【感想・ネタバレ】探偵・日暮旅人の探し物のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

椅子に隠された恋の物語。
幼い頃に友達から奪ってしまったキーホルダー。
名前の変わった保育園で探すタイムカプセル。
行方不明になった山川陽子。
これは、探偵である日暮旅人が、「探し物」をして解決していく物語です。目に五感全てが集約された旅人は、誰も導き出せない答えに辿り付くことができる。異質な才ともとれる目を使って、何を探しているのか続きが楽しみな一冊です。

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2022年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ブグログさんの懸賞で当たりました!ありがとうございます。
またもや素敵な本に出会わせていただきました!!

ほのぼの系?いえいえトンデモナイお話でした。

なぜか人間の五感の内の4つを無くし、視覚だけが異常に発達した「日暮旅人」。音も匂いも視覚化されるという不思議な青年が人の思い出の無くしたものを探してあげるほのぼの系かと思ってた。
最初の方は確かにそんなお話だったけれど、ストーリーが進むにつれて人間関係に謎がまとわり始めた。

主人公「旅人」と陽子に過去に何があったのか?
旅人と娘・灯衣の関係は?
最後には刑事まで出てくるし、どうなるんだ!いったい!!
続きが気になって仕方なさすぎる!
とりあえず2巻買いにいきます。

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2015年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何年か前に単発ドラマやっていたなぁ…と思い、手に取ってみた。
小説が原作だったのね。
ドラマではシンケンレッドが旅人役。
濱ちゃんがユキジ、陽子先生が多部ちゃん、先輩が木南晴夏。
すでにたまらんキャスティング。

ちょうど、しゃばげの2巻もおいてなかったしで、手に取ったのは幸運でした。
どうも、今期は連ドラやるみたいだし。

映像→マンガ(アニメ)→原作で見るとダメージが少ないわけで、マンガは読んでないけど、いい流れでした。
原作ファンはうるさいからねぇ。

旅人が視力以外の感覚を取り戻すことができるのか?
ちょっとドロロ的(我々世代だと魍魎戦記MADARA)な方向と風変わりな探偵ものが同居すると面白いかも?
このままシリーズ読むこと決定!

ちなみに2016年末から読み始めて、2017年1月1日、開けてすぐに読破した。

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2017年01月03日

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主人公の持つ状況は特殊だけど、最初は癒し系の短編連作かと思いきや旅人には暗い過去があるようでラストに復讐という物騒なワードが出てきて驚いた。ゆったりしただけの人物ではなさそうで、次巻以降そちらのストーリーも楽しみ。

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2016年11月23日

Posted by ブクログ

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どちらかというとハートフルな日常ミステリ。
探偵さんの能力が特殊なため、推理という推理がなかったのでちょっと物足りない感じ。
登場人物はいわゆるラノベ的。ヒロインが強気系で、子供の時とはいえ、ものを盗っちゃったってのが結構簡単に書かれてる気がして気になった。

今のところ4冊でてるみたいなので、続きも読んでみようと思います。

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2015年12月24日

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繁華街の雑居ビルにある「探し物探偵事務所」。
日暮旅人は聴覚、嗅覚、味覚、感触、温度を感じられない。
その代わりに全てを視ることができる。

フリーマーケットの片隅にあった椅子が導く過去の二人
保育士の陽子の子供のころからの宝物と苦い記憶
視覚を失いつつある老夫人の思い出の景色
閉園した保育園に埋められたタイムカプセルの行方

旅人と血のつながらない娘の灯衣(テイ)ちゃんとの関係。
旅人の事務所を取り仕切る雪路との関係。
保育士の陽子と旅人の関係。
そしてかつて旅人の身になにが起きたのか。
お人よしと思われる旅人にも何やら思惑があるようで、まだまだ先が長そうなお話。
登場人物が明るいので、テンポよく読めるけど、けっこう重くなっていくのでは、という不安。
続きを読むか迷ってるとこ。

以前、トーリくんがドラマでやっていて、ドラマは見損ねちゃったので読んでみたけど、読むとますますドラマが気になる…。

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2022年10月19日

Posted by ブクログ

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まずドラマを見て知ったので、 違いを楽しんで読もうと思ったけど、キャスティングがほぼぴったりハマっているのでどうしても俳優たちで脳内再生される。
旅人と灯衣の愛情が暖かく切ない。
感情が揺れ動くことを思い出させてくれる。読むと旅人の哀しみに触れられるような気がしてしまう。
血の繋がりのない家族や仲間が心の底の絆で繋がっていると感じ、感情が揺れ動くことを思い出させてくれる、良い本。

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2017年06月01日

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2016/12/7
思わせぶりな終わり方
そう、すごく思わせぶりっていう言葉がぴったりの本。
まだ第1作目だからね。そんなもんだね。
音楽が色で見える人がいるって言うことは聞いたことがあってちょっと羨ましく思った記憶があるけど、旅人みたいに視覚以外の感覚が無いのは困る。
触覚が無い人っているのかな?
無痛症とか?

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2016年12月11日

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何か不思議な小説である。すごくふんわりとして心がゆったりとした感じになったかと思いきや、鋭く心を揺さぶられ続きが読みたくなる。特に最後あたりで刑事と対峙する場面は何やら意味ありげだ。
視覚以外の五感がないという設定は面白い。ただ、作者も言っているように探偵物というよりは人情物というべきかもしれない。まだ、この一冊しか読んでないのでこの後どういう展開になるかはわからないが・・・。しっかりとした、シリーズ物みたいなので、次を読むのが楽しみになる小説だと思う。
また、周りの登場人物も魅力的である。旅人を慕う「雪路」、娘の「テイ」、保育士の「陽子」と個性的なキャラが満載で、読んでいてそれぞれの性格が面白い。
これらの登場人物がどのような事件に巻き込まれ、はたまた、視覚を使って旅人が、どのように解決するのかが楽しみである。

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2016年08月08日

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 保育士として働く山川陽子はある日、妙に大人びた園児である百代灯衣と関わり、家まで送ることになる。そこで陽子は灯衣の父親である日暮旅人と出会う。旅人は視覚以外の五感を持たず、視覚が異常に発達してほかの人には視えないモノを視ることができた。それを利用して彼は「探し物探偵」を営んでいた。
 やさしい性格からどんな仕事も快く引き受ける旅人だが、それはただやさしいだけでなく彼もまた何かを探しているからであった。

 所々の描写から旅人の優しそうな性格が感じられたが、徐々に話が進んでいく毎に旅人の内にある黒い感情が垣間見えた。これからどのように展開していくのか楽しみである。

 これは旅人の『愛』を探す物語。
    貴方の探し物は何ですか?
        それは目に視えるモノですか?

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2016年01月18日

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