あらすじ
保育士の山川陽子(やまかわようこ)は、ある日保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣(ももしろてい)を自宅まで送り届けることになる。灯衣の自宅は治安の悪い繁華街の雑居ビルにあり、しかも日暮旅人(ひぐらしたびと)と名乗るどう見ても二十歳前後の父親は、探し物専門という一風変わった探偵事務所を営んでいた。 澄んだ目をした旅人と、人形のように美しい灯衣。名字の違う不思議な親子に興味を惹かれた陽子は、探偵事務所を度々訪れるようになる。そして、旅人が持つある“能力”を知ることになる。匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。旅人は、これら目に見えないモノを“視る”ことができるというのだが――?
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視力以外の感覚がない代わりに目で感覚を補っている探偵の話。最初は優しい温かな話が続いていて人と人との繋がり的なテーマなのかな〜と思っていたら後半から不穏な空気。旅人は一体何者なのか、何を探しているのか…。続きが気になります!
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椅子に隠された恋の物語。
幼い頃に友達から奪ってしまったキーホルダー。
名前の変わった保育園で探すタイムカプセル。
行方不明になった山川陽子。
これは、探偵である日暮旅人が、「探し物」をして解決していく物語です。目に五感全てが集約された旅人は、誰も導き出せない答えに辿り付くことができる。異質な才ともとれる目を使って、何を探しているのか続きが楽しみな一冊です。
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前から知ってはいましたが、なかなか読む機会がなくて…。
でも読み始めたら、ああ、何でもっと早く読まなかったかなぁと思いました。
番外編まで全部、読み尽くしました~。
旅人が犯人だとか言われた、第2シリーズの事件。主人公達好きです。
また読み返したいな、と。
続きが読みたい!
とっても読み易い。だからラノベに分類されているのか(納得)
早い段階で関係性に気付かされたことでワクワク感が増し、登場人物がみんないい人ばかりなので、読み終えた時、温かな幸せオーラに包まれた気持ちの良い作品でした。
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漫画から読んでいたというのもあるけど想像しやすく読みやすい。
テンポがいいのかも。
椅子の話は漫画だと展開がカットされていたのでここまでで一つの物語だったのかと面白かった。
謎解き+冒険は動きがあるし謎解明に近づいて行く感じがして楽しい。
安楽椅子探偵ものも楽しいけど動きがあるとやっぱりそのぶん盛り上がると思う。
陽子先生の話がほんわかしていて好き。
関係性がドラマ版ONの藤堂(旅人)、東海林先輩(陽子先生)、中島先生(過去の諸々)の関係性(性格云々は別として)のようで読んでいてうーん!っとなる。
旅人自身が言うように、愛は人は目で見ることは出来ない。
目で見えないから、触って確かめようとするし、実感しようとする。
旅人がしようとしていることはおそらく復讐なりなんなりなのだろうけど。
落ちて仕舞えばもう戻れない。
復讐に焦がれる旅人と、本能で陽子先生が気になる旅人。でもまだ復讐の方に天秤は傾いてる状況だけど。
傾いてその穴に落ちて仕舞えば引き返せない類の穴。
できることなら旅人には、五感で愛を感じて欲しいなと思う。
Posted by ブクログ
ブグログさんの懸賞で当たりました!ありがとうございます。
またもや素敵な本に出会わせていただきました!!
ほのぼの系?いえいえトンデモナイお話でした。
なぜか人間の五感の内の4つを無くし、視覚だけが異常に発達した「日暮旅人」。音も匂いも視覚化されるという不思議な青年が人の思い出の無くしたものを探してあげるほのぼの系かと思ってた。
最初の方は確かにそんなお話だったけれど、ストーリーが進むにつれて人間関係に謎がまとわり始めた。
主人公「旅人」と陽子に過去に何があったのか?
旅人と娘・灯衣の関係は?
最後には刑事まで出てくるし、どうなるんだ!いったい!!
続きが気になって仕方なさすぎる!
とりあえず2巻買いにいきます。
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ほんわか和むようなお話から最後は何やら不穏な感じに…。実写ドラマもこんな感じだったかもなと少し思い出した。
目の情報で他の情報を補っているってどんな感じなのでしょう…。続きも気になります。
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ここ数年来推しの松坂桃李君主演の随分と前のドラマ、リアルタイムでは気になりながらも今まで観れないままでした。
視聴の前に読んでおこうかと手に取ったのですが、思いのほか沢山出ているのですね。
さらさらと読めて、書き留めておきたいフレーズも幾つか有りましたが、続編まではどうかなと思っていました。
が・・・、最後の物語で不穏な感じが。
この感じ、嫌いではないです。
桃李君、この役ハマりそうですね。
続きをまとめ買いしてしまいました。
続きを読んで観るか、読まずとも観るか。
うーん、悩ましい。
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4編の連作モノ。
TVドラマ化されており、そちらとの出会いが先だった。
探し物を見つける探偵。
失くし物を探すのだが、結果的に思い出だったり、記憶だったり、通常、目には見えないモノが探し出される。
というより、まずはこの主人公、視覚以外の感覚が機能しないという設定。
なかなか興味を引くものじゃありませんか。
旅人を支える周囲の人物たちがヤキモキするほどのお人好しぶり。
ま、その裏には、別の顔が隠れているというオチです。
これは1作目なので、その後の展開は、「日倉旅人の残り物」まですでに大分進んでいるんだろうなぁ。
読み進めていきたいと思わされる1作目でした。
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このドラマが大好きで、普段国内ドラマは間の持ち方がスローすぎて、わざとらしすぎてあまり観ないが、huluでたまたま観て面白くて好きになった。
原作も面白い。ドラマは更に設定や小道具も練られていたけど、この原作に忠実に作られている。だけど、この原作からあそこまでの深みのあるドラマを作ったということにも凄いなと感じた。
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ドラマを観て原作購入。
ドラマのイメージにかなり補完されてしまった部分があるけれども、文章は読みやすくさらさらと読めた。
視覚で見えているものの具体的なイメージは、やはりドラマのほうに軍配が上がるけれど、ドラマではあまり見えてこなかった陽子先生の内心が読めたのはよかった。
一番最初の導入の話が好きだったな。
ドラマのほうと展開は同じなのかな?
旅人の二面性が好きだったので、小説はどんなふうに話が進んでいるのか楽しみ。
ぼちぼち続き読もう。
Posted by ブクログ
何年か前に単発ドラマやっていたなぁ…と思い、手に取ってみた。
小説が原作だったのね。
ドラマではシンケンレッドが旅人役。
濱ちゃんがユキジ、陽子先生が多部ちゃん、先輩が木南晴夏。
すでにたまらんキャスティング。
ちょうど、しゃばげの2巻もおいてなかったしで、手に取ったのは幸運でした。
どうも、今期は連ドラやるみたいだし。
映像→マンガ(アニメ)→原作で見るとダメージが少ないわけで、マンガは読んでないけど、いい流れでした。
原作ファンはうるさいからねぇ。
旅人が視力以外の感覚を取り戻すことができるのか?
ちょっとドロロ的(我々世代だと魍魎戦記MADARA)な方向と風変わりな探偵ものが同居すると面白いかも?
このままシリーズ読むこと決定!
ちなみに2016年末から読み始めて、2017年1月1日、開けてすぐに読破した。
Posted by ブクログ
主人公の持つ状況は特殊だけど、最初は癒し系の短編連作かと思いきや旅人には暗い過去があるようでラストに復讐という物騒なワードが出てきて驚いた。ゆったりしただけの人物ではなさそうで、次巻以降そちらのストーリーも楽しみ。
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面白かった!
こういう設定だったのか。
探偵をしている旅人の特殊な事情にびっくり。
1話目の橋田さんとの関係がなんだか微笑ましくて素敵。
時代ゆえもあって結ばれなかった2人だけれど、旅人が椅子の抱えた秘密を解き明かしてくれたことで、時を越えてつながったのだもの。
テイちゃん、ユキジが登場してからが、このシリーズの本番ということかな。
続きが早く読みたい。
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小説とは、如何にもありそうなホラを吹く行為と思っているが、本作の主人公の設定も、それはそれは荒唐無稽だ。だが、まるで共感覚のようでもあるキャラ性そのものが、物語の本筋になっていく。そう、本作は、捜し物を通じて日暮旅人を知る物語だ。探偵ものと言って想起される推理やトリックはない。主人公は、チートとも言える能力で事件を解決する。その中で割かれる描写の多くは、主人公を始めとした登場人物たちの人生だ。この普遍的なモチーフが心に刺さる。主人公は優しいが、静かな苛烈さも孕んでおり、謎を含んだままの続刊に期待。
Posted by ブクログ
「ミステリー」というと殺人事件が起こって探偵が謎を解き明かす・・・。
という王道パターンを思い出しますが、これは探し物専門の探偵が主役です。
シリーズ1作目。
1章毎に物(場所)探しにまつわる現在や過去のエピソードがあって、ほんわかした感じで始まります。
五感のうち視力以外を失くした旅人が、視力で全てを補完する(匂いも味も目に見える)ことで日常生活を送るどころか、探偵業までやってのけます。
あの人とこの人が幼稚園の同級生?というちょっと都合のいい設定もありますが、苗字の違う旅人と灯衣(てい)親子の事情とか、まだまだこれから分かっていくんだろうなという伏線がいろいろありそうなので、それに絡めて活きてくるのかもしれません。
「やさしい」と評判の旅人ですが、最後にちょっと腹黒い(?)一面も垣間見られたので、今後過去の事件につながっていく感じでしょうか?
平易な文章で1冊さらっと読めました。
Posted by ブクログ
繁華街の雑居ビルにある「探し物探偵事務所」。
日暮旅人は聴覚、嗅覚、味覚、感触、温度を感じられない。
その代わりに全てを視ることができる。
フリーマーケットの片隅にあった椅子が導く過去の二人
保育士の陽子の子供のころからの宝物と苦い記憶
視覚を失いつつある老夫人の思い出の景色
閉園した保育園に埋められたタイムカプセルの行方
旅人と血のつながらない娘の灯衣(テイ)ちゃんとの関係。
旅人の事務所を取り仕切る雪路との関係。
保育士の陽子と旅人の関係。
そしてかつて旅人の身になにが起きたのか。
お人よしと思われる旅人にも何やら思惑があるようで、まだまだ先が長そうなお話。
登場人物が明るいので、テンポよく読めるけど、けっこう重くなっていくのでは、という不安。
続きを読むか迷ってるとこ。
以前、トーリくんがドラマでやっていて、ドラマは見損ねちゃったので読んでみたけど、読むとますますドラマが気になる…。
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最近読み応えのある分厚い話ばかり読んでたから、血なまぐさい殺人事件とかでなくてサラッと読めてなんとなく穏やかな気持ちになれる話って久々感満載。
探し物を見つける探偵って和やかで良いね。物には持ち主の物語があって、それを推理する探偵って優しい響き〜
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読みやすくキャラもなかなか魅力だが、続きが気になる!!って感じでもないかなぁ、って思っていたんだが、最後の最後でその感想が裏切られました。
続きかりてこないと!
2021.8.21
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シリーズの第1巻、のせいもあるのか物足りなさのほうが強く残ってしまった。「様々なことを独自の目、で見て推理する」が基本設定なので多くのことを分かりやすく活字で説明され過ぎて、それが若干なんだかなあ、と感じるのかもしれない
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聴覚、味覚、嗅覚、触覚の代わりに視覚が特化した日暮旅人と、名字の違う美少女の娘、灯衣に出会った保育園の先生、山川陽子。
彼の職業は探し物探偵。
特化した視覚で、通常の人に見えない手がかりから探し物を探す旅人。
格安で依頼を受けちゃったり、家事が全くできなさったり、ぼんやりしたお人好しかと思いきや、最後に何だかほの暗い部分を見せられて、続きが気になる。
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まずドラマを見て知ったので、 違いを楽しんで読もうと思ったけど、キャスティングがほぼぴったりハマっているのでどうしても俳優たちで脳内再生される。
旅人と灯衣の愛情が暖かく切ない。
感情が揺れ動くことを思い出させてくれる。読むと旅人の哀しみに触れられるような気がしてしまう。
血の繋がりのない家族や仲間が心の底の絆で繋がっていると感じ、感情が揺れ動くことを思い出させてくれる、良い本。
Posted by ブクログ
2016/12/7
思わせぶりな終わり方
そう、すごく思わせぶりっていう言葉がぴったりの本。
まだ第1作目だからね。そんなもんだね。
音楽が色で見える人がいるって言うことは聞いたことがあってちょっと羨ましく思った記憶があるけど、旅人みたいに視覚以外の感覚が無いのは困る。
触覚が無い人っているのかな?
無痛症とか?
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その人には、《視える》のだ。
視覚以外の五感がない、日暮旅人。彼が捜しているものは一体。ほのぼの系かと思いきや、なんか深刻な事情抱えていますか? 陽子先生のキャラはありきたりと言えばありきたりなんだけど、こういうちょっとウザイ系は意外と救いになるとも。「たぁ君」に気付くのがクライマックスかな。
Posted by ブクログ
何か不思議な小説である。すごくふんわりとして心がゆったりとした感じになったかと思いきや、鋭く心を揺さぶられ続きが読みたくなる。特に最後あたりで刑事と対峙する場面は何やら意味ありげだ。
視覚以外の五感がないという設定は面白い。ただ、作者も言っているように探偵物というよりは人情物というべきかもしれない。まだ、この一冊しか読んでないのでこの後どういう展開になるかはわからないが・・・。しっかりとした、シリーズ物みたいなので、次を読むのが楽しみになる小説だと思う。
また、周りの登場人物も魅力的である。旅人を慕う「雪路」、娘の「テイ」、保育士の「陽子」と個性的なキャラが満載で、読んでいてそれぞれの性格が面白い。
これらの登場人物がどのような事件に巻き込まれ、はたまた、視覚を使って旅人が、どのように解決するのかが楽しみである。
Posted by ブクログ
読み作家さん。五感が視覚しかないのだが視覚から音や匂い感触などを視る事ができる日暮旅人。旅人は物探し探偵をしており人形のように綺麗な女の子、テイと暮らしている。旅人の優しい人柄から優しい話かと思いきや最後で不穏な空気が。この巻は、これからの序章でしかないようだ。旅人の過去と闇を感じさせる終わり方に続きが気になります。
Posted by ブクログ
短編連作の探偵もの
人が死んだりはしなくて、五感のうち視覚意外がつかえない探偵は、普通の人には見えない声なんかが色で見えて、その歪みから探し物がわかるらしい。
なんとなくモダモダのラブコメチックになような予感もあり、探偵の探し物の目的もありそうで、続きが気になる。
Posted by ブクログ
【探偵・日暮旅人シリーズ1】澄んだ、哀しい目。その瞳には音や匂い、味、痛みが視えるという。最初は穏やかで優しい時間が流れているが、だんだんと気になってくる。裏の闇。過去に何があったのだろうか?何を探しているのだろうか?テイちゃん生意気だけど、絵になる父娘。二人の関係も気になる。
「この世には目に見えなくても、確かに存在する、と気づかされるものがある。」
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保育士として働く山川陽子はある日、妙に大人びた園児である百代灯衣と関わり、家まで送ることになる。そこで陽子は灯衣の父親である日暮旅人と出会う。旅人は視覚以外の五感を持たず、視覚が異常に発達してほかの人には視えないモノを視ることができた。それを利用して彼は「探し物探偵」を営んでいた。
やさしい性格からどんな仕事も快く引き受ける旅人だが、それはただやさしいだけでなく彼もまた何かを探しているからであった。
所々の描写から旅人の優しそうな性格が感じられたが、徐々に話が進んでいく毎に旅人の内にある黒い感情が垣間見えた。これからどのように展開していくのか楽しみである。
これは旅人の『愛』を探す物語。
貴方の探し物は何ですか?
それは目に視えるモノですか?