あらすじ
「入学しないまま、MITの4年間のコンピュータ科学のカリキュラムを1年でマスターした」「1年間で4つの日常会話レベルの外国語を習得した」「たった2ヵ月で写実的なデッサンが描けるようになった」ことが知られる著者が解説する「学習の思考法」。全米で話題のどんなスキルでも最速で習得できるメソッドを紹介。
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Posted by ブクログ
リスキリングの重要性が説かれる今日において必要となる「学び方」を学べる点でかなり有益だった。
こういう学び方的なtipsがある本の中でも結構細かく説明されていたり実例が多くてかなりわかりやすい。
MITの授業と同じ内容を短く学べるならそれにはこしたことがないよなそりゃあって感じ。
複数のスキルを短時間で効率的に身につけられるよう、実践していきたい。
Posted by ブクログ
自分にとって物事を学ぶ最適な方法は何なのか、を考えさせてくれる本。自問する際に読み返したい本。
自分用メモ。
ステップ1 リサーチ
1.学習トピックの決定
2.使用リソースの決定
3.同テーマ成功者のベンチマーク
4.直接練習をイメージ
5.予備教材と基礎練習
ステップ2 スケジュール
1.勉強できる時間の想定
2.いつ学習するのか、朝?夜?、1回あたりの学習時間
3.プロジェクト期間の設定
4.カレンダーへ書き込む!
ステップ3 計画実行
1.メタ学習:典型的な方法、成功者インタビュー、準備は10%の時間
2.集中:学習中に集中している?、マルチタスクで気になってない?、集中はどのくらいで切れる?
3.直接性:実際に使われる方法で学んでいるか?どの精神的プロセスが欠けてる?
4.基礎練習:弱点を練習できているか、上達の妨害は?
5.回想:教科書を読んだだけで満足せず、テストや回想をやっているか?、昨日、先週、去年学んだことを説明できるか?、学んだことは転移している?
6.フィードバック:自分が学べている点とそうでない点は把握できているか?
7.保持:長期保持の計画は?間隔を開けて情報にふれるようにしている?、手続き化・日常化できているか?
8.直感:深く理解しているか?人に説明できるか?
9.実験:新しいアプローチを試す必要性は?
ステップ4 結果評価
1.振り返り:良かった点、改善点、今後はどうする、
ステップ5 学んだ知識の活かし方
1.維持:定期的習慣により保持する、日常生活に取り入れる、学習直後は頻繁にふれるようにする
2.再学習
3.熟練:サブトピックを選びフォローアップ
Posted by ブクログ
自分がこれまでなんとなく良かれと思ってきた勉強法が言語化され、体系化されて書かれていて非常に腹落ちした。自戒を込めて、ここに書いてあることは基本だが実践できている人は少ない。
一方で、タイトルを含め邦訳はかなり酷い。
Posted by ブクログ
学習の転移について調べている中で本書籍と出会った。関心ある内容から言うと、
・学習の転移はそう簡単に起こらない。
・直接的な経験をすることで転移しやすくなる。(もはや転移じゃない気が…)
・より深い知識を得ることで、転移しやすくなる。
算数が得意だからといって、日常場面においても論理的に話せるとは限らないという、言われてみればそらそうか的な発見があった。
よりよい自習の方法については、
・取り組む時間をしっかり取る。
・まず、始める。
・恐れず振り返りをする。
といったことが印象的であった。やはり行き着くのはモチベーション。やる気次第。
どう学ぶかよりも、その学びに対してどれだけやる気を持って取り組めるかが大切だと思った。
他の学習法の本にも載っていそうな内容だが、大事なことの確認はできたので、読んでよかった。
「直接的」に学ぶことは今後も意識して取り組みたい。
Posted by ブクログ
人は何かを習得したいとき学習するが、学習法を学習することは稀である。独学大全と見比べながら読みたい。フィードバックに関する話が大変参考になった。しょうもないフィードバックに右往することってあるよね。
Posted by ブクログ
長々としているが、目標を達成するために大事なことがいくつか書かれている。
・無駄を省く
・最適なプロセスを選択
・時間管理
・インプットよりアウトプット重視
など。
カギとなるのは直接性を重視したメタ学習。目標に対して何を学ぶべきかを時間をかけて調べること。
殆どの学校で学ぶ知識やスキルが仕事に直結しないのは、実践的ではないから。
自己学習が身にならないのは、適切な学習方法で無いから。殆どのスキルや知識を取得するのに最適な方法は精神的に体力が必要でフラストレーションが溜まるものだという。しかしそれは、効率よく何かを得るためにはやる価値のあるものだ。
そして人はどうしても楽な方を選ぶ傾向あるため、楽で適切で無い学習をしてしまい、効率の悪いプロセスを踏んでしまう。もちろん適切な学習が楽であるならばそれをやるべきだ。
Posted by ブクログ
学ぶところは多いが、これが全てできたら苦労はしない。
MITを卒業できるのだろうがやりきれる自信のある人は少ないと思う。
少しずつこの本のメソッドを実践するしかないが、とても数年でできるようになるとは思えません。
Posted by ブクログ
真新しい発見はないかもしれない。勉強法の提案も1例の紹介程度にとどまる項目も多く、期待しすぎるとがっかりすると思う。この本からの一番の学びは、それでも1つの学習方針を示してくれること、天才に見える人々も地道な経験を重ねることで超人的な能力を発揮する普通の人だと言うこと。自分に才能がないと諦めることはないが、その分、自分が何に多く時間を避けるのか、早く決める必要がある事に焦りを感じる。
Posted by ブクログ
間隔反復ソフト。Anki。
ウルトララーナー。
ウルトララーニング。
長期休暇または、パートタイムラーニング、など。思い切った学習時間の割り当てが成果を生む。スケジュールの分散。
メタ学習=最初に地図を描く。何のために学ぶのか、をはっきりさせる。
集中=先延ばしを避ける、5分だけ開始する、数種類の学習を並行させる、マルチタスクを避ける、クリエイティブな作業では、リラックスタイムを設ける。集中はそれを避けるたびに、強くなる。
一直線に進む=学びたいことに特化する。転移(学習したことが他の学習にも役立つこと)があることを知る。プログラムを学ぶより、実際にプログラムをつくる。言葉を学ぶときは、それに没入する。語彙力を高める。目指すレベルより高いレベルの試験を受ける。どこでその知識を使うか、自問する。
基礎練習=基礎をおろそかにしない。
回想=学ぶためにテストをする。思い出す練習を繰り返す。頻繁にテストをすれば何がわからないか、がわかる。能動的な復習(自分から思い出す工夫)のほうが受動的な復習より記憶が定着する。ノートをつくるときは、質問帳形式で作る。参照禁止で問題を解く。
フィードバック=有益なアドバイスを聞く。開業医はフィードバックがないと、腕が落ちる。賞賛は有害。誤りをピンポイントで正してくれるフィードバックが望ましい。より早いフィードバックが望ましい。
保持=忘れてしまわないように。間隔反復(アンキ)、手続き化(自転車の乗り方は忘れない)、過剰学習(完璧を超えて学習する)。記憶術は役に立たない。
直感=自分を騙さない。他人に教えるように説明する。
実験=ゴッホは実験を繰り返していた。熟練するほど教えられる人がいなくなる=自分で実験する必要がある。
成長マインド、硬直的マインド、のほかに成長マインドの延長上に実験マインドがある。
事前に計画を練る。大まかな範囲、目標レベル。スケジュールを立てる。途中でチェックする時間を決める。
知識を維持する方法を探す。
Posted by ブクログ
直感の章が新鮮だった。
ちょうど最近lillianさんがダニンググルーガー効果について言及していたこととほとんど同じことが書かれていた。
短期的な自己肯定感のために知っているふりをせず何回でも確認する。より実践的には、ノートの復習を自分にツッコミを入れながらやるというのが良さそう。
Posted by ブクログ
翻訳本であり、若干ボリュームは多め。
ただ、個人的にはハイライトされている周辺の個所を読むだけでも得る部分は結構あるなと感じました。
どこかで聞いた/読んだことはありつつも体系化されていなかった部分がまとまっていて、良かったです。
Posted by ブクログ
ウルトラ・ラーニングとは?
自己管理的かつ集中的な、スキルや知識を習得するための戦略
ステップ1:リサーチする
ステップ2:スケジュールを立てる
ステップ3:計画を実行する
実行するときに9つの原則
ステップ4:結果を評価する
ステップ5:学んだ知識をどうするか?
学習の準備を念入りにして実行にうつし
改善をしていきながら学んだ知識を
生かしていく。簡単に言うと"PDCA"。
実行する際に沢山の方法や戦術の中から
自分に合った方法を見つけて繰り返して
いく→より早くスキルアップできる!
Posted by ブクログ
学習の本来の姿を教えてくれる。学び方は無数存在し、自らが何をどうやって学ぶか判断する重要性が説かれている。
筆者は学校教育での学びを否定していないが、当方は近年学びが商業化される傾向が強くなってきた印象を受けている。
最近まで留学を検討していたが、社会人になり家族を持った今、自らの給与を犠牲にし、家族や自身の時間を投資してまで得られるものは多くないだろうという結論に至った。
そんな当方に勇気と希望を与えてくれた一冊だった。
Posted by ブクログ
「超・自習法」とあるがウルトラ・ラーニングというメソッドの本である。原則1~9まである
世の成功者と呼ばれる人物がいかにその実績を為してきたのかについて、9つの原則に則して説明している
物理学者のファインマン、画家のフィンセント・ファン・ゴッホなどが取り上げられている
特に後者においては学び始めにおいて画力の低さがあったのだがいかにしてそれを克服し美術の分野で名を成せたのかということについて説明している
9つの原則(文言は一部改変)
原則1:メタ学習~地図を書く
原則2:集中~ナイフを研ぐ
原則3:直接性~転移を引き起こす
原則4:基礎訓練~弱点の克服
原則5:ふりかえり~テストから学ぶ
原則6:フィードバック~弱点と向き合う
原則7:維持~穴をふさぐ
原則8:直感~深堀りする
原則9:実験~新しいことに挑戦する
Posted by ブクログ
天才たちにインタビューし、観察し、自習に最も効率的な方法は何かを教えてくれます。
一番効果があるのはやはり回想すること。
何かを読んで、見て、体験して、学んだことを後に何も見ずに、頭の中で何を学んだのかを思い出すこと。
自分で問題を考えて、それに応えることも効果的。
今後は目次で気になったことを問題形式化して、思い出す訓練をしようと思う。
Posted by ブクログ
本書を読んで特に今日から行おうと思った事
(新しいことを学ぶ時は、どこでどのように使うか自問する習慣を付けて、具体的な例に直接結びつけるような学習を心掛ける。)
本書に載っていた3ヶ月で語学を学習する話しは、是非自分でも実践しようと思った。
Posted by ブクログ
アメリカの有名大学MITで4年かけて学ぶコースをオンライン学習を使って1年で学ぶ。
3ヶ月で外国語を話せるようにする。
そんな従来の概念を覆すウルトララーニングという勉強法を解説した本。
簡単に言うと本番でスキルを使う環境に身を置いて、集中的に勉強することが上達の1番の近道というもの。
それだけと言えばそれだけだけど、自分の勉強法が間接的になってしまっていることが多いことに気が付かされたので、読んで良かったです。
Posted by ブクログ
超・自習法。なかなか集中できないって悩みは多くいると思います。自分もそうです。その時先延ばしの自分に気づのが大事だと。何か別にやりたい事があるか、又は嫌悪を抱くほどやりたくないかがある。先延ばしを自覚し、まず5分だけ実践するだけでも違うそうです。来月試験があるので5分だけはじめてみます。