打海文三のレビュー一覧

  • 時には懺悔を

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    少し古い話なので携帯電話が一般的じゃないこととかに慣れるのに時間がかかる
    自分だったらどうするかとか色々考えさせられた

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    2025年10月22日
  • されど修羅ゆく君は〈新装版〉

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    あぁ、探偵ねぇハードボイルド?
    読み易いのですぐ読めた。
    ?、表紙の左の人誰だ?
    タイトルもよくわからないな…

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    2025年04月11日
  • Memories of the never happened1 ロビンソンの家

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    すっと読めてすごく面白いんだけど、
    9割シモの話してたから苦手な人はよく考えてから買った方がいいかも

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    2022年09月12日
  • Memories of the never happened1 ロビンソンの家

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    めんどくさい人たちによる、同じところをグルグル回っているようなディスカッション・ドラマ。この手はいつの時代も一定量が供給されているし、安い邦画なんかは特にそうだから、必要としている人たちは常にいるんだろう。登場人物は誰もクールに振る舞うのだけれど、すごい熱意で懸命にクールぶってる印象で、平熱の登場人物が多い、今時のドラマに慣れていると、暑苦しくて仕方がない。このくらいの古さが、いちばん古びて感じられるものなのかも知れない。

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    2022年04月18日
  • されど修羅ゆく君は〈新装版〉

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    ずっと読みたいと思っていた著者の作品。何と言っても題名すごいよね。そしてもてもての男阪本といい、13歳の姫子といい、ウネ子、野崎、新田までも、他の本には出てこなかったような人物が描かれる。もっと読みたくなる小説だろう。

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    2021年04月11日
  • 時には懺悔を

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    単純にして明快な嘘に徹することにしたのだ 胸の内で沸々と発酵している思いに考えを巡らした 色んな喪の儀式を通じて癒されるらしいんだが 死への衝動 水頭症 肢体不自由養護学校 哀しみの底 感情が剥き出し 現状の把握も露骨なほどリアル 二分脊椎症 両下肢機能全廃りょうかしきのうぜんぱい 淡島通り 聡子の健啖ぶりを間近で眺めた 牛久駅 ひろつ尋津真一郎 稲城市 多摩丘陵きゅうりょう 稲城長沼駅 鶴川通り 川崎街道 日比谷公園の松本楼 謂れのない謗りそしりを受け 私刑リンチされた黒人の死体=ストレンジ・フルーツ 山葵わさび 牛蒡の間引き菜 水上勉《くるま椅子の歌》 ひらく拓 アイラ・レヴィン《ローズマリーの赤ちゃん》 民恵 と誰かの死を悼んでいるような嗚咽が聞こえた 激しい煩悶の果てに ションベン横丁 競艇場前駅から尾行されているような気がしてた 「将来使えるタマとは思えなかったが、赤飯炊いて、お祝いさたよ」 明野が新の尿道からシリコンの管を抜いた 引継ぎ ギリギリと骨が軋む音がするほど抱きしめた 一生つづくであろう《癒しのドラマ》がはじまったばかりであり 実際に刑の減軽嘆願書は 三島由紀夫『美しい星』 殲滅思想の一神教らに 大江健三郎『空の怪物アグイー』『個人的な体験』

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    2019年11月02日
  • 一九七二年のレイニー・ラウ(小学館文庫)

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    こうや曠野に吹き晒そうとするのか 劉雨 薬罐が微かな悲鳴をあげた 「恋に落ちるってね、世間からも落ちていくことなの」 クラッシュ ディヴィッド・クロネンバーグ 死に至るほど激しいクラッシュ事故で性的なエクスタシーを得た人々が カオルーン九龍 場末の場末の娼婦 「女性としては、心置きなくセックスを愉しめる、最高の年頃なのよ」 香港島の摩天楼 1989年の天安門事件の後で、彼女は香港に見切りをつけてカナダへ渡った。 アンタッチャブルな空間 清朝時代の建築を模した建物が点在する 男が堕ちた女を救済するというオメデタイ物語へと コロネア路環島 立会川駅 退っ引きならない現実を 初恋 単なる発情です 憩う 眼尻に小さな水滴が 庭木の剪定 東急大井町線の上野毛駅 桟橋さんばし 喪失を甘くて経験できるなんて マカオ 空約束 抱擁を解いた 華奢な顎が持ち上がった クリント・イーストウッドの惨めったらしい男根主義について イ・ポンチャン李奉昌 テコンドーの先生 かつたつ闊達なお喋りを愉しんだ メディテーションと称して朝から晩までドラッグでトリップしていた。その甘ったれた言説と底無しの怠惰な生活に、男友達の方は、一瞬のうちに馴染んでしまったのである。 核査察 テポドン ボーイという一言に 満月の、惨めで、可哀想な、あの失恋でさえ でもそこまでね、甘く想像できるのは あるいは断念した思い 日々の生活とは正反対の側にあるもの 「確信犯として、どこまでも逃避していく」 自分の考えに反駁を試みた いま官能の青い炎が点っているのだとしたら 胆を決め ちぇじゅ済州島 あいくち匕首 渡世とせい キムパプ 野趣溢れるスープ 珍島ちんど 男性的な力強さとは一線を画した優美な泳ぎだ そうてい装丁画 その完璧な陰影に 簡潔に十全に証明していた かんなくず鉋屑 ゴーストワールド ロリータ ナブコフ 舞台は北関東の太平洋岸だものね 中島敦の山月記 「死臭にみちた女」の修辞に内在する穢れの美学化、それが孕む差別の構造 経験できたかもしれない倒錯の極限として、達しえたかもしれない自己解体の一瞬に似た性的オルガスムスとして そうした言わば主体の放棄を迫る女性との、凌辱される関係というものは、女王、にそう尼僧、義母、女教師といった記号群に垣間見えるところであるけれど、それを自己など灼け切ってしまう圧倒的な「他者」への欲情として、官能小説のうちに徹底させてみたいというのが、作家としての僕の野心である。 ポール・オースター〈小説を書くということは、今迄一度も起こらなかった事を思い出すということ〉 この不可能性を虚構の中で救い出すのが小説家の仕事で ヴァギナ・デンタータ=歯のある膣 舅が槌つちを振る小気味好い音が届き かんぜん敢然と無視してしまうだろう 通俗小説 アバンギャルド 欲望をストレートに告げる言葉が 中国服のブレヒト そこに薔薇があった あなたの恋が成就しなかった事にこそ、確信を持つべきだ。経験者であるあなたは、その時そこで、何が起こらなかったのか、よく知っている。シリ・オースターが言う通り、〈起こらなかった〉について書くのが小説なのだから、そして起こらなかった事の内に、語る価値のある物語が無尽蔵に隠されているのだから、あなたには恋愛小説を書く資格がある。 その創作を通じて、作者自身も、彼或いは彼女を束縛している支配的な物語から、如何にして自己を解き放つか。これは自由の根源に関わる問題である。 作家打海文三が心筋梗塞で急死した。五十九歳だった。 単に父親が娘に欲情しているだけですよ 禁忌を易々と超えそうな不埒さ 宮沢賢治の『春と修羅』 兄と妹の近親相姦的なテーマを忍び込ませているのである 艶やか 池上冬樹

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    2019年05月30日
  • 愛と悔恨のカーニバル〈新装版〉

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    世田谷区 戸川姫子 田村翼 むぎぶえ 1992 ジュラシックパーク ラグビー アイルランド 登校拒否 吉祥寺 久我山 戦後ドイツ 渋谷 アラニス•モリセット 武蔵浦和 高田馬場 佐竹 鈴木ウネ子 藤原悠介 帆木幸世 一編の詩であるような暴力映画 フィジー 倉本イサム ヴェロニカ 八尾純一 カニバリズム 靖子 金物屋 代沢 代田 戦艦大和ノ最期 楼蘭 愛知県人 耳の採集 みすず美里 辛島功 毅 報復 権力の打倒 夢の王国 悪へ至る道 朴漢文 鷗 鳶 されど修羅ゆく君は

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    2018年03月30日
  • 時には懺悔を

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    9年前の誘拐事件を追っていたと思われた探偵が惨殺され、その死を明らかにするため、探偵佐竹と見習い中の助手が、かすかな手がかりをたよりに解いていく。

    重度の障害を持って生まれ誘拐された子供、子供の世話に追われて逃げようとしない誘拐犯、知っていて取り戻そうとしない元両親という、犯人側にも葛藤があるタイプの話。

    調べる方もまったくもって完璧ではなく、子供に感情移入してしまったり、犯人を自首させようとヤキモキしたりと悩むポイントが多い。

    文章も読みやすく、いわば「宮部みゆきタイプ」の社会的正義が簡単に適用できないシチュエーションで、読ませたいポイントがわかりやすいところは高く評価できるだろう。

    しかし、時々バイクが転倒したりと、謎の描写が挟み込まれるのは何なのか。ストーリーと関係あるのかと引っかかってしまう。

    また、いろんな世間の悩みを詰め込みたいがあまり、無闇に登場人物を増やしすぎたのもマイナスである。

    力作では有るが、いろいろと人生のネガティブな部分に頼りすぎた作品である。

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    2017年02月22日
  • ハルビン・カフェ

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    福井県にある架空の都市を舞台に、実力行使の報復でマフィアに対抗する下級警官達のゲリラ的活動の表と裏を描いた物語。
    総括するとこんな感じですが、ボリュームのある作品の中で1つの出来事が視点によって複数の意味を持ち、偽名と裏切りが多発する中で人間関係が非常に複数で、仕事の合間に読んだせいか充分に理解できなかった。
    多くの登場人物が目的を達成することなく死んでいき、全体的には救われない印象でしたが、時間のある時にもう一度落ち着いて読み返してみたい。

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    2016年10月23日
  • 時には懺悔を

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    探偵殺しの落ちはひどいが、新の方は、新がどうなるのか聡子と一緒に心配になって急いで先を読んでしまった。
    が、正直聡子がうっとおしくて好きになれなかった。移入し過ぎで探偵には向いていないのでは。

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    2015年12月03日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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    上巻とは異なる破天荒な主人公が、苦しみながらも何とか現状を打破していく物語。
    こちらも過激な描写は多いが、人権問題をテーマにしている節があり、ちょっとだけ考えさせられた。
    こちらの戦場も個人的に良く知っている場所なので、リアルに感じられて楽しめた。
    あまりオススメしません。

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    2015年08月18日
  • 裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争

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    近未来戦争フィクション。日本での悲惨な戦争を舞台に主人公が成長していく物語。
    描写が非常に過激で、読むのに耐えられない人も多いと思うが、戦争の悲惨さを感じるには良いのかとも思った。
    主に関東近辺を舞台にしており、個人的には知っている土地が多くそういう意味で楽しめた。
    あまりオススメしません。

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    2015年08月18日
  • ぼくが愛したゴウスト

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    もう読むのやめたい読むのやめたい、と思いながら最後まで読んでしまった。

    どんよりしてるけどどこか明るくて、切ないけどちょっと楽しくて、でもやっぱり悲しくて怖い。
    みたいな複雑な心情になる話。

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    2015年07月11日
  • 時には懺悔を

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    知り合いの探偵が死んだ。殺し。真実を探っていく探偵・佐竹。一人の障害児がクローズアップされる。
    障害を持つ子を抱える家族の苦悩、ささやかな幸せ。それが軸となりミステリーとしてもぐんぐん引き込まれる。読後も余韻たっぷり。
    とても良い本でした。

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    2014年10月10日
  • ぼくが愛したゴウスト

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    「裸者と裸者」は面白かったけどちょっと、ついてけない部分がありましたが(SFとか、軍隊物を読まないので知識がなくて、場面とか装備なんかのイメージが上手く出来ないという意味で)これは素直に読めました。
    平凡な生活の描写とか中野駅ってあたりと、主人公が巻き込まれた混乱や拘束、そうして辿り着いた結論の差が面白かったです。妙にリアルで怖かった。。。
    小さい頃の、この世界が嘘だったらどうしよう的な考えを思いだしました。四次元の世界とか。ドラえもんでも劇場版でそんな話がありましたね。
    みんな一回は考えるんでしょうか。

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    2014年08月04日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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    上巻はのめり込むように読んだが、下巻では少し戦闘場面に飽いたのか、それとも読んでいる自分自身の精神状態が影響したのか、上巻ほど引き込まれなかった。
    スポットが当たる人物が上巻から下巻でガラッと変わったのも、その一因かも知れない。
    ともあれ、果てしなくとすら思える内乱状態に陥った日本の姿を、圧倒的な迫力で描いていて、自分自身の平和ボケや甘さを思い知らされる。
    目を背けたくなる反面、続きが気になってたまらない。
    なんやかんや言いつつ、未完と知りつつ、続きを読んでしまうんやろうなと思う。

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    2014年04月22日
  • ぼくが愛したゴウスト

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    伊坂幸太郎のエッセイで書かれていたので読んだ。
    難しかった。
    何がなんだかわからなくなり、救われない気持ちになった。

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    2014年02月19日
  • ハルビン・カフェ

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    硬質な文章に見合ったハードボイルドさ。ハードボイルド小説、というよりは大人のヒーローものです。男でも女でもぞわりとくるヒーローを明かそうと奮闘する話。しかしストーリーが多重構造を極めていて一回では全貌を理解しきれず…

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    2013年12月07日
  • ハルビン・カフェ

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    日本海に面した架空都市を舞台に、中・朝・露のマフィアと警官による自警団の争いを描いた純日本製ハードボイルド。
    多視点の構造によりストーリーが難解になっているため、格好良いと思えるシーンを拾い出しつつ読むのが良いかと。

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    2013年08月21日