小林啓倫のレビュー一覧

  • データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」 ビッグデータからビジネス・チャンスをつかむ

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    ゾクゾクされられた本。
    巷でバズワードとなっているビッグデータの取り扱いを具体例で示している。
    需要創造にむけた顧客のセグメントとメッセージの構築の手順を学べたのが大収穫。
    今後も読み返したい。

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    2013年06月04日
  • サトシ・ナカモトはだれだ? 世界を変えたビットコイン発明者の正体に迫る

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    書店に平積みされてて、思わず手に取って、読んでみた。
    ニック・サボ、ハル・フィニー、辺りまでは面白かったが、冗長な自己紹介とセットで次から次にメリハリ無く登場人物が登場し、途中で集中力が切れて、最後は惰性な速読で完読...。

    それにしても自分が単に時代遅れなだけだろうけど、この社会で通貨を発行できるのは「国」だけという概念で、「ビットコイン」はマルチ商法の詐欺通貨と全く同じものにしか思えず、全く理解できない。
    ブロックチェーンという技術が用いられた、銀行を通さず通貨を送受できる通貨、という部分は評価するけど、何故あそこまで凄まじい価格で売買されていくのか...。
    「発行枚数が限られている」こ

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    2025年12月09日
  • サトシ・ナカモトはだれだ? 世界を変えたビットコイン発明者の正体に迫る

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    サトシ・ナカモトが何なのか、誰だ?ってどう言うことかって知らない人は手に取らないと言う前提なんだろうが、ビットコインとその辺の技術的、社会的なことを一切省いている。

    その上で、ビットコインの開発者、一切表舞台から消えたナカモトサトシを追う。

    追って追って、追った挙句に分からない。

    それを、面白いと思える人には面白いのだろう。

    個人のプライベートと、ジャーナリズムの関係を考えてしまう。この傲慢さ。この手の人は、いや、筆者のことではないにしても、あの手の人たちって、嘘でも何でも、一瞬でも、富と称賛を得ようとするのか、その辺がどうにも気持ち悪い。本筋とは関係ないが。

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    2025年12月04日
  • AI・機械の手足となる労働者 デジタル資本主義がもたらす社会の歪み

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    「AIの奴隷」になるかのような煽り方だが、書かれている事はそこまで大袈裟ではない。『ゴーストワーク』という著書もあったが、ギグワークとも呼ばれる、AIやテック企業の補完要素として人間の労働市場が生まれている。例えば、音声文字起こしの校正、名刺OCRの誤記訂正、不正画像の検出や削除など。それらは今までみたいに工場に集まって行う作業ではなく、自宅の隙間時間でも可能。これは新時代のブルーワーカーであり、我々は機械の手足になるのだというが、そうかな。

    ー 本書では、工場のように見えないかもしれないが、かつての工場に存在していた論理や労働が今なお存続し、さらにはそれが、デジタル技術の普及によって加速し

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    2025年09月24日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    本当に悲しくなるぐらい、敗北の連続だ

    デフォルトでセキュアな設計が大事

    マイクロソフトは努力している
    オラクルはダメだった
    Appleはハードウェアで対策がメイン

    RustやCシャープはセキュアなプログラミング言語設計

    パスワードは強力でなくとも例えば、ログイン試行が3回失敗した際にアクセスをロックまたは一時停止するようにするだけでも十分

    情報セキュリティの分野には3つの汚点がある
    第一の汚点は、データ漏洩
    第二の汚点は、国家によるハッキング
    第三の汚点は、認知的閉鎖

    暗号化は防御側が取れる良い手段

    この分野がまだまだ歴史が浅いので、
    きっとこれから良くなっていく事を期待したい

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    2025年07月28日
  • SENSE FULNESS どんなスキルでも最速で磨く「マスタリーの法則」

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    マスタリーになるには、見本を見つけて観察する→簡単なところから真似する→フィードバックをもらう。を回すだけ。だいたいのひとができないけど、実際は簡単。
    要領が悪い人はこの立ち回りができないし、「見本を見つけて観察する」「フィードバックをもらう」が立場ある人相手に怖いなどの理由でできないのがあるので、手助けしてあげる。

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    2025年03月27日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    コンピューティングの発展とそこで発生した様々なセキュリティ・インシデント、ウィルス(マルウェア)の事例、その背景説明を、タイトル通り歴史的時系列で論評する内容。

    現状、「セキュリティが確保された」状態になることはない、必ずハッカー(本書では現代においてハッカーはその技術で悪さする人を指す言葉として使っている)が先に行く、人間自体がもっとも脆弱なセキュリティ・ホールである、と結論付けています。
    対策しても無駄、どこかに穴はある、むしろゼロディもある、セキュリティ被害のコストと発生確率を考えれば対策はコスト高過ぎる、研修は教育にはならず「した」実績にしかならない、チェックリストは意味がない、など

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    2024年12月21日
  • 1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊

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    ネタバレ

    大谷翔平を宣伝に使ったり、あっという間に巨大会社になり、あっという間に破綻していったFTX。暗号通貨業界には全く明るくないので何が起こっているのかよくわからなかったのだけど、そういう人が読むにはちょうどよいかも

    FTXの創設者サム・バンクマンフリード(すごくユダヤ系っぽい名前だ、、、)もその周りと固めていた若者も、数学の才能が非常にあり、高学歴で、ジェーンストリートなどのHFT業者出身者が多い。日本のIT長者のように、たまたま一発当てた、という感じではない。ただ、功利主義的で共感性が欠如しており、発達障害だなぁと思わせる風貌やエピソードには事欠かないというのが特徴か

    やっていたことは取引所

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    2024年10月27日
  • 1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊

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    トレードで勝つのは一見不可能そうに見えるが、期待値を計算し積み重ねれば勝てる。
    ということはここまでできないと負ける。
    そりゃ素人は負けるよな…と考えさせられる。

    また、効果的利他主義という考え方があることを初めて知った。
    シリコンバレーでのエリートたちの宗教的なものらしいが果たしてそれで世界が良くなっているのか?という疑問は残る。

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    2024年09月08日
  • データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」 ビッグデータからビジネス・チャンスをつかむ

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    本書は数々のデータをいかにマネジメントして活かしていくかという話なのでこれは転職前に読むべきだった。ECサイトの話辺りは興味深かった。確かにTOPページはお店の顔。しかしデザインが変わらなければそれ程影響はないだろうと思っていたが、正確に分析すればかなりの違いがあるようだ。
    あとは、何度も形を変えて出てきたクロス集計。他書でも見かけたしやはり分析の基本になるのだろう。だが、この領域の顧客はこうしたら良い、と分かってもその通りにならないのが現実。皆と同じ分析をしていたら勝てない。独創性が必要になるのだろう。

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    2023年03月05日
  • 情報セキュリティの敗北史 脆弱性はどこから来たのか

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    「パッチ・チューズデー」に「エクスプロイト・ウェンズデー」。そんな流れがあったのか。。(今もあるのかもしらんが)

    歴史を紐解いてそこからの学び・教訓を示すのかと思いきや、意外とオチがなかったりして、ますます混迷を深めるサイバーセキュリティ。。。という読後感。

    2021年の原書の発刊時点では起こっていなかったウクライナ禍ですが、訳者あとがきではしっかりフォローアップされていました。

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    2022年12月16日
  • アマゾン化する未来―――ベゾノミクスが世界を埋め尽くす

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    ペソスはソフトウェア開発の為に、現在では伝説となっている「2枚のピザチーム」理論を考案した。プロジェクトチームの人数は、食事のさいにピザ2枚で賄える位の数、つまり10人以下に抑えるべきだ。

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    2022年08月18日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    ネタバレ

     「超・自習法」とあるがウルトラ・ラーニングというメソッドの本である。原則1~9まである
     世の成功者と呼ばれる人物がいかにその実績を為してきたのかについて、9つの原則に則して説明している
     物理学者のファインマン、画家のフィンセント・ファン・ゴッホなどが取り上げられている
     特に後者においては学び始めにおいて画力の低さがあったのだがいかにしてそれを克服し美術の分野で名を成せたのかということについて説明している
     9つの原則(文言は一部改変)
     原則1:メタ学習~地図を書く
     原則2:集中~ナイフを研ぐ
     原則3:直接性~転移を引き起こす
     原則4:基礎訓練~弱点の克服
     原則5:ふりかえり~

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    2021年05月31日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    天才たちにインタビューし、観察し、自習に最も効率的な方法は何かを教えてくれます。

    一番効果があるのはやはり回想すること。
    何かを読んで、見て、体験して、学んだことを後に何も見ずに、頭の中で何を学んだのかを思い出すこと。

    自分で問題を考えて、それに応えることも効果的。

    今後は目次で気になったことを問題形式化して、思い出す訓練をしようと思う。

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    2021年04月20日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    本書を読んで特に今日から行おうと思った事
    (新しいことを学ぶ時は、どこでどのように使うか自問する習慣を付けて、具体的な例に直接結びつけるような学習を心掛ける。)

    本書に載っていた3ヶ月で語学を学習する話しは、是非自分でも実践しようと思った。

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    2021年04月16日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    アメリカの有名大学MITで4年かけて学ぶコースをオンライン学習を使って1年で学ぶ。

    3ヶ月で外国語を話せるようにする。

    そんな従来の概念を覆すウルトララーニングという勉強法を解説した本。

    簡単に言うと本番でスキルを使う環境に身を置いて、集中的に勉強することが上達の1番の近道というもの。

    それだけと言えばそれだけだけど、自分の勉強法が間接的になってしまっていることが多いことに気が付かされたので、読んで良かったです。

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    2020年12月19日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    超・自習法。なかなか集中できないって悩みは多くいると思います。自分もそうです。その時先延ばしの自分に気づのが大事だと。何か別にやりたい事があるか、又は嫌悪を抱くほどやりたくないかがある。先延ばしを自覚し、まず5分だけ実践するだけでも違うそうです。来月試験があるので5分だけはじめてみます。

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    2020年10月24日
  • FinTechが変える! 金融×テクノロジーが生み出す新たなビジネス

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    エムペサ@ケニアを例に、実際に世界を変えたFintech技術やサービスを数多く紹介。お金に関するこれまでになかったサービスや、よりお金を賢く使えるサービスが今後増えていくだろうと実感

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    2020年10月12日
  • ULTRA LEARNING 超・自習法―――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

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    TED講演でも有名なスコット・H・ヤングが、どのようなスキルでも最速で習得できるという独自の学習メソッドを紹介した一冊。効率的な学習には9つの法則(メタ学習・集中・回想・フィードバック等)があり、それらを駆使することでウルトララーナー(素早く学習できる人)に近づけ、語学習得・写実的な絵を描くといった行為を短期間で習得する術が解説される。結局は学習に対するモチベーションアップの方法と、どのような順番で学習するの2つが重要かなと思った。

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    2020年03月27日
  • シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる

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    シリコンバレーを中心としたスタートアップが
    なぜイノベーティブにスケールアップし続けれるのか、
    その秘密を明かした本。

    某企業の研修で使われていたため、読みましたが、
    前から少し気にはなっていました。

    前半部分で、シンギュラリティ―時代に必要な要素を明かし、
    後半部分で、既存の大企業や中小企業(創業含む)が
    どうすればその要素を満たすことができるのかを論じています。

    日本の(大)企業サイドからすると、
    あまりに考え方がかけ離れていて、衝撃を受ける内容かもしれませんが、
    こういった考え方をしていかないと生き残れない、と
    いかに危機感を持てるか(特にトップが)がポイントになってくるかと感じま

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    2019年10月02日