小林啓倫のレビュー一覧
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IoT関連の活用事例の紹介がふんだんに盛り込まれている。知らなかった事例も多くあり、参考になった。
フォトシンス社のインタビューの、「IoTで新規事業を立ち上げる」という意識で取り組むのではなく、何を解決したいのかを明確にすることが重要、というフレーズが印象的。
確かにAI/IoTがともすればバズワード化している中で、専門組織は作ったものの何をするかはよくわかっていない、というようなケースはよく聞く話だ。また、IoT技術を使わなくても出来るものを無理にIoT技術を使おうとして複雑にする、というような事もありそう。
パーク24の事例で、黒字化するのに5年程度かかり辛抱強く続ける必要があったという話があったが、ある程度経営層の覚悟・信念というものも必要なのだろう。 -
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ネタバレ名をつける行為は重要
シャドーバンクは規制が緩く、全容を把握することが難しい。
アブラハム・レオン・ベッティンガー
1972年以降、銀行に関する仕組みでコンピューターを使用しているものはすべてフィンテック
ファイナンス×テクノロジー
銀行が持つ専門知識とコンピューターを組み合わせること
535社 13のカテゴリー(図)
家計簿アプリ PFM
zaimは使えそうな給付金を案内する
P2P保険 フレンドアシュアランス
グループを形成して参加、何もなければ一定額変換。
顔見知りで迷惑が欠けられないため、メンバーが注意深くなる。
くじら(Fail Whale)
ツイッターが落ちるときに表示される鳥に支えられているクジラの絵
ヴェンモ
ユーザー間のお金のやり取り
送金履歴が他人からSNSでわかる
スナップチャット
メッセージが一定時間後消える。若者が利用
トランスファーワイズ
海外送金を国内送金で賄い、手数料をおさえる。
リンデンドル
ビットコイン
2040年2100万枚上限
タンデム銀行 -
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『Singularity is near』のレイ・カーツワイルと『Abundance』のピーター・ディアマンディス氏によって創立されたシンギュラリティ大学が教える「飛躍する方法」を余すことなく伝授する一冊だ。
指数関数的成長に対する素養がないと本書を読んでもピンとこないかもしれない。しかしそうした時代が来ることを確信するものにとっては具体的な手引書となるだろう。「SCALE」や「IDEAS」など、些か冗長的ながら網羅的に必要条件を列挙し、指数関数的企業、たとえばテスラやウーバー、AirB&Bなどを事例に分析されている。
旧態依然の事業体制が陳腐化し、スタートアップ企業が瞬く間にビッグプレイヤーへ成長する時代だ。もちろんシンギュラリティ大学に通うのが最善ながら、まずは本書を読んで全ての事業家は指数関数的成長の肌感覚を身に着けておくべきだろう。 -
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ネタバレ【Summary】
データ分析によって、企業の課題解決をしてきた著者の過去プロジェクトをベースとした内容。
既存の理論に沿った分析というよりも、この著者独自のフレームワークの紹介がされている。
高度な分析をする研究者的アプローチというより、単純で誰もが理解可能なフレームワークでシンプルに分析するコンサル的なアプローチが多い印象。
自分自身も今後データ分析のプロジェクトをする場合は、コンサルという立ち位置上、高度で複雑な分析をすることが目的ではなく、いかに早くそこそこ妥当な解を出し、クライアントを動かすかということが大事になりそうなので、その点では本書は参考になった。 -
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世界的な広告会社オグルヴィで「データ・サイエンティスト」として活躍してきた著者が、数々のクライアントとの仕事を通じて実践してきたデータ分析ノウハウを体系的にまとめた一冊。具体的事例に基づく実用書でありながら、次の時代を見据えたマーケティング/コミュニケーション戦略のあり方も提示していて興味深い。
どの顧客に対して、どんなメッセージを、どのようにして届けるのか、それにどの程度のコストをかけるのか等を検討し実行するために有用なフレームワークや定量的分析手法が数多く紹介されるが、その中で著者はICTの発展によって可能になったビッグデータの有用性を認めつつ、企業が普通に入手可能な「リトルデータ」であっても分析は十分可能であり、重要なのはデータから意味あるメッセージを引き出し、それを誰にでもわかる形で提示することだと主張する。
さらに著者は、近未来の消費者が個人情報をより主体的にデジタル世界の中で開示することで、企業がそれを的確に分析し、真に価値ある広告のみが表示される「価値交換」社会の進展を予測する。サイエンスとアート両面からアプローチに長けた著者ならではの語り口には、単なる分析ノウハウ本にはない奥深さを感じることができる。 -
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メディアの話によく出てくるマクルーハン。でも名前を聞いたことある(そして断片的な引用しか見たことが無い)程度の自分が、初めて全体像を知ることができた本。マクルーハンの理論のエッセンスが平易な言葉で要領良く書かれている。
マクルーハンの話でジェミノイドとの関連が引かれてたり(P.65)、Googleグラスとの関係性が説かれてたり、フィルターの問題が示されてたり、と正に現在進行形の話題とマクルーハンの理論を絡めてあったので、こういうポイントというのがわかりやすい。
特にバックミラーを通して未来を見る、という話と、新しいテクノロジーは不安とノスタルジーを引き起こす、という話は印象に残った。
『そうした激しい批判を引き起こすものこそ、僕らが「実は社会にとってプラスになるのではないか?」と考えるべきものなのかもしれません』『自分の目では気づきにくい見落としを避けるために、あえて人々が拒否反応を示しているものを探すようにする、というわけです』『少なくとも様々な批判が、いかに漠然とした根拠の上に繰り広げられているかということに、驚かされるのではないでしょうか』
本書にもビッグデータの話題が少し出てきたが、昨今のプライバシーと匿名化されたビッグデータの利活用化というのが、この議論においてどこにあるのか、マクルーハンの意見が聞いてみたい。