諫山創のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
途中までかな
1巻のスタート時は、超大型巨人が出現し、主人公エレンの過酷な運命が始まる。主人公が母親を失うっていう衝撃的な事件は、強烈なインパクトを持っていて、作品の出だしは、この物語の結末がどうなるのか?とても惹き付けられた。
作者自身がリヴァイに言わせてるように、エレン達が壁を超えて海にたどり着いたところまでは、王道的な感じで良かったかな。
問題は、この作品の物語理由(世界観を作り出している理由)、巨人の謎の部分が、開示されたところから、人間の愚かさ重視になって、フィクションの産物である「巨人」をどうにか結びつけてるような感じ。巨人の謎、エレンの父親の謎(地下室の謎)、壁の外側の謎、明かされていくことで、もはや1巻の出だしとは別作品のような方向へ。後半は、生々しい「人間性」を全力で押し出すように物語はあっても、エレンとミカサの関係、エレンとジークの関係など、登場人物の1人と1人を結ぶ近距離での関係性だけを個々に抽出して観ると、その関係に希薄な部分があって、後半の物語全体にある「人間性」に追い付いて来ない感じ。この作品は人が死にすぎるせいもあって、1人1人の登場人物の「人間」「魂」「心」が大事にされてないのに、「人間性」に重点をもっていくから、世界観とキャラクターのバランスが悪くなってしまったのが、後半のモヤモヤさを否めないのかも?そしてそのまま突っ走った挙げ句、物語の終わりは突然、この作品のラスボスとヒーローは同一人物でしたーって終わる。後半で解明される謎を、この方向でもっていくなら、例えば北斗の拳の原作者である武論尊先生ぐらいの登場人物を書く力量が欲しかったかも?
と、あくまで私の独断的な感想であります。
ミカサの秘密とか、アッカーマンって?というのも、薄いんだよなぁ~?
恋愛面も希薄だし、あぁ、愛情がないんだな。
「人間性(特に人間の悪)」を描くなら、そこにちゃんと「人間(特に愛)」を存在させないと、東野圭吾先生みたいにとか。
人間の中の良いところと悪いところのバランスが、うまくとれてないかも?でも、それも人間だからと言ってしまうなら、読者への愛が足りないことになっちゃうかも?
それでも、始祖ユミルに繋がるラストの大樹まで読めまして、この作品を読み終えられて良かったです。 -
ネタバレ 購入済み
変身
エレンが巨人に変身できることがわかり、壁の穴をふさがせようとします。しかしエレンはまだ巨人の力を制御できません。ミカサにかますし動けなくなってしまいます。いったいどうなるのか?