美崎栄一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は、大手化粧品メーカー「㈱花王」にて商品開発を仕事としている。サラリーマンとしても結果を出す傍ら「築地朝食会」「ひみつの学校」等、サラリーマンのアウトプットの場としての勉強会や交流会を主催しており、異業種でも多くの人脈を持つ著者はいつのまにか「スーパーサラリーマン」と呼ばれるようになった。
著書に「結果を出す人はノートに何をかいているのか」「成果を生む人が実行している朝9時前のルール」「残念な努力 」等があり、このサイトにおいても今まで多数紹介している。
わかっちゃいるけど、やめられない習慣は誰にでもある。そのたびにあ~またやってしまったという後ろ向きな気持ちに捉われてしまう。誰もがその変わるきっかけを探している。
本書は変えたいと思っていた習慣をゆる~く変えていくヒントが、50個の「変えたい習慣」とそれを「変えるためのノウハウ」が以下の4章わ分けて紹介されている。
①「仕事」のクセ
②「生活」のクセ
③「人間関係」のクセ
④「考え方」のクセ
本書は内容だけを見ればよくあるビジネス書のひとつ。しかしその枠に収まらない色々な工夫がちりばめられている。
ビジネス書には珍しくイラストがいっぱい。できる男「チーターくん」と改善点たっぷりの「クマくん」。かわいらしいイラストは一見すれば、若い人向けの本かと思われがちであるが、紹介されているやめなければいけないことは全てが誰にでもあてはまることのように思う。
誰もが「あたらしいこと」をはじめたいという気持ちを持っている。
しかし、時間は有限。その時間を捻出するためには睡眠時間を削るか今やっていることをやめて時間を捻出するかの2点しかない。やめること=はじめることであり、今のビジネスパーソン全てにとって役立つものと考えられる。
紹介されている50の「変えたい習慣」最初はなるほど。なるほど。と自分に当てはまる習慣をチェックしていたがほぼ全てがあてはまる。それもとても取り組みやすい工夫の紹介がなされている。
この本は読み返すことを念頭につくられており、その読み返す際にはイラストでのエッセンスを読み返すだけでその凝縮された要点が頭に再度刷り込まれることになる。そんな著者の工夫に驚かされるばかり。
イラストたっぷりでわかりやすい内容。
さっと読めるものの内容は考えさせられることも多く以外と濃厚。
やめることよりもあたらしいことをはじめたい人には是非おすすめしたい。 -
Posted by ブクログ
ビジネス本はそこそこ読むほうだけれど、経営コンサルタントや学者さんが書いた本は「そりゃそうだけど、中々そうはいかないんだよね。。会社ってところは・・」みたいな感想を持ってしまう事がよくあったりする。
まあ「型」として必要な知識だったりするので、それはそれでいいんだけど、組織の中で働くって事はまた別のスキルだったりノウハウがあるわけで、教科書どおりにはいかないのだよ、といいたくなってしまうというか。。。
その点、この本は会社員にとってはすごく参考になる本だと思う。一気に読んだけれど、あーそうだよね~と思うところが何箇所もあった。
著者の美崎さんは今も花王で働いてるサラリーマン。リーマンでありながら何冊も本をだして勉強会を主催してる方だけれど、ご自身の若い頃の体験やその頃の悩みや、それをどう解決していったか、がこの本のもとになっている。
著者と私はほぼ同世代で、結構似たような体験、ああ~こういう人いる。。と共感ポイント満載だった。
でももし、私がもっと若い頃にこの本を読んだとしたらどうだったかな。。わかるようなわからないような。。とか思ったような気もするな。
「進んでイエスマンになる」とか「人のブランド力を借りる」とか「上司に好かれて評価されてなんぼのもん」とかね、反発したかもしれない。でも今はその心がよーくわかる。
この本のタイトルは枠からはみ出す仕事術だけど、枠からはみだすって、組織とか今の枠組みとか現状を否定することとはちょっと違うんだよね。上手く利用して自分に近づけて、結果広げるもの、みたいな事かな。
(しかし、多分著者と自分の相性が合うからだと思うけれど内容はすごくしっくり来るんだけど、前読んだ「朝9時前のルール」といい、タイトルと本の内容が今ひとつあってないと思うのは私だけかなあ。)
印象に残ったのは
・ノウハウは知るものではなくインストールするもの
(実行できてなんぼ)
・予測不可能なことを目標にしない
・最小単位まで分解すると次の一手が見える
特に最小単位まで分解、は仕事柄どこまでが仕事って固まってなかったり、結果が出るまでの時間が長いものが多いので、時間管理の観点からも有効かも、と思った。
ということで、仕事をもっと分解してみて自分の能力がどういうものなのか考えてみる、をこの本のA書評にしたいと思います。
また何年かたって読んでみたら別の考え方をするかもーと思ったので、とりあえず回転させずに置いておこうかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
「デスクが書類で溢れ、探している間に時間が過ぎていく」「パソコンのファイルが整理できず、いつも最新版を探している」というビジネスパーソンに向けて、環境整備を通じて業務スピードと生産性を劇的に高める片づけ技術を体系化した一冊。著者は、仕事の遅い真の原因は能力の差ではなく、「年間100時間以上とも言われる『探し物』に時間を浪費していること」にあると喝破する。「モノの定位置を1カ所に限定する『ワンプレイスの原則』」「書類は二度触らずに『捨てる・保管する・処理する』をその場で判断する」「パソコンのデスクトップには一時保存以外のアイコンを置かない」「共有フォルダの命名規則を統一して検索性を極大化する」など、超速で片づく具体的な型を網羅。探す時間を徹底的に削ぎ落とし、本来集中すべき本質業務へと直結させる環境構築術を明快に解説する。
所感・深掘り
「片づけとは単なる美観の維持ではなく、脳のメモリを浪費させる『探す』という不毛な摩擦を先回りして消し去る『動線と環境の設計』である」という本質を突きつけられ、日頃の身の回りと情報管理のあり方を根本から引き締め直される一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「『探す時間』と乱雑な視覚情報そのものが、脳に莫大な認知的負荷を強いている」という構造の罠だ。デスクの上に書類が積み重なり、データが散乱していると、作業のたびに集中力は途切れ、脳のメモリは「どこにあるか」を思い出す作業だけで激しく消耗してしまう。モノやデータに明確な定位置を与え、一度触れた瞬間に処理を完結させるという客観的な型を徹底すること。視覚的なノイズを物理的に削ぎ落とし、迷いなく手が伸びる環境をつくることこそが、精神的な疲弊を防ぐ極めて合理的なセルフマネジメントなのだと痛感した。
また、自らの執務スペースを整えるにとどまらず、誰の目にも明快な整理・整頓の型を現場に手渡す姿勢は、組織を率いる指導者やリーダーにとって不可欠な利他の実践であると感じた。リーダーの足元や共有データが乱れ、ルールが曖昧であれば、現場には確認や捜索という不毛な推測コストが蔓延し、メンバーは手戻りと不安で自発的なエネルギーを奪われてしまう。指導者自らが整然とした秩序の型を先回りして差し出し、誰もが迷わず情報や道具にアクセスできる安心感の土台を用意すること。リーダーがブレない環境の秩序を示し続けるからこそ、現場の仲間は安心して本来の役割に集中でき、組織全体が淀みなく自走するのだと確信させられた。
後回しの片づけや自己流の保管を捨て、超速片づけの型で探す迷いを削ぎ落とし、整備された秩序を現場の自立へと還元し抜くこと。
日々の書類やデータの山に埋もれて疲弊している人はもちろん、組織の執務環境と情報共有の解像度を極限まで研ぎ澄まし、関わるすべての人を迷いなく確かな効率と自立へと導く不動の軸を確立したいすべてのリーダーにとって、常に傍らに置いて立ち返るべき環境マネジメントの教科書だ。 -
購入済み
求めていたものとは違うけど..
ためになる1冊だった。
特にPCの整理に関しては
シンプルだけど役立つ情報だと思う。
ただ、私は部屋の片付けの参考にしたかったのに、
そういう意味では全然参考にならなくて残念だった。