山口幸三郎のレビュー一覧

  • 探偵・日暮旅人の失くし物

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    シリーズ1をサクサク読めたのでますます面白くなって一気に読み終えた
    音、匂い、味、湿度、重み 目に見えない物を視る事が出来る旅人の失った感覚の原因が何となく判ってくるのか?

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    2017年03月21日
  • 探偵・日暮旅人の残り物

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    最終巻で番外編の第二弾。脇役を掘り下げた話だったり、番外編ならではの面白さがあった。最後の三部作も面白かったけど、終わってみればほんわかした話で、ちょっとラストを飾るには物足りなかったかも。

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    2017年03月16日
  • 探偵・日暮旅人の失くし物

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    一作目よりも展開は少しダークに。
    どの話も遣る瀬無いものが多い。
    後味が悪いとまでは行かないけれど、前作に比べたら一歩踏み込んだと言う感じか。
    そして、今回は解決!というよりも、
    謎は解明された、そのあとはそれぞれその人たち次第というような、まだまだこれから、というような結末が多かった気がする。
    内容は少し重たくなったのに対して、文体のためか読みやすい。
    ライトノベルとも言えないけど、スラスラと入ってきやすい文章だと改めて思う。

    テイちゃんの家族の問題、
    旅人の過去、
    ユキジと旅人の関係と、ユキジの過去。

    自作以降ここら辺がポイントになるのだろうなぁ。

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    2017年03月12日
  • 探偵・日暮旅人の遺し物

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    番外編。最初の二つの話は心暖まる短編だけど、日暮旅人シリーズでなくてもよくない?と思っていたら、本編のパラレルストーリー。もしあのときこうなっていたら… 改めて本編が辛い話だったんだなと思った。もちろんこの話のようだったら話のネタにもならないんですが。

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    2017年03月11日
  • 探偵・日暮旅人の望む物

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    幸せになりかけたのに、でも久しぶりのハラハラドキドキ感で読むのやめられない! ただ、犯人の動機はなんかいまひとつピンとこない。登場人物たちがそれぞれ幸せになってよかった。

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    2018年01月18日
  • 探偵・日暮旅人の壊れ物

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    旅人の中学時代のエピソードが中心。作者はちゃんとキャラクター作りで生い立ちまで肉付けしてたんだなと、痛々しさを感じながら読みました。ラノベに分類される本書ではあるけれど、人との関わり方や心理についての部分は主人公のような特殊な設定でない一般人にも響くものがあるのではないか。

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    2017年03月02日
  • 探偵・日暮旅人の宝物

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    大きな闘いが終わった後と始まる前のエピソード集。陽子先生との仲は良い方向に向かっているけれど、最後に全体にかかわるような暗い影か現れます

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    2017年03月02日
  • 探偵・日暮旅人の残り物

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    ■目に見えない物を“視る”力を持った探偵・日暮旅人の物語、番外編の第2弾。

    旅人を『アニキ』と慕うユキジ。複雑な雪路家の家族の形を描く――『雪消の隘路』。いつもクールな仕事人間、増子すみれ刑事の意外な休日とは――『花の夕影』。「探し物探偵事務所」に秘められた、秘密の物語――『ひだまりの恋』。本編で語られなかったエピソード3本に加え、花まつりを舞台に起こる事件を、主要人物総出演で描く長編『祭りのあと』を収録。

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    2017年03月09日
  • 探偵・日暮旅人の残り物

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    陽子と旅人のその後の関係も見られてよかった。
    ユキジの家族への思いも。
    増子すみれの結婚生活がなんとも微笑ましくて素敵。
    シリーズの幕引きにふさわしい1冊。

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    2017年02月19日
  • 探偵・日暮旅人の忘れ物

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    いかにも悪そうな男が出てきたー。旅人の誘拐、両親の暗殺の背景がだんだんと浮き彫りになってくる。ヤクザもドラッグも嫌いなので★一つ減。

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    2017年02月17日
  • 探偵・日暮旅人の失くし物

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    旅人の五感に関する背景がわかってくる。子供への拷問のシーンは生理的に嫌悪するので★一つ減。ダークだなぁー。ドラッグもヤクザも嫌いなんだけど、面白かった

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    2017年02月17日
  • 探偵・日暮旅人の探し物

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    ネタバレ

    何年か前に単発ドラマやっていたなぁ…と思い、手に取ってみた。
    小説が原作だったのね。
    ドラマではシンケンレッドが旅人役。
    濱ちゃんがユキジ、陽子先生が多部ちゃん、先輩が木南晴夏。
    すでにたまらんキャスティング。

    ちょうど、しゃばげの2巻もおいてなかったしで、手に取ったのは幸運でした。
    どうも、今期は連ドラやるみたいだし。

    映像→マンガ(アニメ)→原作で見るとダメージが少ないわけで、マンガは読んでないけど、いい流れでした。
    原作ファンはうるさいからねぇ。

    旅人が視力以外の感覚を取り戻すことができるのか?
    ちょっとドロロ的(我々世代だと魍魎戦記MADARA)な方向と風変わりな探偵ものが同居す

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    2017年01月03日
  • 探偵・日暮旅人の探し物

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    ネタバレ

    主人公の持つ状況は特殊だけど、最初は癒し系の短編連作かと思いきや旅人には暗い過去があるようでラストに復讐という物騒なワードが出てきて驚いた。ゆったりしただけの人物ではなさそうで、次巻以降そちらのストーリーも楽しみ。

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    2016年11月23日
  • 探偵・日暮旅人の贈り物

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    ネタバレ

    一旦完結!何気ないお話に見えた陽子の過去までしっかり繋がって白石vs旅人、旅人とユキジ家、テイの事情などがひとまず終着点を見出しました。たぁくん。その言葉が何かを変えたけど、でも傷は無かったことにはならない。それがちょっとほろ苦い。

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    2016年10月02日
  • 探偵・日暮旅人の忘れ物

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    ネタバレ

    第三段。過去編。旅人やユキジの過去と出会い、敵との対決姿勢が明確に描かれたところで続く!早く次か読みたい!

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    2016年10月01日
  • 探偵・日暮旅人の笑い物

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    今回は、陽子に大きな拍手!
    素晴しい!
    陽子と旅人が出会えてよかった。
    それにしても、このシリーズ。あいかわらず、最後がえげつない(笑)
    そんなことしなくても、次も読みますって(笑)

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    2016年08月18日
  • 探偵・日暮旅人の宝物

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    なんだか、優しい感じのお話が多くて嬉しい。
    やっぱり、旅人の過去がひと区切りついたのは大きいね。
    もちろん、まだまだ問題は山積みなのだけれど、それでも、前に進んでいる感じにほっとする。

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    2016年08月16日
  • 探偵・日暮旅人の失くし物

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    今回は、ひどい事件が描かれていて、怒りを禁じえない。
    特に、幼い子供に加えられたあの拷問は、とうてい許せない。
    それをうけたのは、旅人、たぶん。
    そして、彼は、復讐をしようとしている。
    その対象の1人と出会ってしまった。。。
    でも、復讐なんてしたら、旅人が、それに周囲の人もとても傷ついてしまう。
    どうか、そんなことになりませんように。
    そして、灯衣が子供らしくいられる日がきますように。
    ハヤシライスのお話は、温かくて好き。
    ハヤシライス、作りたくなっちゃった。

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    2016年08月07日
  • 探偵・日暮旅人の探し物

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    面白かった!
    こういう設定だったのか。
    探偵をしている旅人の特殊な事情にびっくり。
    1話目の橋田さんとの関係がなんだか微笑ましくて素敵。
    時代ゆえもあって結ばれなかった2人だけれど、旅人が椅子の抱えた秘密を解き明かしてくれたことで、時を越えてつながったのだもの。
    テイちゃん、ユキジが登場してからが、このシリーズの本番ということかな。
    続きが早く読みたい。

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    2016年08月06日
  • 探偵・日暮旅人の探し物

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    小説とは、如何にもありそうなホラを吹く行為と思っているが、本作の主人公の設定も、それはそれは荒唐無稽だ。だが、まるで共感覚のようでもあるキャラ性そのものが、物語の本筋になっていく。そう、本作は、捜し物を通じて日暮旅人を知る物語だ。探偵ものと言って想起される推理やトリックはない。主人公は、チートとも言える能力で事件を解決する。その中で割かれる描写の多くは、主人公を始めとした登場人物たちの人生だ。この普遍的なモチーフが心に刺さる。主人公は優しいが、静かな苛烈さも孕んでおり、謎を含んだままの続刊に期待。

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    2016年08月02日