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「がんばっているのに仕事が全然終わらない」
「やらなければいけないことがたくさんあるのに集中力が続かない」
本書はこんな悩みを「片づけ・整理」で解決するための本です。
あたり前の話ですが、誰もが仕事が忙しいときほど
「処理速度を上げたい」と考えます。
しかし、その思いを嘲笑うかのように、忙しくなればなるほど
机の上やパソコンのデスクトップがぐちゃぐちゃになり、生産性が落ちていく……。
こうなってしまう原因は、IN(入ってくるモノや仕事、情報の量)が
OUT(廃棄するモノ、処理した仕事や情報の量)を上まわっているからです。
本書で紹介するノウハウは、多大な時間をかけて
身のまわりをキレイにするだけの「整理のための整理」ではありません。
INとOUTのバランスをとり、自分の仕事のスピードを上げるために、
モノやPCのデスクトップ、タスク、メール、人間関係、
情報などあらゆるものを“時間をかけずに片づける”ノウハウです。
本書は、サラリーマン時代に残業月100時間から、12時出社・5時退社を実現した
著者が仕事の効率を最大化する片づけ方をお伝えします。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
後書きに記載してあった、
・仕事のステージが上がると、これまで以上にINが増えるからOUTのスピードを上げないといけない。
・テクノロジーも日々進化を続けるので、進化に合わせて仕事を片付ける仕組みもつねに新しくしていかなければならない。
・時代とともにこれまでの仕事のスタイルを見直し、それに合わせて仕事のスタイルも変化させなければならない。
⇨仕事における片付けとは、ビジネスパーソンにおいて終わりのない永遠のテーマである。常に工夫を重ねながらブラッシュアップしていき、自分の理想とするスタイルを探していく。
というのがこの本の全てのメッセージかと思う。
求めていたものとは違うけど..
ためになる1冊だった。
特にPCの整理に関しては
シンプルだけど役立つ情報だと思う。
ただ、私は部屋の片付けの参考にしたかったのに、
そういう意味では全然参考にならなくて残念だった。
Posted by ブクログ
著者の作品は、なるべく読むようにしています。
具体的なテクニックが多く、しかもすぐにやってみようと思えるものなので、この著書に限らず、何かやってみようと思えるものが多く、参考にしています。
今回は、「片づけ」がテーマでしたが、冒頭に著者が指摘しているとおり、ビジネスマンが探し物をしている時間が膨大であり、ここを意識するだけでも、かなりの効率化が図れます。デジタル・アナログに関係なく、SNSにおける人間関係など、普段気になる問題を扱っていますので、まず何かアクションにつなげていこうと思っています。
▼ビジネスパーソンは、1年間のうち平均150時間近くを「探し物」に使う。1日8時間働くと仮定すると、約20日分。
▼パソコンのディスプレイに付箋を貼ると、集中力が途切れ仕事が劇的に遅くなる
→ノートや手帳の表紙にメモを書いた付箋を貼るとよい。タスクを書き出すこと自体は大切だが、「それがつねに目に入る」という状況がよくない
▼タスクには、「オープンタスク」と「クローズトタスク」の2種類がある
・オープン:やるべき項目が増えていく可能性がある
・クローズト:やるべき項目の数が決まっているタスクのかたまり
→タスクが終わらないのは、オープンタスクのまま仕事を処理しようとしているから。クローズトタスクにすれば「終わらない」ということがなくなる
▼1つのメールに複数の案件が含まれ、即答できない場合
→即答できる案件のみ回答し、残りは、「後ほど回答します」と自分宛にBccを入れて返信する
→先方には速報の返信が戻り、自分の受信トレイにやるべきこちおだけが書かれたメールが溜まる
▼イベントなどを断る技術
①「時間を離す」:「先延ばしする」
②「距離を話す」:話したい人を追加する、自分で席順を決めるなど
▼ノートにメモしたことをすべて見返す必要はない。見返す必要があるのは「やるべきこと」が書かれている部分だけ
▼情報を活用するゴール、情報収集のための方向性やルールを明確にしておくと、情報を集めれば自動的に整理される状態になる
<目次>
第1章 片づけ時間が半減し仕事が10倍速くなる! 机まわりとモノの整理編
第2章 先延ばしや仕事の洪水がなくなる! タスクの片づけ編
第3章 細かいフォルダ管理から解放される! デスクトップの簡単掃除ワザ編
第4章 驚くほど仕事がはかどる! 超速メール術編
第5章 仕事も気持ちもすっきりする! SNSと人間関係の片づけ編
第6章 超速で情報を集め、最大限活用できる! 情報管理ワザ編
Posted by ブクログ
あらすじ
「デスクが書類で溢れ、探している間に時間が過ぎていく」「パソコンのファイルが整理できず、いつも最新版を探している」というビジネスパーソンに向けて、環境整備を通じて業務スピードと生産性を劇的に高める片づけ技術を体系化した一冊。著者は、仕事の遅い真の原因は能力の差ではなく、「年間100時間以上とも言われる『探し物』に時間を浪費していること」にあると喝破する。「モノの定位置を1カ所に限定する『ワンプレイスの原則』」「書類は二度触らずに『捨てる・保管する・処理する』をその場で判断する」「パソコンのデスクトップには一時保存以外のアイコンを置かない」「共有フォルダの命名規則を統一して検索性を極大化する」など、超速で片づく具体的な型を網羅。探す時間を徹底的に削ぎ落とし、本来集中すべき本質業務へと直結させる環境構築術を明快に解説する。
所感・深掘り
「片づけとは単なる美観の維持ではなく、脳のメモリを浪費させる『探す』という不毛な摩擦を先回りして消し去る『動線と環境の設計』である」という本質を突きつけられ、日頃の身の回りと情報管理のあり方を根本から引き締め直される一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「『探す時間』と乱雑な視覚情報そのものが、脳に莫大な認知的負荷を強いている」という構造の罠だ。デスクの上に書類が積み重なり、データが散乱していると、作業のたびに集中力は途切れ、脳のメモリは「どこにあるか」を思い出す作業だけで激しく消耗してしまう。モノやデータに明確な定位置を与え、一度触れた瞬間に処理を完結させるという客観的な型を徹底すること。視覚的なノイズを物理的に削ぎ落とし、迷いなく手が伸びる環境をつくることこそが、精神的な疲弊を防ぐ極めて合理的なセルフマネジメントなのだと痛感した。
また、自らの執務スペースを整えるにとどまらず、誰の目にも明快な整理・整頓の型を現場に手渡す姿勢は、組織を率いる指導者やリーダーにとって不可欠な利他の実践であると感じた。リーダーの足元や共有データが乱れ、ルールが曖昧であれば、現場には確認や捜索という不毛な推測コストが蔓延し、メンバーは手戻りと不安で自発的なエネルギーを奪われてしまう。指導者自らが整然とした秩序の型を先回りして差し出し、誰もが迷わず情報や道具にアクセスできる安心感の土台を用意すること。リーダーがブレない環境の秩序を示し続けるからこそ、現場の仲間は安心して本来の役割に集中でき、組織全体が淀みなく自走するのだと確信させられた。
後回しの片づけや自己流の保管を捨て、超速片づけの型で探す迷いを削ぎ落とし、整備された秩序を現場の自立へと還元し抜くこと。
日々の書類やデータの山に埋もれて疲弊している人はもちろん、組織の執務環境と情報共有の解像度を極限まで研ぎ澄まし、関わるすべての人を迷いなく確かな効率と自立へと導く不動の軸を確立したいすべてのリーダーにとって、常に傍らに置いて立ち返るべき環境マネジメントの教科書だ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。