打海文三のレビュー一覧

  • 時には懺悔を

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    映画化に先行して。社会派ミステリだった。
    物語としての面白さというより、探偵が関係者をたどっていく様子や、障害児をとりまく大人たちの人間心理、探偵自身の家庭の問題など、そういった面がとてもよかった。
    どのように映像化されるのか楽しみ。ただ、キャストを見たら、登場人物が変わっていてあの辺りは省略されるのかなと。

    また、探偵のモラルといったくだりもあったが、戸籍取得にしても司法書士を通じたり、附票も使ったり、結構正確で感心。ミステリだと時折、現実的にはあり得ない記述もあってそこでガックリきてしまうこともあるけど、そこもよかった。

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    2026年08月22日
  • 探偵という快楽

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    「星屑のステージ」

    「むらの男は夜眠れない」

    の短編二篇と

    「ロシアン・ルーレット」

    の長編一篇の連作。

    主人公は探偵の佐竹。

    2026年8月28日(金)に全国公開される『時には懺悔を』の続編で、打海文三先生の遺稿となった未発表作。


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    打海文三先生は「山形小説家・ライター講座」の2000年代の常連講師であられ、世話役の池上冬樹先生とも懇意にされていて、講座には毎年一回はいらしていましたが、惜しくも2007年に亡くなられました。

    この作品は私はストーリーはよくわからなかったのですが、平成の初めに描かれたようで、当時の空気感が溢れていました。

    この作品は残念なが

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    2026年08月11日
  • 時には懺悔を

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    正直………重かった。。。
    今年8月末に映画公開で観に行く前に読んどこうかと
    (大好きな黒木華ちゃん含め豪華出演者ですよ)

    幼児誘拐と探偵殺人の2つの事件が………

    障害がある子供と親の抱える色々な問題。。。
    周囲の人の視線や理不尽な扱いなんかも………

    誰でも過ちや失敗あるなか………
    そこから逃げ出す時も!向き合う時も!
    重い重過ぎるテーマで消化しきれないんですけど
    (−_−;)

    映画公開は楽しみにしてます♪♪♪

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    2026年07月26日
  • 時には懺悔を

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    2026年8月28日より劇場公開される
    西島秀俊&満島ひかり ある事件の真相を追う探偵コンビ役で初共演 中島哲也監督「時には懺悔を」

    佐竹は、数年前に退社した大手の探偵社アーバン・リサーチの元上司・寺西に頼まれ、探偵スクールのレディース一期生・中野聡子の代理教官をすることになる。その日の実習は、やはりかつての同僚・米本の探偵事務所に盗聴器を仕掛けることだったが、事務所に忍び込むと、そこには米本の死体が転がっていた。佐竹は中野を助手に、米本が殺された謎を調査していくが、やがて過去に起きた障害児の誘拐事件の真相に迫っていくことになる……。濃密な親子の絆を描く、感動の傑作ミステリー!

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    2026年05月14日
  • 裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争

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    ネタバレ

    作者さんと未完のシリーズということになんとなく惹かれて買ってみましたが、すごい手に取りづらいタイトルですね。ストーリーは人間関係や展開がおもしろいものの、戦争の状況に関する記述が難しく、たぶんこんな感じだろうと曖昧なままに理解。戦争が題材だから性に関する展開も多々あり、カイトのひらがなしゃべりに妙に癒されます。読むのに多少疲れましたが、下巻も購入済みなので続けて読んでみようかと。まさかこういう作品で重いバックボーンを背負った女装少年に出会えるとは思わず、多少の衝撃を受けました。

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    2026年03月24日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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    ネタバレ

    読むのに疲れたのに、最後の最後ですごいことに。今まで双子として、しゃべり、行動してきた彼女。どうなるのか気になるものの、どうにも読みづらくて辛い。続きは読まないだろうけど、出会えて良かったと思っています。とても興味深い作品でした。

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    2026年03月24日
  • 時には懺悔を

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    少し古い話なので携帯電話が一般的じゃないこととかに慣れるのに時間がかかる
    自分だったらどうするかとか色々考えさせられた

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    2025年10月22日
  • されど修羅ゆく君は〈新装版〉

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    あぁ、探偵ねぇハードボイルド?
    読み易いのですぐ読めた。
    ?、表紙の左の人誰だ?
    タイトルもよくわからないな…

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    2025年04月11日
  • Memories of the never happened1 ロビンソンの家

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    すっと読めてすごく面白いんだけど、
    9割シモの話してたから苦手な人はよく考えてから買った方がいいかも

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    2022年09月12日
  • Memories of the never happened1 ロビンソンの家

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    めんどくさい人たちによる、同じところをグルグル回っているようなディスカッション・ドラマ。この手はいつの時代も一定量が供給されているし、安い邦画なんかは特にそうだから、必要としている人たちは常にいるんだろう。登場人物は誰もクールに振る舞うのだけれど、すごい熱意で懸命にクールぶってる印象で、平熱の登場人物が多い、今時のドラマに慣れていると、暑苦しくて仕方がない。このくらいの古さが、いちばん古びて感じられるものなのかも知れない。

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    2022年04月18日
  • されど修羅ゆく君は〈新装版〉

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    ずっと読みたいと思っていた著者の作品。何と言っても題名すごいよね。そしてもてもての男阪本といい、13歳の姫子といい、ウネ子、野崎、新田までも、他の本には出てこなかったような人物が描かれる。もっと読みたくなる小説だろう。

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    2021年04月11日
  • 時には懺悔を

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    単純にして明快な嘘に徹することにしたのだ 胸の内で沸々と発酵している思いに考えを巡らした 色んな喪の儀式を通じて癒されるらしいんだが 死への衝動 水頭症 肢体不自由養護学校 哀しみの底 感情が剥き出し 現状の把握も露骨なほどリアル 二分脊椎症 両下肢機能全廃りょうかしきのうぜんぱい 淡島通り 聡子の健啖ぶりを間近で眺めた 牛久駅 ひろつ尋津真一郎 稲城市 多摩丘陵きゅうりょう 稲城長沼駅 鶴川通り 川崎街道 日比谷公園の松本楼 謂れのない謗りそしりを受け 私刑リンチされた黒人の死体=ストレンジ・フルーツ 山葵わさび 牛蒡の間引き菜 水上勉《くるま椅子の歌》 ひらく拓 アイラ・レヴィン《ローズマ

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    2019年11月02日
  • 一九七二年のレイニー・ラウ(小学館文庫)

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    こうや曠野に吹き晒そうとするのか 劉雨 薬罐が微かな悲鳴をあげた 「恋に落ちるってね、世間からも落ちていくことなの」 クラッシュ ディヴィッド・クロネンバーグ 死に至るほど激しいクラッシュ事故で性的なエクスタシーを得た人々が カオルーン九龍 場末の場末の娼婦 「女性としては、心置きなくセックスを愉しめる、最高の年頃なのよ」 香港島の摩天楼 1989年の天安門事件の後で、彼女は香港に見切りをつけてカナダへ渡った。 アンタッチャブルな空間 清朝時代の建築を模した建物が点在する 男が堕ちた女を救済するというオメデタイ物語へと コロネア路環島 立会川駅 退っ引きならない現実を 初恋 単なる発情です 憩

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    2019年05月30日
  • 愛と悔恨のカーニバル〈新装版〉

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    世田谷区 戸川姫子 田村翼 むぎぶえ 1992 ジュラシックパーク ラグビー アイルランド 登校拒否 吉祥寺 久我山 戦後ドイツ 渋谷 アラニス•モリセット 武蔵浦和 高田馬場 佐竹 鈴木ウネ子 藤原悠介 帆木幸世 一編の詩であるような暴力映画 フィジー 倉本イサム ヴェロニカ 八尾純一 カニバリズム 靖子 金物屋 代沢 代田 戦艦大和ノ最期 楼蘭 愛知県人 耳の採集 みすず美里 辛島功 毅 報復 権力の打倒 夢の王国 悪へ至る道 朴漢文 鷗 鳶 されど修羅ゆく君は

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    2018年03月30日
  • 時には懺悔を

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    9年前の誘拐事件を追っていたと思われた探偵が惨殺され、その死を明らかにするため、探偵佐竹と見習い中の助手が、かすかな手がかりをたよりに解いていく。

    重度の障害を持って生まれ誘拐された子供、子供の世話に追われて逃げようとしない誘拐犯、知っていて取り戻そうとしない元両親という、犯人側にも葛藤があるタイプの話。

    調べる方もまったくもって完璧ではなく、子供に感情移入してしまったり、犯人を自首させようとヤキモキしたりと悩むポイントが多い。

    文章も読みやすく、いわば「宮部みゆきタイプ」の社会的正義が簡単に適用できないシチュエーションで、読ませたいポイントがわかりやすいところは高く評価できるだろう。

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    2017年02月22日
  • ハルビン・カフェ

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    福井県にある架空の都市を舞台に、実力行使の報復でマフィアに対抗する下級警官達のゲリラ的活動の表と裏を描いた物語。
    総括するとこんな感じですが、ボリュームのある作品の中で1つの出来事が視点によって複数の意味を持ち、偽名と裏切りが多発する中で人間関係が非常に複数で、仕事の合間に読んだせいか充分に理解できなかった。
    多くの登場人物が目的を達成することなく死んでいき、全体的には救われない印象でしたが、時間のある時にもう一度落ち着いて読み返してみたい。

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    2016年10月23日
  • 時には懺悔を

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    探偵殺しの落ちはひどいが、新の方は、新がどうなるのか聡子と一緒に心配になって急いで先を読んでしまった。
    が、正直聡子がうっとおしくて好きになれなかった。移入し過ぎで探偵には向いていないのでは。

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    2015年12月03日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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    上巻とは異なる破天荒な主人公が、苦しみながらも何とか現状を打破していく物語。
    こちらも過激な描写は多いが、人権問題をテーマにしている節があり、ちょっとだけ考えさせられた。
    こちらの戦場も個人的に良く知っている場所なので、リアルに感じられて楽しめた。
    あまりオススメしません。

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    2015年08月18日
  • 裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争

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    近未来戦争フィクション。日本での悲惨な戦争を舞台に主人公が成長していく物語。
    描写が非常に過激で、読むのに耐えられない人も多いと思うが、戦争の悲惨さを感じるには良いのかとも思った。
    主に関東近辺を舞台にしており、個人的には知っている土地が多くそういう意味で楽しめた。
    あまりオススメしません。

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    2015年08月18日
  • ぼくが愛したゴウスト

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    もう読むのやめたい読むのやめたい、と思いながら最後まで読んでしまった。

    どんよりしてるけどどこか明るくて、切ないけどちょっと楽しくて、でもやっぱり悲しくて怖い。
    みたいな複雑な心情になる話。

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    2015年07月11日