山口幸三郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ何か不思議な小説である。すごくふんわりとして心がゆったりとした感じになったかと思いきや、鋭く心を揺さぶられ続きが読みたくなる。特に最後あたりで刑事と対峙する場面は何やら意味ありげだ。
視覚以外の五感がないという設定は面白い。ただ、作者も言っているように探偵物というよりは人情物というべきかもしれない。まだ、この一冊しか読んでないのでこの後どういう展開になるかはわからないが・・・。しっかりとした、シリーズ物みたいなので、次を読むのが楽しみになる小説だと思う。
また、周りの登場人物も魅力的である。旅人を慕う「雪路」、娘の「テイ」、保育士の「陽子」と個性的なキャラが満載で、読んでいてそれぞれの性格が面 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1番動きがあった巻かも。
今後こういうスタンスで生きようと決める。
そんな中、過去を知る新キャラ登場。
過去の人と今向き合い、本当の意味での生き方を決める。
ラスト10行で おっとぅ!!!!?という行動へ。
それにつられて次回作も読むと思う。
新キャラの当時中学生とは思えぬ考え方抜粋。
『環境なんて場所と人と時間を替えればいくらでも変化する。その時々に応じて不幸も幸福も質を変えるはずで、だからこそ人は抑制が効く。瞬間的な殺意も、時間を置けば冷めるもの。一瞬の抑制は、まだ見ぬ未来への期待と破滅する我が身を憂えることで自発する。想像力が自制を促すのだ。だから、人は、軽々しく逸脱することができ -
Posted by ブクログ
娘と彼女はさらわれ、事務所には刺された子守人。
いてはならない人間は、ひょっこりと現れ
関わってきた人達も、次々と現れる。
読み間違えた、というのもあるでしょうが
人間途中で色々と成長して変わるものです。
それさえぶれなかった、という点に置いて
彼女は素晴らしい心の持ち主です。
依存が悪いか、と言われるとそうでもないですが
これは『子供に甘い親がせっせと道を作った』に
似ている気がします。
この場合、完全に子供の思考回路を把握できてなく
間違った方向へ走ってますが。
事件が終わった後、それぞれの後日談、のように
小さく話がまとまっています。
知りたい事が知れてよかった、状態。
しかし探偵業