小林啓倫のレビュー一覧

  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    投資銀行幹部による情報セキュリティの本。

    コンピュータの誕生から今の時代までの情報セキュリティの歴史が紹介されている。コンピュータは1台のコンピュータを2人で一緒に使い始めるようになったときから、セキュリティ問題が生まれたようだ。

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    2025年10月31日
  • ランサムウエア追跡チーム はみ出し者が挑む、サイバー犯罪から世界を救う知られざる戦い

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    ランサムウェアについて学習中。ルポ形式のノンフィクションで、直接的には関係のない話、例えば登場する人々の人柄や関係性まで生々しく記されており大変面白く読み終えた。ランサムウェアは伝統的な手法もあるものの基本的に常に新しい手口で襲いかかる。このメモを残してる時点での、日本の大企業はアサヒビールだ。まだ手作業で復旧作業中とのこと。この書籍のお陰で、攻撃者のイメージや思考が漠然とではあるが理解できるようになった。良書だと思う。

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    2025年10月19日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    情報セキュリティ業界にいる人必読の一書。コンピューターの黎明期から常に存在するバグとセキュリティーホール。セキュリティーは対策は際限がなく、効果の少ない/望めない対策も「やらない方がいい」とは決して言えず、過剰投資と過少対策の狭間を見極めるのは専門家でも困難。ましてや投資を決定する非専門家においておや。穴は常にあり対策をすれば国家を超えた犯罪者集団は対策を必ず超えてくる。
    もう西側世界とそれ以外のインターネットを遮断するしかない。

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    2024年12月16日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    借りたもの。
    サブタイトルの「脆弱性はどこから来たのか」が全てを物語っている…情報セキュリティとは敗北の歴史と言える。
    敗北の歴史はコンピューターおよびインターネットの歴史そのものだった。
    絶望と希望の連続。

    セキュリティがなぜ難しいのか?
    それは「攻撃者の非対称的な優位性」……潜入する側は1ヶ所だけ穴を見つければいいため。

    セキュリティが抱える本質的な問題点…それは過去の決定や設計思想に起因していることを指摘。
    これを社会学・経済学の専門用語「経路依存性」を引用して示している。
    初期のコンピュータシステムが“信頼”を前提に設計されていたことが今日(こんにち)のセキュリティ問題の根源のひと

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    2024年10月27日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    いたちごっこ
    当初はインターネットがなかったのでユーザーの切り替えの部分というのが主な戦場だった。
    インターネットできてからワームなどに感染するようになったが、ここでいたちごっこでセキュリティレベルやセキュリティハックの技術が互いに向上していく。
    しかし契機なのはセキュリティがメインの機能のおまけ的な扱いから一つの独立した価値として扱われるようになったことである。
    これによってセキュリティ強化の機運が高まりマシンに対するハッキングはやや歩留まりが悪くなった。
    そこで対象になったのが人間である。

    人間が要素として含まれるため、心理学や経済学など人間の活動に根差した分野がセキュリティに関わってく

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    2024年07月28日
  • 1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊

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    GOING INFINITE
    THE RISE AND FALL OF A NEW TYCOON

    FTX
    サム・バンクマン・フリード
    効果的利他主義(Effective Altruism)

    【目次】
    序章
    第1部
    1 確率はゼロではない
    2 サンタクロース問題
    3 メタ・ゲーム
    4 マーチ・オブ・プログレス
    第2部
    5 「ボブについての考察」
    6 人工の愛
    7 複雑すぎる組織図
    第3部
    8 ドラゴンの巣
    9 消滅
    10マンフレッド
    11カネはどこへ消えた?
    終章

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    2024年07月27日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    「敗北史」という表記が気になって購入。セキュリティにスポットを当てて歴史を解説していて非常に面白い。

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    2024年04月20日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    コンピュータが安全であるかの証明は、まさに悪魔の証明そのもの。絶望的な感じもするが、歴史を学ぶことで見えてくるものもたくさんあるし、普通に読み物としても面白かったのでオススメ!

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    2024年03月18日
  • ランサムウエア追跡チーム はみ出し者が挑む、サイバー犯罪から世界を救う知られざる戦い

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    【ランサムウエアが革新的なのは、暗号化という行為そのものを武器に変えた点にある】(文中より引用)

    ファイルを暗号化し、その解除のために身代金(ランサム)を要求するランサムウエア。猛威を振るうその脅威に人知れず立ち向かうチームの物語です。著者は、ロイターの調査報道記者を務めたレネー・ダドリーとピューリッツァー賞の受賞経験を持つダニエル・ゴールデン。訳者は、システムエンジニアの経験も持つ小林啓倫。原題は、『The Ransomware Hunting Team: A Band of Misfits' Improbable Crusade to Save the World from C

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    2023年11月22日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    リスキリングの重要性が説かれる今日において必要となる「学び方」を学べる点でかなり有益だった。
    こういう学び方的なtipsがある本の中でも結構細かく説明されていたり実例が多くてかなりわかりやすい。

    MITの授業と同じ内容を短く学べるならそれにはこしたことがないよなそりゃあって感じ。
    複数のスキルを短時間で効率的に身につけられるよう、実践していきたい。

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    2023年03月19日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    この本はタイトルでもふれているとおり,情報セキュリティについて,歴史的(時系列的)にまとめられています.
    本書を読むことで,「今までの情報セキュリティはどの様な変遷を辿ってきたのか」を知ることが出来ます.他方,「では(今後)どうすれば良いのか?」については殆ど触れていません.
    本書は,「では(今後)どうするのが良さそうか」を考えるために,「歴史的(時系列的)な当時の事実・現状」の共通認識を得る事が主眼だと思います.
    個人的には,本書はサイバーセキュリティ専門家が,本書を読んで,これまでの背景を知る(再確認する)のに適していると思います.
    若年層のサイバーセキュリティ専門家は,本書でこれまでの経

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    2022年10月16日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    ネタバレ

    自分にとって物事を学ぶ最適な方法は何なのか、を考えさせてくれる本。自問する際に読み返したい本。

    自分用メモ。

    ステップ1 リサーチ
    1.学習トピックの決定
    2.使用リソースの決定
    3.同テーマ成功者のベンチマーク
    4.直接練習をイメージ
    5.予備教材と基礎練習

    ステップ2 スケジュール
    1.勉強できる時間の想定
    2.いつ学習するのか、朝?夜?、1回あたりの学習時間
    3.プロジェクト期間の設定
    4.カレンダーへ書き込む!

    ステップ3 計画実行
    1.メタ学習:典型的な方法、成功者インタビュー、準備は10%の時間
    2.集中:学習中に集中している?、マルチタスクで気になってない?、集中はどのく

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    2022年01月01日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    自分がこれまでなんとなく良かれと思ってきた勉強法が言語化され、体系化されて書かれていて非常に腹落ちした。自戒を込めて、ここに書いてあることは基本だが実践できている人は少ない。
    一方で、タイトルを含め邦訳はかなり酷い。

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    2021年05月13日
  • なぜ、DXは失敗するのか?―「破壊的な変革」を成功に導く5段階モデル

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    DXって明確な定義がなく、皆何をやっていいのかわからないのでは。五段階の明確な目標をかかげ、最終ゴールから、前倒しして各段階のタスクを振り分けています。EY監査小林氏が巻末に図表付の監修を付記頂いてうれしい。

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    2021年04月18日
  • アマゾン化する未来―――ベゾノミクスが世界を埋め尽くす

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    ビッグデータにAIを掛け合わせたジェフ・ベゾス、恐るべし。
    ジェフ・ベゾスに狙われたら逃れることはできない。

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    2021年01月04日
  • FinTechが変える! 金融×テクノロジーが生み出す新たなビジネス

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    ネタバレ

    フィンテックだけでなく、ビットコイン&ブロックチェーンについてもわかりやすい例で知れたのは良かった!

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    2020年06月12日
  • IoTビジネスモデル革命

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    ビジネスや社会でのIoT活用をについて読みやすい文体で説明
    モノ、センサー、プロセッサー、通信機能ネットワーク、情報処理という5つの要素 ありふれた「モノ」がネットにつながることで情報収集と制御が可能となっている
    ウェアラブル時計やおもちゃを買おうか検討中

    覚書
    東レとNTT共同開発の肌着ヒトエ 那覇航空で実証実験!
    ウェアラブルデバイス
    スマート体温計FLUency
    遠隔医療用ソフトと電子聴診器を宇宙での実証実験
    医療行為の診察診断治療研究のうちの診察での活用法
    AI玩具 CogniToy 

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    2018年10月04日
  • シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる

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    原書は2014年に書かれているが、まだ内容は古くはなっていない。
    企業経営者だけでなく、一般社員が読んでも得るものがあると思う。個々のチームやプロジェクトにも応用できるヒントがいっぱいある。
    例として挙げられているのはアメリカ企業が多いが、中国の例もある。日本企業がないのはグローバルで飛躍的成長を遂げたと認知されていないからなのか。少し残念な反面、まだ飛躍するチャンスがあると解釈もできる。ガンバレ日本。

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    2018年08月15日
  • FinTechが変える! 金融×テクノロジーが生み出す新たなビジネス

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    ちまたで話題のフィンテックについて、現状と未来予測をまとめている本。本書の特徴としては、とにかく分かりやすい点にある。
    ケニアで大流行している携帯電話による送金サービスエムペサの事例から本書は始まり、シリコンバレーや欧州の最先端の事例を紹介してくれる。

    以下に備忘録として、面白かった点を記載しておく。
    ①エムペサの始まり
    エムペサの始まりは、英国の通信会社ヴォーダフォンにさかのぼる。社会事業部門として途上国に通信インフラを普及させようとしていたエンジニアが、携帯電話による送金サービスを使用すれば、金融アクセスのない途上国の貧困層を援助できると発案したことがきっかけである。
    エムペサは、ケニア

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    2017年08月12日
  • シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる

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    ムーアの法則のように指数関数的に飛躍する企業が増える
    新技術やそれを利用した新しい取り組みがそれを可能にする。
    既存の枠組みが崩壊し新たな世界がやってくる、そんな興奮をもたらしてくれる。
    様々な成功事例と手引きがあり、自分も何かしてみたくなる
    カタカナがめっちゃ多い。いや海外だからしょうがないんだけど

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    2017年01月20日