打海文三のレビュー一覧

  • 愚者と愚者(上) 野蛮な飢えた神々の叛乱

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    だからだなあ、スタバはあるのか、無いのか聞いてるんだよッ。でもまあキャラ立ちはいいですね。本巻より一層テーマ性が重要視され、「軍や政治団体でのゲイやレズビアンの扱いをどうするか」って言うのは中々面白いと思う、、、、んがッ著者の「とは言ってもぶっちゃけ性的マイノリティーは俺にとってはどうでもいいけどね」っていう本心が見え隠れするので、どうせならロリコンやペドフィリアなど完全アウトな性的マイノリティー引き合いに出した方が面白いと思う。

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    2009年10月04日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

    Posted by ブクログ

    下巻に入ってマスマス、ディティールが甘くなってる気がする。スタバはあるのか?インフラはどの程度生きているのか?主人公達のドラックに対する嫌悪感は誰が教育するのか?スラムの詳細や混血達の書き分けも甘、甘です。
    ただ、キャラ立ちは抜群に良い。正直、続巻「愚者と愚者」はどうする?よむゥゥ?と言った感じ。

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    2009年10月04日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

    Posted by ブクログ

    桜子と椿子の双子がまったく見分けがつきません。
    そういう書き方なんだとはわかっていても!
    そして衝撃のラスト。をぉ、そう来るのか。
    文庫本の井坂幸太郎の解説で作者が未完のまま亡くなられたことを知り、
    もう最終話は永遠に読めないのかと思うと残念でなりません。

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    2009年10月04日
  • 愚者と愚者(下) ジェンダー・ファッカー・シスターズ

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    今週は結構飲み会や出張が多くて、これまた平和な一週間。
    電車に乗らねばならないことが多く、電車の中や待ち時間で少しずつ本の中の内乱の様を読む。
    ないのは秩序だけという革命の揺籃期に、女の指令官に率いられた国軍の残党、戦争狂の外人部隊、性的マイノリティの過激派、正真正銘のマフィア、どこへ向かうかわからない暴力的な女の子たち、などなど様々なグループが跳梁跋扈する混沌の世界。
    物語の中心は、前編の終章で桜子が吹っ飛ばされて後に残った椿子とパンプキンガールズ。
    「お前が罪を犯すなら、私も罪を犯そう」をテーゼに、分かり易く言うと“たにんのために命をはるってことさ”と駆けずり回り遊び狂う、この女の子の生理

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    2011年07月18日
  • 愚者と愚者(上) 野蛮な飢えた神々の叛乱

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    指定席も確保できず、雨も土砂降りで、宝塚記念に行くのは諦めた。
    で、マッサージに行って、本を読むしか、やることもない平和な一日。
    半年振りの打海文三。本の向こうは前作「裸者と裸者」から続く内乱の日本。
    気がつくと、自分に忠誠を誓う3500人の孤児部隊のトップとなっていた海人は、その時点で“戦争から降りることができなくなっており”、“神に悪意にほんろうされ”“孤児兵のほとんどは、女の子を知るまえに、戦場で人を殺して”いる世界の中で、“対テロ戦争の重圧に加えてゲイ兵士差別の醜悪さと複雑さ”にいら立ち、“夜も昼も自分の決断に脅えつづけ”ながら、“自殺を思いとどまるなら、悪党として生き抜くほかはない”

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    2011年07月18日
  • ぼくが愛したゴウスト

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    11歳の夏休み
    都心までたったひとりででかけたコンサート
    その帰りに列車の人身事故に出会う
    そのときから不思議が始まった。。。

    ちょっと安直な書名なので、正直あまり期待してなかったんだけど(ごめんなさい)
    思ったより面白かった
    パラレルワールドって、子供のころ読んで
    すごくこわかったの思い出しました。

    学校の帰り道「この角を曲がった瞬間、別の世界に入ってたらどうしよう」
    「ママが、知らない人になってたらどうしよう」なんて思ったな〜〜(笑)

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    2009年10月29日
  • 裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争

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    成人の日でハッピーマンデーの3連休。
    会社に出なければならないようなこともなく、競馬や読書でゆっくり過ごす。。。

    近未来、財政破綻した日本で内乱が勃発。
    各地で軍閥が割拠する内戦は泥沼化し、そのあおりで父を亡くし母を連れ去られた3人の孤児の、主に長男海人、7歳から18歳の物語。
    武装集団による拉致、そこからの脱走、束の間の落ち着きと政府軍からの徴兵。
    政府軍に入った海人は数々の修羅場の中で自らの規範と勇気と才覚をもって生き抜いていく。周りに集まるロシア人マフィアや外国人部隊の中隊長の助けも得ながら、様々な国籍の孤児たちをまとめつつ。
    殺戮、略奪、強姦、賄賂…、淡々と語られる戦争の悲惨。
    子供

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    2020年10月18日