大道珠貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女性作家やエッセイストが綴る、お酒にまつわるアンソロジーエッセイ。
泥酔懺悔、という名に恥じず、お酒での失敗を赤裸々に語る人もいれば、全く逆で下戸だという人や別にそこまでお酒が好きではないという人まで様々。
お酒との付き合い方にもそれぞれスタイルがあり面白いです。
個人的におもしろいなと思ったのは、西加奈子さんの書く『名女優』の中の一説。「酔い方は、初めて泥酔したときに決まる」という話。
私は割とお酒に強いので泥酔したことはないのですが、小さい頃にウイスキーボンボンやちょっとお高めなラムレーズンアイスを少しだけもらって食べた時の、気分が高揚して楽しくなって、贅沢なあの感じを今も覚えています -
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Posted by ブクログ
どうも、私です。
ただいま絶賛禁酒10日中(そんくらいで自慢するなっ!)
お酒で「やらかした!」と冷や汗まみれ(あるいはゲロまみれ)な出来事はここ数年一度や二度はありまして。人の泥酔エピソードはふふふと笑っていられるが、いざ自分の身になるともはやホラー映画より恐ろしい。できれば宇宙の闇に葬りたいけれど、そういう時に限って記憶力を発揮し、うんこのように記憶は脳内にへばりつく(汚っ!)
この一冊は12名の女性著名人の、酒にまつわるエッセイが書かれています。酒豪と呼ばれる人も居れば、代々下戸な人もいる。酒で失敗した話や、酒に対する思いなど綴られていて、さまざまな視点が見れて。20代後半によく -
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Posted by ブクログ
【本の内容】
40歳の永遠子は、もう晩年期じゃないかと思いつつ、生への執着はなまじっかじゃない。
恋人の寿一郎を手放せばあとがないけれど、恋愛が終わるとわかっていればそれでいい。
しかし恋愛は思いがけずしてしまうもの―。
自らの体で感じる痛みを確かめながら生きる永遠子の愛のかたち。
ドゥマゴ文学賞受賞作。
[ 目次 ]
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40歳のフリーター永遠子の恋愛遍歴を綴った物語。
主人公の家族も含めて、この物語に登場する人物たちはみな普通で世間並みの良識をもった人たちである。
そのような中で主人公のグダグダぶりがなかなかよい。
この安心感は、両親、姉弟たちとの良好な関係からくる
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