• 百と卍(3)【電子限定特典付】

    百の成長

    百の精神的な成長が描かれますが、だからこそ分かるのは、端から卍が百を一人の人間として尊重していたこと。その信頼に応え、また新たに出会う人々や過去に知り合った人々との再会を通してさらに人間的な成長を望み、変化していく百と、それを受け容れる卍の絆は尊い物に感ぜられます。

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  • 百と卍(2)

    卍の色気

    卍の色気がすごい。
    江戸時代まで盛んだった衆道ですが、あくまで決め事やルールの中で結ばれた関係でした。そんな衆道に現代のBLが融合した結果……独特の趣と美しさに引きつけられます。

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  • 百と卍

    色気

    百と卍、それぞれに違った艶っぽさがあります。ジャンル的には和物の色っぽい年上×ワンコ年下受けということになるのでしょうが、百が陰間時代に女性客をとっていた描写や、兄弟間での性的な描写も含まれるため、苦手な方は注意が必要です。

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  • 薔薇王の葬列 13

    バッキンガムの弱い部分

    これまで企みに長けたキングメーカーとしての冷静沈着な一面を見せていたバッキンガムの執着と情熱が描かれます。バッキンガムとリチャードの主従関係を超えた共依存的な関係がさらに進展しており、先が気になってしまいます。

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  • 薔薇王の葬列 12

    アンの変化

    これまでリチャードへの恋心や肉親の思惑に翻弄され、あくまで受動的にしか描かれなかったアンが、リチャードの企みを知ったことから主体的に行動し始める巻。母として妻として、そしてリチャードの盟友としてのアンの変化が描かれます。

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  • 応天の門 12巻

    政争に巻き込まれていく

    冷静沈着で頭脳明晰、どこか達観しているようでも精神的に未熟な面を見せる道真と、色好みで人々から愛されながらも政争や派閥に翻弄されてきた過去を持っており自身の不安定な立場に自覚的な業平の対比が楽しめます。

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  • 応天の門 11巻

    道真の成長も楽しめる

    はじめは冷静な天才として描かれていた道真の、内面の成長や考え方の変化が描かれます。はじめは学問の世界に生きようとし、どこか浮世離れしていた道真も、そうすることが許されないまでに政争に巻き込まれていくことが予感されます。

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  • あおのたつき (2)

    どんどん引き込まれる

    巻を追うごとにどんどん引き込まれていく作品です。
    秘められたたつきの過去や花街に生きる人々の思いなど、重いテーマを扱いながらも、軽妙なやりとりでテンポよく読むことができます。

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  • あおのたつき (3)

    キャラクターが魅力的

    魅力的なキャラクターと飽きさせない話。
    花街の人々の恋模様や怨念を描きつつも美しい絵柄で、読むたびに引きつけられます。

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  • あおのたつき (1)

    かわいい絵柄と丁寧なストーリー

    Twitterにて一話が公開されており、そのかわいらしい絵柄と丁寧なストーリー展開に引きつけられ購入しました。花街の人々の情念を描き、時折おどろおどろしい描写をさしはさみながらも、すっきりした読後感のある作品です。多少恐ろしげな描写はあるものの、ホラーというほどではないので、ホラーが苦手な方でも楽しめると思います。

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  • かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 18

    アニメの進行とのズレも楽しめる

    アニメではまだ白銀とかぐやが付き合い始める前の話を放送しているため(二期)、本巻でのふたりの恋人らしい空気感とのギャップが楽しめました。
    話の進行とは関係ない脇道話も織り込まれつつ、ふたりの関係やふたりを取り巻く人間関係の変化が描かれています。毎度ながらキュンキュンしてしまいます。

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  • 進撃の巨人(29)

    相変わらず読めないエレン

    相変わらず読めないエレンの思惑。前巻のラストに引き続き某キャラクターの安否が気になります。この巻あたりからだんだんと「俺たちの知ってるエレン」が戻ってくる気がします。

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  • 進撃の巨人(30)

    衝撃的な人物が登場

    まさかこの人物が?と思うようなキャラクターが登場し、その背景とともに人物像を掘り下げられていきます。エレンとジーク、それぞれの家族観や故郷への思いが交差しており、物語が大きく動き出します。

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  • 進撃の巨人(31)

    大きく展開する物語

    物語が大きく展開し、エレンの思惑が明らかに。前作までのエレンらしからぬ言動がすべて繋がってきます。しかし分かっていたことですが進撃は毎回バンバン推しが退場していきますね。

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  • ミステリと言う勿れ 6

    だんだん繋がってくる

    一巻より仕込まれていた伏線がどんどん回収され(一方で新たな伏線も次々に敷かれ……)、整サイドとガロサイドそれぞれの物語が展開します。整の飄々とした(あるいは単に抜けている)キャラクターと犬堂一味の対比がおもしろい。

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  • ミステリと言う勿れ 5

    曖昧な善悪

    本巻では犯人の善悪がはっきりしない結末も用意されており、読者の捉え方で大きく読後感が違うものだと思われます。手段こそ非道でもそれが人を救うこともある……といった白黒つけられない結末は、この作品が単なる勧善懲悪ものではないということを示しています。まあそもそも整自身はじめから悪を成敗するなんてタイプの主人公ではないのですが……。

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  • ミステリと言う勿れ 4

    説教くささをどう受け止めるか

    この巻に限ったことではありませんが、主人公の言動が説教くさいとか蘊蓄の垂れ流しでうるさいとか感じる方もいるかもしれません。しかしそう言ったポイントも読み進めるとクセになってまいります。また、その蘊蓄に展開のヒントが隠されていることも……?といろいろな角度から楽しめる作品です。

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  • ミステリと言う勿れ 3

    サスペンス集強めの巻

    前巻に比べサスペンス集が強めで、作中でも言及されていましたが八墓村や犬神家のような雰囲気も。次々と起こる事件に怖いながらもページを繰る手が止まりません。

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  • ミステリと言う勿れ 2

    トリックとキャラクターの魅力

    推理ものというべきかサスペンスものというべきか、謎を求めてつい一気に読み進めてしまいます。魅力的なキャラクターにも惹かれます。前巻に引き続き1~2話完結かと思いきや今後に繋がる重要な人物や事件が登場し、いっそう後の展開が楽しみに。

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