あらすじ
小生は猫であります。名前はらっきょ。主人の千川兆介は、恐妻家のしがないサラリーマンです。だがお待ち頂きたい。小生の鼻がひくひく動く。どうやら主人には、傷に触れるとその過去が分かるという“超能力”なるものがあるようで。はて、これは? 食い逃げ事件に非行少年、OLの恋愛相談。主人が語る愚痴によりますと、何やらいつも大変な目に遭われている様子。だがしかし。主人に関わった人々は皆、なぜかちょっぴり救われているようで? 疲れた心に贈りたい、あったか人情物語。
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Posted by ブクログ
ゆるーい感じの1冊ですが、なんだかおもしろかった、かも。
猫が語るのは、飼い主のさえないおっさんの身に起きたお話。
恐妻家で、難しい年頃の娘たちからは冷たくされ、職場でもなんとか定年まで勤められたらと思っているようなうだつの上がらないサラリーマン。
ちょっと変わってるのは、ものや人の傷からその過去が視えるという超能力を持っていること。
ただ、この能力、特に役立つわけでもなく・・・おっさんはいつも通り格好悪いのです。
なのですが、あとがきにあるように「笑えて、ほっこりできて、ちょいと泣けるような作品」です。