打海文三のレビュー一覧

  • 愚者と愚者(上) 野蛮な飢えた神々の叛乱

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    未完と聞いていたのでどこでぶった切られるのかとびくびくしながら読んでましたが、かなりラストに近い所じゃないかと。この先どうなるかは永遠に想像するしかない訳ですが…。

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    2010年03月08日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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    この巻のラストはちょっと衝撃だった。
    まだ続くシリーズですが、どうやら未完のまま作者が急逝してしまったようなので、続きを読もうかどうか迷ったまま先延ばし…
    今のままでも半端だしなあ…

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    2010年02月17日
  • 裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争

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    ライトノベルかと思って読んだら違った…というのが第一印象。
    ある種の英雄譚とでもいうのでしょうか。
    双子が好きです。

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    2010年02月17日
  • 裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争

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    読破。凄く面白かった。未完ということもあり一生のこる話になりそう。
    ★4にします。
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    採点が難しい。あと星半分つけたい。
    事実を重ねて話を展開させていくようで、文章はサクサク読める。
    が、全体に登場人物がいい人多すぎだったり、地理が分からないので戦闘の概略を説明されてもよく分からなかったり、一つ一つの描写が浅く感じたりで、ちょっと不満。
    まあ、でも、なんだかんだ言って、読みやすいし、面白いのでおすすめ。

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    2010年01月28日
  • されど修羅ゆく君は〈新装版〉

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    こういう風に10代前半の少年少女を描く作家さんがいることを全く知らなかった。衝撃だった。描かれている少年少女の造形を追うと、(確か)中世欧州では“子ども”は“幼児”ではなく“小さな大人”として扱われいた、ということを思い出す。弱いだけでなく、したたかさを持つ存在。

    文章は柔らかにして明瞭。

    強面の野崎さえ恋に落とす、姫子の気概が印象深い。

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    2010年03月03日
  • 愛と悔恨のカーニバル〈新装版〉

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    装丁のお仕事をして初めて出会った作家さんの作品。
    舞台は東京のオシャレ街。そこから繰り広げられる殺人事件。
    19歳の主人公がリアルに描かれていて、人ごととは思えない。
    ぶれそうになっても正面からぶつかる姫子(主人公)に惚れてしまいそう。。
    最後の展開は、まさにミステリーの醍醐味が味わえます。
    ハラハラドキドキしますので電車で読まない方が良いです。。

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    2009年12月05日
  • 愚者と愚者(下) ジェンダー・ファッカー・シスターズ

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    孤児たちの戦争シリーズ第2弾の下巻。パンプキンガールズを中心に、より差別と反差別に満ちた愚者が数多く登場します。市街戦で中心人物がまた何人も死んでいきますが、不思議と悲惨な空気が無いのは作者の狙いなのでしょう

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    2009年11月24日
  • 愚者と愚者(上) 野蛮な飢えた神々の叛乱

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    孤児たちの戦争シリーズ第2弾の上巻。常陸軍における選挙の実施、新勢力の台頭、かつての仲間の離反と軍隊を中心とした内乱劇がつづられています

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    2009年11月24日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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    3部作の第1弾の下巻。双子の姉妹を主人公にした話。放蕩とか淫蕩とか内乱の中で本能に従って生き延びる人たちの物語。重要人物が容赦なく死んでいく様が圧巻

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    2009年11月15日
  • 裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争

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    3部作の第1弾の上巻。内乱で選択肢の無くなった弱虫のはずの主人公の成長の物語です。支援する大人たちのモラルの無さが素敵です。

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    2009年11月15日
  • ハルビン・カフェ

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    濃密なハードボイルド。なんで彼はあんなに魅力的なのだろう。彼に出会い魅せられたらリアルに死にそうだけど、それでもどうしようもなく惹かれてしまうような、理不尽なハードボイルドでした。

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    2009年10月04日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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     双子といえば髪型を変えたり服の系統を変えたりするというのをよく聞くけど、彼女たち月田姉妹には、桜子と椿子の区別を必要としていない。最後までどっちがしゃべっているのかわからないまま。父親を殺すのもためらわない。でも、恩義は命懸けでもきっちり返す義理堅いとこがかっこいい。彼女等は、押し付けられた絆とか愛情とかいうものには興味がなくて、思うがままに生きている。
     そんな状況が一変する事態がおきてこの小説は終わるわけだけど、結局、戦争が終わったかといえば、そうでもない。
     その後どうなるのかは、続編「愚者と愚者」でということかな。たぶん、読むと思う。作者が亡くなって、シリーズが未完になってしまったというのは、たいへん残念なことだ。

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    2009年11月22日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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    裸者と裸者の下巻。
    主に桜子と椿子の双子の姉妹を中心に描いた構成となっている。
    双子はパンプキンガールズという女の子だけの軍隊を作る。
    上巻の海人にくらべて、生きるすべを知っているような。
    彼女たちらしい行動で生きていく。
    性的表現、暴力表現あり。
    戦場の厳しさを画いた作品。おすすめ

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    2009年10月04日
  • 愚者と愚者(下) ジェンダー・ファッカー・シスターズ

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    「裸者と裸者」同様、下巻は椿子を中心として描かれている。
    59歳という歳でなくなった打海氏の最後の作品。
    残念ながら未完にしてこの夜を去ってしまった。
    作品的には重く暗いイメージが付きまとうものの、
    そこには打海ワールドならぬちょっとしたスパイスが入っている。
    重いジャンルながらもちょっとしたところに
    垣間見ることのできるユーモアが
    読んでいる読者の心を和ませてくれる。
    本当に惜しい人が逝ってしまったなと感じた作品だった。

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    2009年10月04日
  • 愚者と愚者(上) 野蛮な飢えた神々の叛乱

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    何ともお堅い戦争と性別、人種差別などのお話。
    海人を主人公とした周りで起こる紛争。
    ロケット弾が飛び、兵士達の体が吹き飛ばされていく。
    何とも生々しく切実に画かれている。
    そしてとても鮮明だ。
    こんな未来が来るのだろうか。
    考えるだけでもぞっとする。
    そんな中で生きる孤児達はとてもタフだ。

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    2009年10月04日
  • ぼくが愛したゴウスト

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    案外するりと読めた本。
    初・打海です。

    初めて行ったコンサート。
    その帰り、駅で人身事故が発生する。
    現場も見ずに進んだ帰路から、世界は異変を始める――。

    という感じ。
    ちょっともう主人公の名前とかも忘れててヤバいんですが(汗)

    名前から硬めな文章かと思ってたんですが(ただの偏見だそりゃ)、意外とすぐ読めましたv
    最後に微妙にエロが来たのは驚きましたが(+その相手にも)

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    2009年10月04日
  • 裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の

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    上巻で出てきた双子姉妹が主役です。上巻主役の少年も、さらに成長します。スケールのすごさは、さらに加速します。一気に最後まで読みました。続編の単行本上下巻、速攻で買いました。これから打海作品開拓するぞと思ったら、打海さん亡くなってたんですね。残念です。

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    2011年09月26日
  • 裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争

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    打海作品、お初でした。出張の時読みました。2泊3日で上下巻読みました。いやはや、すごいスケールです。主人公の少年の成長が、セリフの調子の変化でうまく表現されてます。ただ、九州在住のイナカもん(私)にとって、舞台の北関東の土地勘がなく、ちょっととまどいました。でも面白かったです。

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    2011年09月26日
  • ハルビン・カフェ

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     タイトルに魅かれて購入しました。

     語り手の視点が目まぐるしく転換する、とても複雑な構成になっていますが、最後まで飽かずに頁を繰らせる緻密な筆致で満たされています。

     とくに架空都市・海市の微に入り細に入る描写が非常によかったです。舞台となる北陸の新興都市は、北朝鮮系の十星会・中華系の梟雄幇・ロシア系のマフィアグループが三つ巴に縄張りを競い合う非合法地帯として描かれています。街角に佇む欧亜混血の娼婦、牡丹紅酒楼、老沙事件、『日本海NEWS』など、都市生活の断片に与えられた独特の名称には、SFのサイバーパンクを彷彿とさせるネーミングセンスの妙味を感じました。ウィリアム・ギブスンの CHIBA City,コミック『AKIRA』のネオトーキョー、映画『ニルヴァーナ』の印僑街、押井守が描く美しいアジア諸都市……。SFの要素はまったくありませんが、これら異文化混交の未来都市に列なる濃密な猥雑さを分かち合っていると思います。雪国のモノトーンを強調した緊張感ある風景描写にしびれました。


     断片的な証言から浮かび上がる陰謀の複雑さも圧巻です。濃密な読書時間を求めている方にはお勧めの一冊です。

    追記:福田和也『地ひらく〈上〉―石原莞爾と昭和の夢』に、両大戦間のハルビンに関する論評がありました。それを読んでいてふと、「打海氏は単にエキゾチズムを醸し出すために「ハルビン」という呼称を採用したのではない」と気づきました。おそらく打海氏は、第二次大戦前の混乱した満州情勢―関東軍、中国軍、地方軍閥、ロシア軍が入り組んだ緊張関係を形成し、様々な陰謀とテロが画策・実行された―を下敷きに、想起させ、共鳴させるために、「ハルビン」という名称を用いたのでしょう。もしそうだとすると、石原莞爾等と相応する存在である作中のテロリストグループには、もっと壮大な理念を与える必要があったと思います。理念なきテロリストという設定は、ダンディズムの極北として採用されたのかもしれませんが、共鳴を意図した史実に引き比べるならば、浅薄な印象を拭い難いと思います。本作の大きな瑕瑾になってしまったのではないでしょうか。

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    2009年10月04日
  • 時には懺悔を

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    ネタバレ

    オーディブル

    映画の話を聞いて原作があったので聞いてみた。
    物語の内容は楽しかった。ただ時代背景が25年前に書かれたものなので今の価値観とは合わない部分が多い。
    自分には子供がいるし、何より大切な宝物である事は間違いない。それでもサトコをはじめ、母親への対応は腑に落ちなかった。
    サトコが説得する場面では、そんなこと言うならお前が育てろよと思ってしまった。そのつもりがあったであろう事は後からわかるけど、それでもそこまで母親を追い詰めるなよと思ってしまう。結局説得に成功してるけど、何が正解なのかはわからない。

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    2026年10月25日