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Posted by ブクログ 2014年01月04日
「吸引と販売を禁じても、ドラッグ汚染の拡大を防ぐ有効な手段にはならない。なぜか。戦争は恐怖をもたらす。前線で砲弾にさらされ、街角で狙い撃ちされる兵士たちは、ドラッグの多幸感のなかで恐怖から逃れようとする。ドラッグは確実に捌けるってことさ。仕入れに困ることなんてこともない。国内生産は過剰気味だ。ようす...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月22日
「出たとこ勝負だ!」
と叫びながらキュートな女の子たちがAK片手に武装蜂起するなんて、最高にクレイジー。パンプキン!
文庫下巻の解説にて「打海さんにはまだまだ書かなければいけない物語があるんだよ、と」記されています。私も同感です。だからこそ、この作品で感じたものを汲み取れたらなと思います。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月24日
「愚者と愚者」下巻。ジェンダー・ファッカー・シスターズ。
下巻は椿子率いる「パンプキンガールズ」と河野率いる「黒い旅団」との戦いが描かれる。女の子の自由を掲げるパンプキンと女性の戦闘参加を許さない黒い旅団の見解の相違から、複数の武力勢力に跨り戦いが繰り広げられる。。
今回も深いお話。万人に受け入れら...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月25日
再び椿子に視点を変えた下巻。人種差別主義の軍隊の勢力が台頭する中で、パンプキン・ガールズは恐れることなく立ち向かっていく。
と言っても、家族を養うため・自分の食い扶持を稼ぐために戦う孤児部隊とは違って、椿子たちの戦争への参加のスタンスはあくまで自主的。暴力をふるえるという理由で終わりの見えない戦争に...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「裸者と裸者」同様、下巻は椿子を中心として描かれている。
59歳という歳でなくなった打海氏の最後の作品。
残念ながら未完にしてこの夜を去ってしまった。
作品的には重く暗いイメージが付きまとうものの、
そこには打海ワールドならぬちょっとしたスパイスが入っている。
重いジャンルながらもちょっとしたところ...続きを読む
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