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「入学しないまま、MITの4年間のコンピュータ科学のカリキュラムを1年でマスターした」「1年間で4つの日常会話レベルの外国語を習得した」「たった2ヵ月で写実的なデッサンが描けるようになった」ことが知られる著者が解説する「学習の思考法」。全米で話題のどんなスキルでも最速で習得できるメソッドを紹介。
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Posted by ブクログ
リスキリングの重要性が説かれる今日において必要となる「学び方」を学べる点でかなり有益だった。 こういう学び方的なtipsがある本の中でも結構細かく説明されていたり実例が多くてかなりわかりやすい。 MITの授業と同じ内容を短く学べるならそれにはこしたことがないよなそりゃあって感じ。 複数のスキルを短...続きを読む時間で効率的に身につけられるよう、実践していきたい。
自分がこれまでなんとなく良かれと思ってきた勉強法が言語化され、体系化されて書かれていて非常に腹落ちした。自戒を込めて、ここに書いてあることは基本だが実践できている人は少ない。 一方で、タイトルを含め邦訳はかなり酷い。
学習の転移について調べている中で本書籍と出会った。関心ある内容から言うと、 ・学習の転移はそう簡単に起こらない。 ・直接的な経験をすることで転移しやすくなる。(もはや転移じゃない気が…) ・より深い知識を得ることで、転移しやすくなる。 算数が得意だからといって、日常場面においても論理的に話せると...続きを読むは限らないという、言われてみればそらそうか的な発見があった。 よりよい自習の方法については、 ・取り組む時間をしっかり取る。 ・まず、始める。 ・恐れず振り返りをする。 といったことが印象的であった。やはり行き着くのはモチベーション。やる気次第。 どう学ぶかよりも、その学びに対してどれだけやる気を持って取り組めるかが大切だと思った。 他の学習法の本にも載っていそうな内容だが、大事なことの確認はできたので、読んでよかった。 「直接的」に学ぶことは今後も意識して取り組みたい。
人は何かを習得したいとき学習するが、学習法を学習することは稀である。独学大全と見比べながら読みたい。フィードバックに関する話が大変参考になった。しょうもないフィードバックに右往することってあるよね。
長々としているが、目標を達成するために大事なことがいくつか書かれている。 ・無駄を省く ・最適なプロセスを選択 ・時間管理 ・インプットよりアウトプット重視 など。 カギとなるのは直接性を重視したメタ学習。目標に対して何を学ぶべきかを時間をかけて調べること。 殆どの学校で学ぶ知識やスキルが仕事に...続きを読む直結しないのは、実践的ではないから。 自己学習が身にならないのは、適切な学習方法で無いから。殆どのスキルや知識を取得するのに最適な方法は精神的に体力が必要でフラストレーションが溜まるものだという。しかしそれは、効率よく何かを得るためにはやる価値のあるものだ。 そして人はどうしても楽な方を選ぶ傾向あるため、楽で適切で無い学習をしてしまい、効率の悪いプロセスを踏んでしまう。もちろん適切な学習が楽であるならばそれをやるべきだ。
学ぶところは多いが、これが全てできたら苦労はしない。 MITを卒業できるのだろうがやりきれる自信のある人は少ないと思う。 少しずつこの本のメソッドを実践するしかないが、とても数年でできるようになるとは思えません。
真新しい発見はないかもしれない。勉強法の提案も1例の紹介程度にとどまる項目も多く、期待しすぎるとがっかりすると思う。この本からの一番の学びは、それでも1つの学習方針を示してくれること、天才に見える人々も地道な経験を重ねることで超人的な能力を発揮する普通の人だと言うこと。自分に才能がないと諦めることは...続きを読むないが、その分、自分が何に多く時間を避けるのか、早く決める必要がある事に焦りを感じる。
間隔反復ソフト。Anki。 ウルトララーナー。 ウルトララーニング。 長期休暇または、パートタイムラーニング、など。思い切った学習時間の割り当てが成果を生む。スケジュールの分散。 メタ学習=最初に地図を描く。何のために学ぶのか、をはっきりさせる。 集中=先延ばしを避ける、5分だけ開始する、数種類の...続きを読む学習を並行させる、マルチタスクを避ける、クリエイティブな作業では、リラックスタイムを設ける。集中はそれを避けるたびに、強くなる。 一直線に進む=学びたいことに特化する。転移(学習したことが他の学習にも役立つこと)があることを知る。プログラムを学ぶより、実際にプログラムをつくる。言葉を学ぶときは、それに没入する。語彙力を高める。目指すレベルより高いレベルの試験を受ける。どこでその知識を使うか、自問する。 基礎練習=基礎をおろそかにしない。 回想=学ぶためにテストをする。思い出す練習を繰り返す。頻繁にテストをすれば何がわからないか、がわかる。能動的な復習(自分から思い出す工夫)のほうが受動的な復習より記憶が定着する。ノートをつくるときは、質問帳形式で作る。参照禁止で問題を解く。 フィードバック=有益なアドバイスを聞く。開業医はフィードバックがないと、腕が落ちる。賞賛は有害。誤りをピンポイントで正してくれるフィードバックが望ましい。より早いフィードバックが望ましい。 保持=忘れてしまわないように。間隔反復(アンキ)、手続き化(自転車の乗り方は忘れない)、過剰学習(完璧を超えて学習する)。記憶術は役に立たない。 直感=自分を騙さない。他人に教えるように説明する。 実験=ゴッホは実験を繰り返していた。熟練するほど教えられる人がいなくなる=自分で実験する必要がある。 成長マインド、硬直的マインド、のほかに成長マインドの延長上に実験マインドがある。 事前に計画を練る。大まかな範囲、目標レベル。スケジュールを立てる。途中でチェックする時間を決める。 知識を維持する方法を探す。
直感の章が新鮮だった。 ちょうど最近lillianさんがダニンググルーガー効果について言及していたこととほとんど同じことが書かれていた。 短期的な自己肯定感のために知っているふりをせず何回でも確認する。より実践的には、ノートの復習を自分にツッコミを入れながらやるというのが良さそう。
翻訳本であり、若干ボリュームは多め。 ただ、個人的にはハイライトされている周辺の個所を読むだけでも得る部分は結構あるなと感じました。 どこかで聞いた/読んだことはありつつも体系化されていなかった部分がまとまっていて、良かったです。
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