美崎栄一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
「デスクが書類で溢れ、探している間に時間が過ぎていく」「パソコンのファイルが整理できず、いつも最新版を探している」というビジネスパーソンに向けて、環境整備を通じて業務スピードと生産性を劇的に高める片づけ技術を体系化した一冊。著者は、仕事の遅い真の原因は能力の差ではなく、「年間100時間以上とも言われる『探し物』に時間を浪費していること」にあると喝破する。「モノの定位置を1カ所に限定する『ワンプレイスの原則』」「書類は二度触らずに『捨てる・保管する・処理する』をその場で判断する」「パソコンのデスクトップには一時保存以外のアイコンを置かない」「共有フォルダの命名規則を統一して検索性を極大化する」など、超速で片づく具体的な型を網羅。探す時間を徹底的に削ぎ落とし、本来集中すべき本質業務へと直結させる環境構築術を明快に解説する。
所感・深掘り
「片づけとは単なる美観の維持ではなく、脳のメモリを浪費させる『探す』という不毛な摩擦を先回りして消し去る『動線と環境の設計』である」という本質を突きつけられ、日頃の身の回りと情報管理のあり方を根本から引き締め直される一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「『探す時間』と乱雑な視覚情報そのものが、脳に莫大な認知的負荷を強いている」という構造の罠だ。デスクの上に書類が積み重なり、データが散乱していると、作業のたびに集中力は途切れ、脳のメモリは「どこにあるか」を思い出す作業だけで激しく消耗してしまう。モノやデータに明確な定位置を与え、一度触れた瞬間に処理を完結させるという客観的な型を徹底すること。視覚的なノイズを物理的に削ぎ落とし、迷いなく手が伸びる環境をつくることこそが、精神的な疲弊を防ぐ極めて合理的なセルフマネジメントなのだと痛感した。
また、自らの執務スペースを整えるにとどまらず、誰の目にも明快な整理・整頓の型を現場に手渡す姿勢は、組織を率いる指導者やリーダーにとって不可欠な利他の実践であると感じた。リーダーの足元や共有データが乱れ、ルールが曖昧であれば、現場には確認や捜索という不毛な推測コストが蔓延し、メンバーは手戻りと不安で自発的なエネルギーを奪われてしまう。指導者自らが整然とした秩序の型を先回りして差し出し、誰もが迷わず情報や道具にアクセスできる安心感の土台を用意すること。リーダーがブレない環境の秩序を示し続けるからこそ、現場の仲間は安心して本来の役割に集中でき、組織全体が淀みなく自走するのだと確信させられた。
後回しの片づけや自己流の保管を捨て、超速片づけの型で探す迷いを削ぎ落とし、整備された秩序を現場の自立へと還元し抜くこと。
日々の書類やデータの山に埋もれて疲弊している人はもちろん、組織の執務環境と情報共有の解像度を極限まで研ぎ澄まし、関わるすべての人を迷いなく確かな効率と自立へと導く不動の軸を確立したいすべてのリーダーにとって、常に傍らに置いて立ち返るべき環境マネジメントの教科書だ。 -
Posted by ブクログ
職場でのノートの使い方が似てる。3冊使い最高。
私もそのうち結果が出るのか?
私の今のノート
・母艦ノート:A6リヒトラブ ツイストリングノート
・メモノート:適当(A7もしくはA6の方眼ノート)
・スケジュールノート:A6無印良品 マンスリースケジュールノート(去年はキャンパスA6スケジュールノート)
リヒトラブのツイストリングノートはおすすめ。
リフィルだから、後からカテゴリー分けできるし、リングは邪魔にならないサイズだし、ファスナー付きポケットで付箋やら小物やらを一緒に持ち運べるし。
そして、要らなくなったページは簡単に捨てられる。
制服のポケットにピッタリ入る。
4月から制服が変わって、ポケット小さくなりそうだから、そろそろノートも見直しかな。 -
購入済み
求めていたものとは違うけど..
ためになる1冊だった。
特にPCの整理に関しては
シンプルだけど役立つ情報だと思う。
ただ、私は部屋の片付けの参考にしたかったのに、
そういう意味では全然参考にならなくて残念だった。
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Posted by ブクログ
キャッシュレス生活のノンフィクションと思って読んでみたら、ノウハウ本でした。日本でキャッシュレスを実践するのがいかに大変かと言う事がよく判る。
キャッシュレスにすると現金をやり取りする不便さは解消されるし効率も良くなる。しかし最適な決済手段を選んだり、ポイント還元率や期限、キャンペーン内容を調べたりする等、事前に予備知識を仕入れておかないとお得感が味わえない。その手間を考えると、結局いつも同じ決済手段を使うということになるだろう。読んでいくうちに、キャッシュレス生活の方が面倒臭い感じがした。
著者は自分でルールを決めて、キャッシュレスで日本中を旅しているが、現金だったらこんなに苦労することはない。(まあ現金を使わないというテーマなので、現金を使ったらこの本は書けませんが)日本では、当面キャッシュレスには移行しないと思う。高齢者でスマホを使えない人もまだまだ多いし、カード決済でさえ抵抗を感じる人もいる。
この本は、お金を持っているが損得勘定には厳しく、マメで几帳面な人には良いアドバイスになると思う。 -
Posted by ブクログ
後書きに記載してあった、
・仕事のステージが上がると、これまで以上にINが増えるからOUTのスピードを上げないといけない。
・テクノロジーも日々進化を続けるので、進化に合わせて仕事を片付ける仕組みもつねに新しくしていかなければならない。
・時代とともにこれまでの仕事のスタイルを見直し、それに合わせて仕事のスタイルも変化させなければならない。
⇨仕事における片付けとは、ビジネスパーソンにおいて終わりのない永遠のテーマである。常に工夫を重ねながらブラッシュアップしていき、自分の理想とするスタイルを探していく。
というのがこの本の全てのメッセージかと思う。