【感想・ネタバレ】探偵・日暮旅人の失くし物のレビュー

あらすじ

日暮旅人(ひぐらしたびと)には不思議な力がある。音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み――。これら目に見えないモノを“視る”ことができるのだ。その力を使い、旅人は 『探し物探偵事務所』 を営んでいる。 保育士の山川陽子は、そんな特異体質を持つ旅人のことが気になっていた。もちろん、旅人と共に暮らす、人形のように美しい彼の娘・百代灯衣(ももしろてい)のことも。陽子は二人の生活をサポートしようと、探偵事務所に通う日々を過ごしていた。そんなある日、旅人のもとにある料理の“隠し味”を探してほしいという依頼が舞い込み―― ? 『愛』 を探す探偵・日暮旅人の物語、シリーズ第2巻登場。

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ハヤシライスの隠し味を探求する『老舗の味』
一億円を奪った犯人たちの思想が行き交う『死体の行方』
若くして子を身籠り、一人で育ててきた母が幸せとは何かを考える『母の顔』
薬物や警察官たちが登場するこの世の裏側を描いた物語『罪の匂い』

どれも面白く、引き込まれる展開でした。旅人が視覚以外の感覚を失くした原因が明らかになり、続きに期待が持てます。

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2022年09月13日

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ネタバレ

日暮旅人の2巻。
さくっと読破。
前作に比べて、ちょいとダークな部分が色濃く出てました。
ユキジの稼業や家族、旅人の能力の謎(というか、子供時代の境遇)が、少しずつ明かされていきます。
白石警部…当面のキーマンっぽいですな。
続きが気になるので、早く読みたいなと。

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2017年01月22日

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ネタバレ

1巻に引き続き、読みやすかった。
メインとして旅人の過去に関する話を軸におき、サブストーリーとして探偵依頼された話となるのだが……このサブストーリーがどれも最後にグッと感動しちゃうものばかりで、とても好き。

もちろん旅人の気になる過去に関する話が良い間隔で出てくるテンポの良さも読み続けやすさに繋がっている。
読んでいて旅人の人となりが結局『良い人』なのか『ちょっと狂気交じりのヤバい人』なのか……それが気になる。

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2023年08月17日

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時制に疎いおっちゃんは、この作品がドラマ化していたってのに後から気がつくタワケもの。

それでも前作同様に読みやすく、物語にスルッと入り込めましたね。

いや~、続きが気になる!!

時間も一瞬で溶ける!

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2023年06月25日

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2冊目で結構いろんなことがわかってきた。
2冊目で事件の質もだいぶと悪くなってきた。
どんどんシリアス系にいくのかしら

2021.8.22
110

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2021年08月22日

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前の探し物を読んでからだいぶ間が空いたけど、のめり込んでしまった
ドラマのイメージが強いのでカメがスキンヘッドって見てまじ!?!?ってなった

探偵ものワクワクするから好き。

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2021年01月10日

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シリーズ2巻目。今回はちょっと怖かった。
旅人の、視力以外を失ったいきさつと、今の旅人の負の感情が強めに出ていた巻でした。恨みの相手が判明したような記述に、今後の展開がとても気になる。

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2019年01月20日

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シリーズ1をサクサク読めたのでますます面白くなって一気に読み終えた
音、匂い、味、湿度、重み 目に見えない物を視る事が出来る旅人の失った感覚の原因が何となく判ってくるのか?

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2017年03月21日

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一作目よりも展開は少しダークに。
どの話も遣る瀬無いものが多い。
後味が悪いとまでは行かないけれど、前作に比べたら一歩踏み込んだと言う感じか。
そして、今回は解決!というよりも、
謎は解明された、そのあとはそれぞれその人たち次第というような、まだまだこれから、というような結末が多かった気がする。
容は少し重たくなったのに対して、文体のためか読みやすい。
ライトノベルとも言えないけど、スラスラと入ってきやすい文章だと改めて思う。

テイちゃんの家族の問題、
旅人の過去、
ユキジと旅人の関係と、ユキジの過去。

自作以降ここら辺がポイントになるのだろうなぁ。

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2017年03月12日

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旅人の五感に関する背景がわかってくる。子供への拷問のシーンは生理的に嫌悪するので★一つ減。ダークだなぁー。ドラッグもヤクザも嫌いなんだけど、面白かった

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2017年02月17日

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今回は、ひどい事件が描かれていて、怒りを禁じえない。
特に、幼い子供に加えられたあの拷問は、とうてい許せない。
それをうけたのは、旅人、たぶん。
そして、彼は、復讐をしようとしている。
その対象の1人と出会ってしまった。。。
でも、復讐なんてしたら、旅人が、それに周囲の人もとても傷ついてしまう。
うか、そんなことになりませんように。
そして、灯衣が子供らしくいられる日がきますように。
ハヤシライスのお話は、温かくて好き。
ハヤシライス、作りたくなっちゃった。

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2016年08月07日

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第1シリーズ以上に面白かった。
視覚以外の感覚がない主人公・旅人をはじめとする登場人物たちがより綿密に感じられたからかも知れない。
旅人の優しさのなかにある狂気が今後どうなっていくのか気になるところ。
あったかいだけがすべてではないストーリーが良かった。

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2015年10月14日

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ネタバレ

扱う題材も心に響くものが多く、日暮旅人シリーズに出会えてよかった。

陽子の出番は前作よりも少なめで、たーくん=旅人の進展はほとんどない。
けれど、旅人の周囲の人たちのことが少しずつ分かる話が多かった。
雪路の経歴や繋がり、灯ちゃんの子供らしい一面も見られる。

また徐々に旅人がなぜ視覚という感覚しか感じられないのか、それはどうやってなっていったのか、なぜそうなったのか、が明かされていく。
理由は分からないが、想像を絶する状況故自ら選んだ結果と知ってとても胸が痛んだ。

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2014年07月10日

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探偵・日暮旅人シリーズ第2弾。前作同様、旅人の特異な能力によって探し物をしていくが、強盗団、拉致監禁、ドラッグと前作よりも犯罪がらみの要素が増えたため、ミステリーとしてもより楽しめる。
旅人の五感が失われた直接の原因や、両親の死など、謎の一端が明らかになってきて、ますます続きが楽しみ。

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2014年04月09日

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20151121

20130131
洋食店KAGE、鹿毛栄一郎
甥、俊
妹、岡本清美
ハヤシライスの隠し味
木内、牛島、河合、花村
現金輸送車を襲う
牛島、木内を殺す、死体が消える
木内、河合の舎弟
花村、木内の会社の先輩
須藤栄美、魅亜、虐待
旅人、幼い頃に両親をなくした
テイ、母親に会いたいと泣く
少年、拷問、五感なくす
陽子、智子、歴史研サークルの飲み会
牟加田、同級生
川村祐介、七尾満里奈、行方不明
ホストクラブ、ギア
亀吉、カメ、雪路の舎弟
闇市場で身を滅ぼした人を拾っている
雪路、二十歳
脱法ドラッグ、アッシュ
旅人の嗅覚、一瞬戻る
川村に殺気
組織犯罪対策派、白石警部
増子すみれ警部捕
白石、ようやく見つけた
アッシュとは別のドラッグ
18年前、白石表彰
雪路照之市長
元私設秘書日暮英一、璃子

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2015年11月21日

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探し物探偵の2作目。
4話構成。
前作同様1話完結で、
旅人が味だったり、死体(?)だったりといろいろな失せ物を探します。
依頼された失せ物が見つかっても、
当事者達はただハッピーエンドという訳ではなく、
ひとひねりあるのも読後に残って私は好きです。
その失せ物探しに平行して、徐々に旅人の過去が垣間見えてきました。
旅人が五感のうち視力以外を失くした理由や家族のこととか・・・。
「澄んだ瞳のやさしい」旅人にも徐々に内面の闇が見えてきました。
復讐劇へと発展しそうな模様です。
次作でそれらもはっきりするでしょう。
楽しみです。

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2017年10月14日

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ネタバレ

旅のお共として。シリーズ2作目。同じく4編。『老舗の味』と『母の顔』で虐待してた親でも親なんだ的になるのが嫌。まぁちゃんと修正できる人もいるんだろうけど。老舗の味の子なんか、よくまぁそんな親のとこに行くね、と思う。私なら一生おじさんについてくけどなー。虐待といえば、旅人自身もすごい拷問を受けたような件があって、5歳の子にれをするって鬼だなと思った。先がきになるわ。またすぐ旅だから、続きを借りよう。

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2024年02月05日

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ふわ〜っとした内容が好きだったけど、結局日暮さんの過去を明かすためにはどす黒い内容にならざるをえないんだね苦笑

最初の方の「味を見つける」がテーマの話、裏がなくてスッキリなお話だったな〜

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2022年03月31日

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ネタバレ

親子の愛情に勝るほどの愛情が2人の間にはきっとある。それは両親を亡くした旅人だからこそ分かる、大事にしたいものなんだと思う。
愛が大切に描かれているところが一番好きな点。
過去が少し暴かれて、複雑な事情に心が痛む。
灯衣との時間を大事にしている穏やかな旅人でいてほしい。

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2017年06月01日

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日暮旅人がどんどんダークになって
面白い。
物語それぞれ見せる旅人の姿が
ギャップありすぎて続きがますます
きになる。

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2017年05月22日

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よくある、ほっこり日常ミステリー系かと思ったら、旅人さんの背景が思ったより暗い。重い。
陽子の素直さが救い

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2017年01月29日

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日暮旅人が失くしたのは、――。

なんか、過去に関係しそうな人も出てきて、ますます先が気になります。とりあえず、陽子先生がこれからきちんとヒロインになりそうな(つまりは危険な目に遭いそうな)予感が。

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2016年10月09日

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【探偵・日暮旅人シリーズ2】少しずつ過去が。ある事件への恨みが大きいから日常ではどんなときでも優しくなれるのかな。だってあんな経験をしてしまったら、、、。きっとすべてがあの過去に支配され、日常なんてただ過ぎ去っていき、どんなに自分が犠牲になってもそんなものは傷にもならない。と思う、なんて分からないけど(笑)まだ、はじまったばかりだから次が気になる。

「人は五感を駆使して世界を知り、また己を理解した。」

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2016年01月23日

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ネタバレ

前作がプロローグだとしたら
主人公?の過去(特異体質の原因)が明らかになる回でした。

う~ん。。どうだろう。。
取りあえず先へ進んでみる。

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2015年10月20日

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シリーズ二作目でやっと方向性が見えてきたかな、という感じ。前作よりも断然疾走感があって面白かった。

日常の中に転がる探し物と非日常の中に転がる探し物、旅人が探偵として関わっていくそれらがあまりにもアンバランスで、最初はそのちぐはぐが物語の流れを悪くしているように感じてしまったけれど、旅人にとってはそのちぐはぐこそがバランスを取る方法、自分を保つ術なのかなと解釈。旅人はやはり「普通」を手に入れたいんだろうと思う。当たり前の感覚や感情、そして日常。でも手には入らない。手にしては駄目だと思っている。目的のためには「普通の人」ではいられない。

それにしても、陽子には相変わらず拒否反応が出るし、中盤は少しだれてしまうけど、次巻を手に取らせるための繫ぎの部分が絶妙に上手い。

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2015年12月23日

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ネタバレ

シリーズ第二弾。どうして旅人の視覚以外の感覚がなくなってしまったのか理由がわかりました。残酷だったので、彼が腹黒になってしまうのは仕方ないと思う。旅人のキャラはすごく魅力的ではないんですが、どうも続きが気になって読んでしまいます。あと、陽子先生がやっぱり苦手。

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2015年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 特殊な視覚を持ち、それを生かして探し物探偵を営む日暮旅人を描いた物語の第二巻。
 今回は序盤に旅人の過去らしきものが描かれており徐々に旅人がなぜ視覚以外の五感を失うこととなったのかが、明らかにされていた。またやはり所々に旅人の抱える闇が垣間見えた。

 私はこの作品はサラサラ読めるので気に入っている。一度読みだしたらいつの間にか最後まで読んでしまっていた。徐々に明かされる旅人の過去、そして今回は重要人物らしき人も出てきたのでこれからが楽しみである。

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2016年01月18日

Posted by ブクログ

前回の1巻に比べたら、2巻の方が読み応えというか、旅人に何が一体あったのかがだんだんと見えてきて面白かった。
さらっと読める感じは今回も健在。

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2014年12月22日

Posted by ブクログ

読み出してから続き物って分かったんだけど、第1巻の話が結構背景にあって、こう云うのは順番に読まないとダメですね。
ただ、どうもキャラが好きになれなかったので、他の巻を読むかどうかは微妙。ただ、1巻を読んでないのは気になるなあ・・・

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2014年11月15日

Posted by ブクログ

ほのぼの日常ミステリかと思ってたのに、2巻から急に雲行きが怪しくなってきた。
これはこれで面白いけど、中途半端になってかないといいなあ。

日暮旅人のキャラがまだいまいちつかめん。

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2014年03月08日

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