諫山創のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ユミルの「顎」とはまるで違う 「戦鎚の巨人」が食われたんだ お前がガビを救い出すんだ_この真っ暗な俺達の未来から 大筋は良かったが誤算は多々あった この大国に抗う気概は失われつつありました 私達はジーク・イェーガーの命を受け上官を撃った反マーレ派義勇兵です 「始祖の巨人」を有する腹違いの弟エレン・イェーガーと引き合わせること 力尽くが駄目らなら口八丁手八丁尽くせと言わんばかりだな 壁に潜む幾千万もの巨人で世界を踏み潰す「地鳴らし」の発動条件を 世界はずっと複雑で知らないことだらけだった 和睦の道は絶たれた 勝てなきゃ死ぬ…勝てば…生きる_戦わなければ勝てない_戦え戦え 頼むから悪に裁きを下しました風の正義の執行人面はやめて
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズを包括するような感想を書かなければ...あとで読み返してちゃんと評価しなければ...と思ったら、8月10日に読み終えてから、一ヶ月以上経ってようやく読み返した(9月14日)。
正直間を空けすぎて、もっと感想が新鮮なうちに、まとまらなくても良いから書いておくべきだった気がする。しょうがないので、簡単にまとめておくことにする。
エレンが結局悪者になり切ることなく、それを演じた上で英雄を創り出して平和を築こうとするのかな、というのは割と予想通りだった。一応彼らの物語としては、それなりに得たものはあっただろうけれど、結局またも戦争が起こるだろうことは示唆されていて、これだけ辛い物語だったんだから、もう少し幸せに寄っても良かったんじゃないか、と思わないではない。散々いがみ合って来た人々同士が共闘したり、和解したりするのにはぐっと来た。
個人的には、キーパーソンであったはずのヒストリアがかなり唐突にフェードアウトして、ところどころでバックアップしてくれるのみになったのが、やや残念だった。
また、ユミルやミカサの心境があまりはっきりとは描かれていなかったために、正直色んなものが解決した原理みたいなものは、あんまり納得しきれていない。ミカサの何にユミルが可能性を見出したのか、という点については、友人から「ユミルはフリッツ王を愛していたがゆえに止められなかったが、ミカサはエレンを愛しているがために止められるから」というようなことを聞いて、そのときは「なるほど」と思ったものの、やっぱりどうにも腑に落ちないというか、もう少し心の動きを明示して欲しいなと思った。
巨人の大元になった光る生物もなんだったのかは明かされなかった気がするし。
ミカサの「私たちの家に帰りたい」以後の一連のシーンとか、それに関連して一話の「お前髪伸びてないか」あたりとかも、結局よく分からなかった。
それから、読み返してみるとあまり気にはならなかったものの、初読では、過去のユミルの選択によって巨人の力が継承されなかったことで、この世から巨人の力が消えたとするなら、ものすごいタイムパラドックスが起きるんじゃないのか、と思った。再読を終えると、ある程度の出来事まではレールが敷かれていて、起こったことは起こったこととして変わらないものの、決断が下されたその時点からは消失が反映される、という感じで考えることもできるかなあ、と思うけれど...。 -
ネタバレ 購入済み
途中までかな
1巻のスタート時は、超大型巨人が出現し、主人公エレンの過酷な運命が始まる。主人公が母親を失うっていう衝撃的な事件は、強烈なインパクトを持っていて、作品の出だしは、この物語の結末がどうなるのか?とても惹き付けられた。
作者自身がリヴァイに言わせてるように、エレン達が壁を超えて海にたどり着いたところまでは、王道的な感じで良かったかな。
問題は、この作品の物語理由(世界観を作り出している理由)、巨人の謎の部分が、開示されたところから、人間の愚かさ重視になって、フィクションの産物である「巨人」をどうにか結びつけてるような感じ。巨人の謎、エレンの父親の謎(地下室の謎)、壁の外側の謎、明かされていくことで、もはや1巻の出だしとは別作品のような方向へ。後半は、生々しい「人間性」を全力で押し出すように物語はあっても、エレンとミカサの関係、エレンとジークの関係など、登場人物の1人と1人を結ぶ近距離での関係性だけを個々に抽出して観ると、その関係に希薄な部分があって、後半の物語全体にある「人間性」に追い付いて来ない感じ。この作品は人が死にすぎるせいもあって、1人1人の登場人物の「人間」「魂」「心」が大事にされてないのに、「人間性」に重点をもっていくから、世界観とキャラクターのバランスが悪くなってしまったのが、後半のモヤモヤさを否めないのかも?そしてそのまま突っ走った挙げ句、物語の終わりは突然、この作品のラスボスとヒーローは同一人物でしたーって終わる。後半で解明される謎を、この方向でもっていくなら、例えば北斗の拳の原作者である武論尊先生ぐらいの登場人物を書く力量が欲しかったかも?
と、あくまで私の独断的な感想であります。
ミカサの秘密とか、アッカーマンって?というのも、薄いんだよなぁ~?
恋愛面も希薄だし、あぁ、愛情がないんだな。
「人間性(特に人間の悪)」を描くなら、そこにちゃんと「人間(特に愛)」を存在させないと、東野圭吾先生みたいにとか。
人間の中の良いところと悪いところのバランスが、うまくとれてないかも?でも、それも人間だからと言ってしまうなら、読者への愛が足りないことになっちゃうかも?
それでも、始祖ユミルに繋がるラストの大樹まで読めまして、この作品を読み終えられて良かったです。