灰原薬のレビュー一覧

  • 応天の門 11巻

    購入済み

    道真の成長も楽しめる

    はじめは冷静な天才として描かれていた道真の、内面の成長や考え方の変化が描かれます。はじめは学問の世界に生きようとし、どこか浮世離れしていた道真も、そうすることが許されないまでに政争に巻き込まれていくことが予感されます。

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    2020年07月08日
  • 応天の門 10巻

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    基経の過去が垣間見える話がありました。
    キツネめ!と思って嫌いだったのですがもしかして彼なりに思うところとか傷があるのかな?と思わされました。

    それにこの時代の京都にも外国人がいたんですね。
    意外と国際都市?

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    2020年04月16日
  • 応天の門 12巻

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    菅原道真、盗人に疑わるる事
    藤原基経はわかりやすく怖いけど、島田忠臣は忠臣で怖いな。顔が無表情で怖い。

    在原業平、山中に桃源郷を見る事
    税金がうまく集められなくなって国が滅ぶってのは、洋の東西を問わず言われている事ですが、この事態の日本なんてひどいものだったんじゃなかろうかと勝手に想像。

    土師忠道、菅原道真と遇する事
    864年の貞観大噴火の6月の話、どうも土師忠道は翌年の865年に源信の武力を削ぐ目的で昇進して飛ばされる模様。
    最後の伴善男の顔が悪いな。これは完全に悪者。
    まぁ、あと2年で応天門の変だし悪者顔にもなるか。

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    2020年03月11日
  • 応天の門 12巻

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    前巻からの続きである、道真が硯を盗んだとの疑いをかけられる話、業平が山の中に見た「隠り世」の話、そして次巻へと続く富士の噴火の話が収められています。

    隠り世の話が特に(この巻だけで完結しているのもあって)印象深かったです。ほぼ破綻しているとはいえ、この頃からちゃんと税徴収の仕組みはあったんやなあ(当たり前か!?)

    振りかざしすぎる正義、正論は鼻につき、時として敵も作りがちなものですが、道真のそれは見聞きしていて気持ちがいい。
    それはきっと彼がまだ若いということと、学問に対してまっすぐに取り組み、より良い人間たろうとし、より良い社会たらしめんと願う姿がそう思わせるんだと思います。
    ただ、弱者

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    2020年02月11日
  • 応天の門 9巻

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    ここ数巻モヤモヤしていた、出自や才能についての問答に道真なりの回答を出した様子。
    そして、比丘尼が移動してたから京都から長岡京の距離について調べてみたけど、ざっくり10kmぐらいやな。思ったより近かった。

    トオルちゃんのお庭発表会で、基経と道真が出会う。
    そうか、基経と道真はあった事なかったのか。

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    2019年08月31日
  • 応天の門 8巻

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    いいねぇ、こういう内に入っていく感じの話好きだわぁ。
    平安時代に生きている道真は正しい意味で、ノブレスオブリージュ的なものに悩むわけね。現代人とは感覚違うわなこのへんは。

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    2019年08月31日
  • 応天の門 7巻

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    藤原多美子入内とってことは864年、何巻か前に862年だった気がするから、2年経ったのかね?
    そして、紀豊城怖えな。長谷雄じゃなくてもびびるねあれは。
    紀豊城についてWikipediaをちょっと見てみたけど、応天の変の首謀者として、伴善男と伴中庸と共に裁かれたぐらいの記載しかない。
    しかも作中だとただのイケメンだけど、史実だと中庸は結構エグめの性格っぽいな。

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    2019年08月29日
  • 応天の門 5巻

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    表紙の藤原基経が悪い顔過ぎるな。
    道真と伴善男との間に関係ができたな。
    ちょっと気になって、紀長谷雄をWikipediaで調べてみたんだけど、Wikipedia曰く大器晩成型の人で道真よりも長い間中央にいたようです。
    応天の門の長谷雄とは別人ようだ。
    今後、長谷雄もどうなっていくのか期待ですな。

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    2019年08月25日
  • 応天の門 3巻

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    道真が自分の無力さを知って明石あたりに出奔。
    そして妻島田宣来子登場。12歳ってことはこの話は862年かぁ。高子入内と、応天門の変まで後4年とかかな。

    タイトルになってるけど、応天門の変は絡んでくるんだろうか。
    続きが楽しみ。

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    2019年08月24日
  • 応天の門 2巻

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    藤原高子がちゃんと登場
    なかなか濃いキャラに仕上がってるな。
    ちなみに25で16歳になった清和天皇に入内(866年)

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    2019年08月24日
  • 応天の門 1巻

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    主人公が菅原道真と在原業平のミステリー
    結構よくあるパターンの話なのに、グッときた。
    多分見せ方が上手いんだろうなぁ。
    これは良い漫画です!!

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    2019年08月24日
  • 応天の門 9巻

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    知を知っている者と知らない者の差と使いかたについて考えさせられました。
    道真に少し道が見えてきた・・・?

    それにしても藤原家こわー。

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    2019年08月06日
  • 応天の門 10巻

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    ネタバレ

    毎回楽しみにしています。
    前の巻で基経と対面したところで終わったので、尚更楽しみでした。基経と兄・吉祥丸との幼い時の関わりやら、百鬼夜行の追跡やらと少しずつ物語が進んでいくのと、道真の甘ちゃんなところが所々出てくるのが良かったです。最後の最後にはこれまた大物登場で次巻に期待大です。
    今回も白梅があまり登場しなかったなぁ。
    緊張感大で終わった後の番外編の宣来子がかわいらしくてほっこりしました。

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    2019年03月31日
  • 応天の門 10巻

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    ネタバレ

    一太刀で鬼の腕を切り落とす業平様格好良すぎじゃないです…?

    基経と吉祥丸、道真とウイグル人のエピソードが読んでて辛い、と同時に非常にきな臭い。続刊楽しみ。

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    2019年01月14日
  • 応天の門 9巻

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    ネタバレ

    今回は割とポップに笑えるエピソードも合ったんですけど(傾国の美少年)最後の最後で不穏…!
    物語の核が動き出す感じ。

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    2018年10月10日
  • 応天の門 8巻

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    道真の精神的な迷いと成長が見られる巻でした。
    自分は知識をただひけらかしているだけで自身で考えているわけではない。
    家におごり業平にすら「つまらん」と言われてしまう始末。
    この事態を経て成長するとすれば次の段階に歴史が動きそうですね。

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    2018年09月30日
  • 応天の門 9巻

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    面白かった。業平さまの立ち位置がギャグみたいになっててる。応天門の変の結果は授業でわかっているけれど,マンガではどう書かれるのか楽しみ。

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    2018年07月11日
  • 応天の門 1巻

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    学校の歴史の授業で必ず出てくる有名人、菅原道真と在原業平。その二人がバディを組んで平安の事件を解決していくサスペンスストーリー。学問は大好きだけど皮肉屋でコミュ障気味な道真と、呪いや祟りなどをすぐ信じてしまう色男の業平。普通なら出会わない二人がひょんなことから知り合い、業平が道真を巻き込んで貴族がらみの事件を解決していく様子が面白い!敵対関係の藤原氏の悪役っぷりもいいし、意外に強かな女性達とのやりとりもハラハラドキドキします(笑)

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    2018年06月30日
  • 応天の門 1巻

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    平安京で探偵もの。
    道真もかわいいけど業平がすごいよくてこの人に関しては読んでるだけで幸せだ。
    日本史図表とか国語便覧を横に置いて読みたくなりますね!

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    2018年06月11日
  • 応天の門 8巻

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    ネタバレ

    なんだか苦しい読後感の第8巻。
    別に道真が悪い事一つもないんだけどね。恵まれている人間は恵まれている事に自覚的でないと他人を無意識に傷付けるね。でもカンニングは駄目だぁ…。
    業平様は今回癒し枠でした(笑)。良い部下に恵まれている。

    「素敵な業平様が素敵にかわいいものを」って大興奮の白梅がもうわかりみありすぎて笑うしか無い。天国だよね!

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    2018年01月18日