灰原薬のレビュー一覧

  • 応天の門 3巻

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    ネタバレ

    池に落ちても微笑みを絶やさぬ残念なイケメン業平が面白すぎるんですが。

    しかしあれだね。
    権力のために奔走した藤原某たちはほとんどみんな忘れ去られてるけど、
    業平や道真は現代まで常識レベルで名を残してるんだから痛快ですな。

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    2016年04月14日
  • 応天の門 1巻

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    ネタバレ

    設定も絵も個人的に大当たり。
    何やこれメチャクチャおもろいやないか。
    積読してた俺のアホ。

    怨霊化した菅公は色んな作品で見かけるけど、
    若かりし頃はあまり題材にされんよね。
    紀長谷雄も歴史的にはなかなかの人物なのにヘタレキャラ化してて面白い。
    業平はあの道真ですら懐いてるので、
    女たらしである前に人たらしだったんだろうなあ・・・
    ってところが実に上手く描けてる。

    買ったままどこかに置いてる次巻以降を探しだして読むのが楽しみ。

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    2016年04月12日
  • 応天の門 2巻

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    1巻がやっぱり面白い!と思ったので読み終わった直後に買いました。
    業平(と言いつつあまり出番はない)と道真が謎を解きながらも暗い過去が見えてくる巻です。

    そしていよいよ高子が登場。
    好きだけでは一緒になれない身分の壁がどうにも哀しかった。
    しかも明らかに「人」ではなく「出世のための道具」扱い。
    美貌や女性という性ばかりに注目して高子の気持ちや人格はいらぬ、とばかりなのがどうにもイラつきました。
    それに下の者から気を遣われる辺り人望はあるのかな?と思いました。

    道真の業平に対する扱いがぞんざいで笑っちゃいましたw一応立場は上のはずなのにww
    でも兄上に対しては劣等感はないように感じました。む

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    2016年03月20日
  • 応天の門 1巻

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    かつて日本史を学んだ人もそうでない人も。
    かつて古典を学んだ人もそうでない人も。
    「ちはやふる」で百人一首に興味を持った人もそうでない人も。
    一度読んだらはまる事間違いなし!
    副読本として「伊勢物語」を手元に置いておくと楽しさ倍増!!

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    2016年02月15日
  • 応天の門 4巻

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    「すぐ祟りだの障りだのいいますけど、そんなのはまっとくもってただの思いこみです。やましいところが自分にあるから復讐や恨みに怯えて神仏に頼るんですよ。」

    「そうだな。。。だが、その思い込みが大事なのだ。どうにもならぬ時に、心を決めさせるのは、結局のところ、神仏よりも己の後悔や思い込みなのだ。」

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    2016年02月10日
  • 応天の門 1巻

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    在原業平と菅原道真が2人で平安京を舞台に起こる怪異を解決するという話。
    買ってからずっと本棚に置いていたのをやっと読めました!
    そしてやっぱり面白かった!!

    業平の軟派ぶりそのキャラには笑っちゃいましたw
    私は業平が好きです♪

    史実通りに行くならば先に進めば進むほど暗い話になりそう。
    少なくとも道真はその頭の良さが妬みを生んでしまうし・・・。

    それに道真父が可愛かった。

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    2016年01月17日
  • 応天の門 4巻

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    1巻から一気に読んでしまいました。私の大好きな菅原道真公が主役とあっちゃあ、そりゃ一気にも読むわ。
    平安時代ものって珍しい上に歴史的にもあまりヒーロー感のない(どちらかというと怨霊感?)道真&業平が主役ってどうなの!?と思ったけどなかなか面白かったし、もちろん自分的にはツボな配役なわけで。
    平安時代一番のプレイボーイ在原業平がそれほどイケメンじゃなくておやじなのがいい!
    道真公の性格がクールで現実的で、、、って自分の中のイメージとはちょっと違うけど、ちょー真面目というところは納得なので受け入れられた。
    朝廷の貴族たちのドロドロもあり、藤原の横暴あり、で素敵です。
    応天門の変まで行くのかしら?ゆ

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    2015年11月24日
  • 応天の門 4巻

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    ネタバレ

    道真と業平様の仲違いとモダモダっぷりにときめかざるを得ない…!ツンデレ可愛いな道真。
    新キャラ常行様も格好いい。

    とか言って今回は最後の最後で伴善男の夢の話に泣かされたのでした。タツは今まで出てきた女性キャラの中で断トツ可愛いです泣ける…!

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    2015年11月17日
  • 応天の門 3巻

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    本編が面白いのは皆さん述べられている通りですが、絵がとても丁寧です。
    時代考証されていることもあり、「平安貴族はこういう服装をしていたのか」「街の往来はこんな感じだったのか」とイメージが湧きます。
    願わくば受験生の時に読みたかった・・・

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    2015年06月13日
  • 応天の門 2巻

    購入済み

    期待してます

    なかなか良い感じ。
    この時代の雰囲気をどんどん描いて下さい。 

    応天門の変まで盛り上がって行ってくれれば嬉しい。

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    2015年06月06日
  • 応天の門 3巻

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    道真の兄・吉祥丸の死の真相が明らかに。

    それにしても、宮中というのは魑魅魍魎の跋扈するところですな。
    あと、藤原氏一族、恐るべし...( ꒪Θ꒪)

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    2015年05月12日
  • 応天の門 3巻

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    かんさんかわいい!前々から、知識は知っているだけでは意味がない。使えなければ。といっていたけれど、はじめて、何か重いものを賭けて、それを守るために、自分の知識をを生かしたのですね。知識はもっているだけでは意味がない、というのはとても真理だな、と思います。宝の持ち腐れ、と、いいますか。
    せっかく身に着けた技術も、使わなければもったいないですし、廃れてしまいますし。
    かんさんは、自分の無力もわかっていて、兄上の苦悩も、父上のどうにもならない苦しみも、遅ればせとはいえ感じることのできるやさしい子だなあと思います。

    それから、かんさんの許嫁もでてきましたね!とても女の子らしくて、とても聡明で、とても

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    2015年04月18日
  • 応天の門 2巻

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    ネタバレ

    今回業平様の出番ちょい少なめで淋しいですが高子ちゃん出てきたからなんかもうああぁぁぁぁ。ホンマこの2人切ない…。
    道真のお兄ちゃんの話が今後の主軸なのかな?3巻楽しみです続き気になる。

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    2015年03月07日
  • 応天の門 2巻

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    おもしろかった!1巻は、業平と道真がどう縁あって、事件に首をつっこむような流れになったのか、ってかんじだったけど、今巻は、兄の話もあってか、だいぶ道真が人間らしいというか、物に釣られたりするのがかわいくて。話がちゃんと動き出してるなってかんじがしておもしろかった。3巻も楽しみです!

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    2015年01月20日
  • 応天の門 2巻

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    最近、何かと名が売れてきた歴史(平安時代)×推理モノ
    少し、目の肥えた漫画読みなら、読めば人気が出ているのも、しっかり納得できるだけの厚い内容である
    やや粗さのある絵柄が、クライム・サスペンス色の強いストーリーを加速させる一方で、安定感を生み出していて、落ち着いて読める
    『信長の忍び』(重野なおき)のようなコミカルさ、『いくさの子 織田三郎信長伝』のようなアクションもないが、じっくりと読み手の心に強く印象を残せるだけのモノが確かにあった
    この漫画を好きと思う理由は様々だろうが、私は主軸のコンビが「好き」の理由の大半を占めている。ヒッキー生活が長くて人間性に難がありすぎるも貪欲に吸収した新鮮な知

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    2015年01月02日
  • 応天の門 2巻

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    2巻では、親子関係や家の話など、歴ヲタの懐をくすぐるネタがだんだんと増えてきましたね。確か、大鏡などでは、昭宣公は忠仁公の養子なんだけど、実父の長良大臣を嫡流に見てるんだったっけね。漫画の中では養父良房に忠実な形で描かれているが、どこか食えない人間だからこの小ネタも引っ張り出されるかもしれず。

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    2014年11月09日
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 7

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    ★堂々の最終巻

    ぼくは原作を読んだことがなくて、『SP』との出逢いはテレビドラマが最初だったんですけど、観始めてから直ぐに、とんでもないもの観始めちゃったな~と思いました。
    ドラマの中のあらゆるところに伏線やヒントが隠れていて、一瞬たりとも目が離せない。
    観る側にも緊張感が伴うドラマと久々に出逢ったなーと、夢中になって観ていました。

    漫画が連載されるというのを知って興味はあったのですが、もしも作画の担当が灰原薬さんじゃなかったら読んでいなかったかもしれません。
    前から灰原さんのことは知っていて漫画も何冊か持っているのですが、灰原さんの描く人間像は凄く魅力があって大好きで、この方の

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    2012年05月19日
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 7

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    厚かった。そして長かった。
    映像モノとはまた違ったキャラクターの切り口だったり、ストーリーの組み立てだったり、思ってたよりもずっとずっと楽しくて追っかけてた。
    そして、最後に。誕生日に読むとバースデーケーキへの食欲が失せるという事実に気づく。

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    2013年04月08日
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 7

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    ネタバレ

    SP最終巻。
    映画革命篇と革命前夜をミックスしつつ、間で少し違った展開だったりしたので、漫画は漫画で楽しめました。
    が、やはりこちらも続きがありそうな余韻というか、映画と同じくもどかしい感じで終了。
    スピンオフとかないかな~と期待したいですが、望みは薄そう(苦笑)
    [2012年4月30日購入]

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    2012年05月01日
  • 回游の森

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    幼女愛、同性愛、フェティシズム、復讐。「極上の”疚しさ”を紡ぎだす」と帯にもあるとおり、この漫画の魅力は「偏愛」ではなくて、それぞれの想いの底に潜む”疚しさ”なんでしょうね。
    私はちょっと”手フェチ”なので「舟幽霊」をドキドキしながら読みました(*^ー^*)

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    2011年08月25日