山口幸三郎のレビュー一覧

  • 探偵・日暮旅人の遺し物

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    番外編ということで、色んなタイプのお話があって楽しく読むことができた。
    特に、テイちゃんと子猫のお話は大好き。
    可愛いぞ、テイちゃん!
    ありえたかもしれない物語は、なんだか切なくなってしまった。
    そうであったらよかったのにね、と思わざるをえないので。

    人気が出ると、完結させずに引っ張るのは好きじゃない。
    ので、次を読むかどうかは今のところ未定。

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    2016年08月21日
  • 探偵・日暮旅人の壊れ物

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    重く切ない話が多くて、、、
    でも、旅人の学生時代がわかったり、嬉しい再会があって本当によかった。
    とはいえ、いろいろクリアすべき課題は山積み。
    がんばれ、陽子!

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    2016年08月18日
  • 探偵・日暮旅人の忘れ物

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    引っ張るな~。
    あんなふうなラストで続きを待つのは、じれったい。
    幸い、シリーズ完結後に一気に買っちゃってるから待たずにすむのはありがたい。
    マスターとのほのぼの展開には、すごくほっとした。
    ああいう人が、旅人の周囲に増えていくといいのにね。
    ユキジとの過去も明らかに。
    ああ、ユキジも、そんな辛い過去を抱えていたのね。
    いつか、ユキジの傷も謂える日がくるといい。

    今回は、陽子もがんばっていた感じが嬉しい。
    前みたいにうるさいだけってイメージじゃなくなったから。
    そして、白石と旅人の関係に大きな動き。
    どうなるのーーー。

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    2016年08月11日
  • 探偵・日暮旅人の探し物

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    ネタバレ

    何か不思議な小説である。すごくふんわりとして心がゆったりとした感じになったかと思いきや、鋭く心を揺さぶられ続きが読みたくなる。特に最後あたりで刑事と対峙する場面は何やら意味ありげだ。
    視覚以外の五感がないという設定は面白い。ただ、作者も言っているように探偵物というよりは人情物というべきかもしれない。まだ、この一冊しか読んでないのでこの後どういう展開になるかはわからないが・・・。しっかりとした、シリーズ物みたいなので、次を読むのが楽しみになる小説だと思う。
    また、周りの登場人物も魅力的である。旅人を慕う「雪路」、娘の「テイ」、保育士の「陽子」と個性的なキャラが満載で、読んでいてそれぞれの性格が面

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    2016年08月08日
  • 探偵・日暮旅人の探し物

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    読み作家さん。五感が視覚しかないのだが視覚から音や匂い感触などを視る事ができる日暮旅人。旅人は物探し探偵をしており人形のように綺麗な女の子、テイと暮らしている。旅人の優しい人柄から優しい話かと思いきや最後で不穏な空気が。この巻は、これからの序章でしかないようだ。旅人の過去と闇を感じさせる終わり方に続きが気になります。

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    2016年06月01日
  • 探偵・日暮旅人の笑い物

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    ネタバレ

    この作品、見た目のイメージに反してわりかしハードだけど、暴力表現に関してはエグい時がある。。。そうゆうのは、もう飛ばし読みしてるけど。最近はとにかくシリーズの決着が見たくて、読んでいる。

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    2016年04月09日
  • 探偵・日暮旅人の探し物

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    短編連作の探偵もの
    人が死んだりはしなくて、五感のうち視覚意外がつかえない探偵は、普通の人には見えない声なんかが色で見えて、その歪みから探し物がわかるらしい。
    なんとなくモダモダのラブコメチックになような予感もあり、探偵の探し物の目的もありそうで、続きが気になる。

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    2016年02月13日
  • 探偵・日暮旅人の失くし物

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    【探偵・日暮旅人シリーズ2】少しずつ過去が。ある事件への恨みが大きいから日常ではどんなときでも優しくなれるのかな。だってあんな経験をしてしまったら、、、。きっとすべてがあの過去に支配され、日常なんてただ過ぎ去っていき、どんなに自分が犠牲になってもそんなものは傷にもならない。と思う、なんて分からないけど(笑)まだ、はじまったばかりだから次が気になる。

    「人は五感を駆使して世界を知り、また己を理解した。」

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    2016年01月23日
  • 探偵・日暮旅人の探し物

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    【探偵・日暮旅人シリーズ1】澄んだ、哀しい目。その瞳には音や匂い、味、痛みが視えるという。最初は穏やかで優しい時間が流れているが、だんだんと気になってくる。裏の闇。過去に何があったのだろうか?何を探しているのだろうか?テイちゃん生意気だけど、絵になる父娘。二人の関係も気になる。

    「この世には目に見えなくても、確かに存在する、と気づかされるものがある。」

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    2016年01月23日
  • 探偵・日暮旅人の遺し物

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    ネタバレ

    後半はパラレルワールド。
    なのに旅人の腹黒さが結構露呈しているので、あの性格は特殊環境によるものではなかったのか?と疑問。

    前半が復讐はちょっと置いといて 事件を解決した短編。
    こちらは面白かったので、その設定でもっと読みたかった。

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    2016年01月13日
  • 探偵・日暮旅人の遺し物

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    ■『愛』を探す探偵の物語、番外編

    目に見えない物を“視る”ことで事件を解決する探偵・日暮旅人が、待望の帰還!保育園の帰り道、旅人に内緒で猫を拾った灯衣ちゃん。子猫のワタゲとの温かい日常を描く『テイちゃんと子猫と七変化』。ヴェールに包まれた旅人の高校時代。そこには、旅人に寄り添った優しき兄妹との時間と、秘められた恋の物語があった――『君の音』。ほか、嵐の洋館で像の呪いに旅人が挑む『像の殺意』、廃校の謎を紐解く『畢生の接ぎ』、旅人が五感を失わなかった世界を描く『愛の夢』など、本編では語られなかった物語全5編を収録した番外編。

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    2015年12月27日
  • 探偵・日暮旅人の遺し物

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    これまでの、シリーズに比べ明らかに読むまでの時間がかかった。ドキドキする読むのに夢中にさせてくれる引力が弱かった。次に期待だなぁ。

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    2015年12月02日
  • 探偵・日暮旅人の壊れ物

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    ネタバレ

    1番動きがあった巻かも。

    今後こういうスタンスで生きようと決める。
    そんな中、過去を知る新キャラ登場。
    過去の人と今向き合い、本当の意味での生き方を決める。
    ラスト10行で おっとぅ!!!!?という行動へ。

    それにつられて次回作も読むと思う。

    新キャラの当時中学生とは思えぬ考え方抜粋。
    『環境なんて場所と人と時間を替えればいくらでも変化する。その時々に応じて不幸も幸福も質を変えるはずで、だからこそ人は抑制が効く。瞬間的な殺意も、時間を置けば冷めるもの。一瞬の抑制は、まだ見ぬ未来への期待と破滅する我が身を憂えることで自発する。想像力が自制を促すのだ。だから、人は、軽々しく逸脱することができ

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    2015年11月13日
  • 探偵・日暮旅人の宝物

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    過去編と思いきや、第一作からの続き話もあったりして。

    前作ラストの衝撃を乗り越えて・・・という事なのだろうか、ほのぼの系に落ち着いていました。

    またもや
    う~ん、と思いつつ取りあえずその先も読んでしまう
    という展開になりそう。

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    2015年11月10日
  • 探偵・日暮旅人の贈り物

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    ちょっとつめこみ過ぎたかな、という最終巻。

    そこまで感情移入できなかったけれどセカンドシーズンものがあるようなので読もうと思う。

    という事は何のかんの言いつつそこそこはまってしまったのかな。。。

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    2015年10月30日
  • 探偵・日暮旅人の忘れ物

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    ネタバレ

    一巻の行動がこの回で明らかに。伏線回収。
    扉絵もいつもとパターンが違うと思ったら、そういう内容かぁ、と。

    いまいちのめり込めない理由が、特異体質の大変さがノンフィクション=実際する程練られていないからかなぁ、と思い立つ。

    今回空腹が感じられない→行き倒れ となったわけだが
    汚い話排泄感が無いのにどうするのか、とか
    イラストから感じる汗さえもミントの香りがしそうなこの主人公?に作り物感が否めないのかな、と。

    と思うと睡眠の恐ろしさについても語られているし
    そこら辺もっと突き詰めてほしいと思ってしまった。

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    2015年10月20日
  • 探偵・日暮旅人の失くし物

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    ネタバレ

    前作がプロローグだとしたら
    主人公?の過去(特異体質の原因)が明らかになる回でした。

    う~ん。。どうだろう。。
    取りあえず先へ進んでみる。

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    2015年10月20日
  • 探偵・日暮旅人の望む物

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    娘と彼女はさらわれ、事務所には刺された子守人。
    いてはならない人間は、ひょっこりと現れ
    関わってきた人達も、次々と現れる。

    読み間違えた、というのもあるでしょうが
    人間途中で色々と成長して変わるものです。
    それさえぶれなかった、という点に置いて
    彼女は素晴らしい心の持ち主です。
    依存が悪いか、と言われるとそうでもないですが
    これは『子供に甘い親がせっせと道を作った』に
    似ている気がします。
    この場合、完全に子供の思考回路を把握できてなく
    間違った方向へ走ってますが。

    事件が終わった後、それぞれの後日談、のように
    小さく話がまとまっています。
    知りたい事が知れてよかった、状態。
    しかし探偵業

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    2015年10月16日
  • 探偵・日暮旅人の宝物

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    「セカンドシリーズ第一弾」という位置づけが好ましくない。そう思って読み始めたので何だか少し期待外れで、最初の『六月の花嫁』から挫折しそうだった。このシリーズは、全体を通して、巻末に描く次巻への導きが申し分なく上手い分、どうしても巻頭での惹きつけがいま一つ物足りなく感じてしまうのかもしれない。

    でも、エピソードの一つ一つは悪くないし、あとがきで語られていたように「ファーストシリーズの補完」として読むならスッと入ってくると思う。『愛しの麗羅』と『花の名前』はファーストシリーズには絶対に必要だったと思うので。

    個人的には『犬の散歩道』が一番好きで、犬の探し物という視点が今までになく新鮮で面白かっ

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    2015年10月16日
  • 探偵・日暮旅人の贈り物

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    少し詰め込み過ぎた感は否めないので、4冊のファーストシリーズを1冊400ページ強の上下巻にまとめていたのなら、途中で読む手を止めた読者を取りこぼすこともなかったのかなと思ったり。でも、諦めずにここまで読んで本当によかった。

    こんなにももどかしい思いをして見届けた作品は初めてで、不満を漏らすこともあったし、決して「上手い作品」であるとは言えないだろう。けれど、それでも私がファーストシリーズ最終巻までを手に取ったのは、偏に日暮旅人と雪路雅彦という二人の登場人物の魅力がもたらす相乗効果にあったと思う。お互いがお互いの魅力をより一層引き立てていた。

    たとえストーリーの流れが悪くてもある登場人物の魅

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    2015年12月23日