を家計管理に持ち込むための方法が紹介されています。その後、資産運用や企業分析の仕方などといったテーマにまで進んでいきます。ただ、もう少しテーマを絞ってほしかったような気がします。とくに最後の企業分析についての説明は、とくにキャッシュフロー計算書を重視するという立場が取られているのですが、初心者にも中級者にも説明が十分ではなく、どっちつかずの印象を受けます。この内容であれば、独立した一冊を当てるなど、もう少しまとまった形でキャッシュフロー計算書の読み方について解説してほしかったように思いました。
Posted by ブクログ
日本版の金持ち父さん、貧乏父さんという印象。
ただ、より現実的で実践的。
日々の細かい出費の記録はせず、定期的な残高の確認で収支を見る。
貯まっていけばやる気も出る。という理屈。
なるほどやってみるかと思えた。
仕事に日に1日1本缶コーヒーを飲めば、年間28,800円の出費。
こりゃあ、もう缶ジュースは飲めねーわ笑
頑張ってラットレースから抜け出すぞー!
Posted by ブクログ
家計を企業のようにB/SやP/Lの視点でとらえていくのが面白い。
一度B/S上で経済状況を把握してみるのも良いかも。
しかし、具体的な中身としてはあまり実践的ではないイメージ。
毎日家計簿をつけて整理しているような人には良い方法かもしれないが、
そうでない私にとってはレシートをためたりだとか時間的にやってられない。
節約のアイディアについても、ほとんど実践しているような中身…。
後半は会社の経営分析を簡単にする方法で、
転職を考えている人、株を始めたい人の入門としては良いかも。
Posted by ブクログ
副題の、楽しんで資産を増やすコツと習慣、家計簿は大まかでよい、小銭は数えない、買ったものの価値はゼロで計算する、マイホームは減価を考慮して購入判断する。節約は年間目標を立てる。オポチュニティーコストを計算する。資産形成と出費コントロールの知恵がある。
レコーディング、記録を残すことは大切。レシート、クレジットカード、使い分け、複式簿記を使う。
人生はなるべく早期に終止符を!物欲⇒減らしてゆく。人への投資⇒することが、あるべき姿。物品を持たないこと、身体にとって生きるべし、なぜ生きるかを考えてみる。
オーバーアチーブ、対価以上のサービス、労働。
リピーターこそがビジネスを支える。
Posted by ブクログ
その瞬間の家計のバランスシート(資産状況、貯金、ローン)を記録する、というのは楽しそう!出金管理は、まったくヤル気がしないけど、預貯金チェックは好き。
Posted by ブクログ
こういう本を読みたかった!!
家計簿はP/Lでとらえがちだが、B/Sで見ることの大切さを伝えてくれる。
会計士の先生が書いているだけあって会計的な物事の捉え方が満載なので簿記をかじった人ならにやにや読めると思います。
Posted by ブクログ
【会計】によって身につけるべきこと
原因と結果、大局観、時間をミカタにつける、
記録すること(具体化)、仕組みを作る、(選択と集中)など
印象に残った箇所
・お金持ちになると、不動産と絵画を購入する話(時間による減価 がない)
・天引き貯金こそが、金持ちになるための王道
・本質的な価値に比べて、株価が安くなった瞬間が買い時(バフェ ット流長期投資)
Posted by ブクログ
会計思考の具体的な活用法が書かれている。
家計簿を不定期なある一時点で切り取り、バランスシートを作成する方法は
実用的で活用させてもらっている。
Posted by ブクログ
「HACKSシリーズ」の著者と
「さおだけ屋」で有名な著者のコラボ本
サブタイトル通り、家計を会計の視点から指摘
更には投資をする上での視点なども紹介している
お金に対する見方や活用の仕方などを知らない人が、
勉強を始めようとするのにはちょうど分かりやすい
図や表での説明もあるので、読みやすいし、理解もしやすい
(個人的には、もう少し図や表があると、更に理解できたなと思った。)
個人的には、投資に関する記述での
「ローンの視点」、「ウォーレンバフェットの投資術」、
「アセット・アロケーション」の考え方が参考になった
Posted by ブクログ
返済ファーストの原則。投資をする前にローンの繰り上げ返済を優先すべし。返済こそがもっとも賢く、確実な投資先だからだ。ローン利率以上のリターンが見込める投資があれば、返済せずに投資してもよいということ。ただしこのような投資先を探すのは今は困難。ラテマネーは無駄遣いとは言うが、私の場合、スタバにはただ珈琲を飲むためだけに入るのではなく、あのスペースを300円で買って、読書したり勉強したりするので決して浪費とは思っていない。
Posted by ブクログ
○○HACKSで有名な小山龍介氏とさおだけ屋はなぜ潰れないで有名な山田真哉氏の本。家計簿から会計まで読みやすくまとめられている。10年後に売却可能なマンションを購入する。パソコンは1年ごとに買い替える。業績予想が企業より四季報のほうが高いなら買い。等、思わずなるほど~と思うことが書かれている。