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Posted by ブクログ
「愚者と愚者」下巻。ジェンダー・ファッカー・シスターズ。
下巻は椿子率いる「パンプキンガールズ」と河野率いる「黒い旅団」との戦いが描かれる。女の子の自由を掲げるパンプキンと女性の戦闘参加を許さない黒い旅団の見解の相違から、複数の武力勢力に跨り戦いが繰り広げられる。。
今回も深いお話。万人に受け入れられず、読者を選ぶ作品。数多くの武力勢力が登場し、名前と関係がわかりずらい。それでも椿子と周りの仲間の会話や気遣いにホッとし、続きが気になり一気読みしてしまう。そんな不思議な魅力を持った作品。読後「愚者と愚者」の表題が胸に響きます。今後の展開を期待し、次は未完の完結作「覇者と覇者」を読みます。
Posted by ブクログ
再び椿子に視点を変えた下巻。人種差別主義の軍隊の勢力が台頭する中で、パンプキン・ガールズは恐れることなく立ち向かっていく。
と言っても、家族を養うため・自分の食い扶持を稼ぐために戦う孤児部隊とは違って、椿子たちの戦争への参加のスタンスはあくまで自主的。暴力をふるえるという理由で終わりの見えない戦争に参加し続ける椿子。いつか海人が言っていた「戦闘もビジネスもセックスもあんなにでたらめなのに、あんなにみんなに好かれている女の子を、俺は知りません」という言葉を思い出した。
内戦の様子や細部が分かりにくかったりという悪いところもあるけれど、この作品を主に海人や椿子たちの成長を描いたものとして楽しんでいる自分には、海人や葉郎の成長がはっきりと分かる描写が見ていて嬉しく、あまり気にならない。本当に面白い小説だと思う。
どこまでも「出たとこ勝負だ!」と声を張り上げて戦うパンプキン・ガールズに最後に衝撃が…。そして、いよいよ戦争は終幕へ。
もう最終巻が出ているみたいなので楽しみ。未完であろうと、また海人や椿子に会えるのかと思うと今からわくわくしている自分がいる。
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小説・文芸
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