太田光のレビュー一覧

  • 芸人人語

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    何事にも一家言ある著者。
    ちょうど、コロナ禍の真っ只中の頃のエッセイ。
    小泉元首相、やっぱ変人ぽい。思い込みで知り合いにように話しかけること多しみたい。
    安倍元首相のことにもいっぱい触れていた。
    今回の暗殺には驚いただろうな。

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    2022年10月24日
  • 芸人人語

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    太田光のコラム集
    ちょうどコロナが始まる前からのことで世の中の事件とも絡み合ってて読み応えあった
    そして知らなかった本や人物を紹介していていい

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    2022年10月15日
  • 芸人人語

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    前半は氏らしさが文面に出ていて、まるで漫才のネタを読んでいるように面白い。特に爆笑問題の漫才が好きな人にはおすすめ。後半は同じような内容で飽きが出た。

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    2022年03月02日
  • 爆笑問題 幻冬舎全23作品試し読みガイドブック

     

    購入済み

    良い

    幻冬舎刊行の爆笑問題の全23作品を試し読みできるガイドブック。鋭い舌鋒と破天荒なギャグが炸裂する、爆笑問題ワールドを存分に。

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    2021年07月31日
  • 違和感

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    ネタバレ

    言葉は便利だからこそ、人を翻弄する。複雑でごちゃ混ぜな感情を便宜上ひとつの言葉に集約しているだけの単なる道具であるということを、人間は時々思い出さなきゃダメなのだと思う。

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    2020年11月19日
  • 「言葉」が暴走する時代の処世術

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    型にハマる方が綺麗なことも
    ➡︎着物きる、動き制限、綺麗な作法、食も食べすぎない。などなど

    型は何百年と受け継がれている深みと重みがあるもの。逆の『思考』は1人で行うもので、太刀打ちできるわけがない。

    戦うのは人間の性というが、違う。政治家は理屈のために言い続ける

    共感
    認知症もその人独自でコミュニケーションを取ろうとしている

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    2020年05月14日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    宮沢賢治は童話を書きつつも軍国主義者の思想に染まっていた。戦争を二度と起こさないぞという意思が結集して奇跡が起きた。これが日本国憲法だった。
    アメリカからも、実は憲法改正を求められている?
    軍を持つ覚悟はあるか?国民が殺されても覚悟は?
    時系列的に、網羅的にもっと憲法の歴史と考察が知りたいと思った。思想的な話が多かった。

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    2019年09月06日
  • 向田邦子の陽射し

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    「心の底から好き」をこれだけ明確に
    言葉にできることが羨ましくもある。
    どんなに慎重に言葉を選んだとしても、
    止めどなく溢れ出る向田さんへの、
    向田作品への愛情はどうしようもない。
    手放しで思う存分に語ることができる
    幸せに満ちた表情が思い浮かび、
    その気持ちは読み手の心に伝染してくるようだ。

    そして半分は、太田さんの解説を読んでから
    向田さんの作品を読むことになるのだが、
    いちだんと冴え渡り迫力に満ちたと
    感じられる文章が突き刺さってくるような
    感覚になるのだった。

    向田作品は20代〜30代の頃に何度も
    読んでいたものだが、最近は遠ざかっていた。
    今読んだらまた違う印象を受けるかもしれな

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    2018年02月01日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    妄信的に護憲派な人も批判しながら、9条がいかに珍品かを語る。異常であり、奇跡でもある。
    先の大戦、戦争を肯定した側を異常者として切らずに、なぜ肯定したのかを考える。宮沢賢治。そうしないと、同じ失敗を繰り返す。そうしても繰り返すかもしれないけど。

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    2017年01月08日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    爆笑問題の太田氏と文化人類学者の中沢氏が憲法九条について語り合った内容の議事録。2006年という今とはやや状況の異なる時代に書かれたものだが、刺激的。宮沢賢治や落語、武士道を引き合いに出して九条にアプローチしているのは面白い。我々含む「戦後の日本人」は、戦前の思想を危険思想としてタブーにしてきたきらいがある。見たらそこに戻ってしまうんじゃないかという恐怖で蓋をし、未だに見ないようにしている部分。その蓋を恐怖に負けずに開ける作業が、九条を語る上で必要ではないか。
    本編とはずれるが、感受性は失われたものとの対話から生まれるっていう文言も、読んでハッとした。同時代に生きてるということは、似た様な思想

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    2015年06月15日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    爆笑問題の太田光と宗教学者の中沢新一が、憲法九条をテーマに語りあった本です。

    とにかくタイトルの秀逸さがすべてではないでしょうか。この「憲法九条を世界遺産に」というアイディアは、太田がジョン・ダワーの『敗北を抱きしめて』を読んで、日本国憲法がたいへんな偶然のなかから生まれてきたものだという思いに打たれたことにもとづいているとのことです。中沢も、こうした太田の発想のユニークさに深い理解を示しつつ、平和憲法を守れという護憲派の人たちも、ドン・キホーテのような理想を掲げる日本がそれでも戦後を着実にあゆんでこれたのは、なかなかに賢いサンチョ・パンサがつきしたがっていたからだということを忘れてはならな

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    2014年05月01日
  • 天下御免の向こう見ず

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    小説家の片鱗を95年時点で見せていた 天下御免の向こう見ず

    爆笑問題のラジオをもう5年以上は聞いていますが、
    最近は他の番組よりも爆笑問題さんの番組を聞く頻度が非常に高いです。

    そこで、今回ようやく、爆笑問題さんの本を読んでみました。

    なるたけ、古い本から読みたいと、20年近く前になるこの本を手に取りました。

    爆笑問題が作者ですが、8割以上は太田さんが書いています。
    TV雑誌の連載の単行本化のため、1つ1つのセンテンスが短いです。
    そんな中、学生時代に構想したSFストーリーを掲載しているところに、
    小説家でもある今への予兆を感じることができました。

    今回はエッセイですが、歴史系の本な

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    2014年01月09日
  • 三三七拍子

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    忌野清志郎に太田光が怒られていた。
    反論したが最後は考え直していた。
    こうして人は成長するのね。

    田中が泣きながら云った。
    「いつからこうなっちゃったんだろう。昔は本当に仲良かったのに、いつの間にかお前だけ成長して。俺は全然成長していない。」
    太田は云った。
    「そんなの、知るか。」
    中沢新一は云った「田中が妻で、太田が夫。」

    TVブロス掲載のエッセイに特別対談を追加して編集。2001年初版。

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    2013年11月15日
  • 天下御免の向こう見ず

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    爆笑問題の原石が転がっていた。
    結成10年目頃、TVブロスに連載していたコラムに、特別対談を追記した、爆笑問題初のエッセイ集。1997年初版。
    原石と言ってもほとんど完成型に近い。
    ともすれば相手を言い負かしてしまう現在の強い言葉と喋ってることは同じなんだけど、当時の言葉は、もしかしたら太田光自身確かめながら喋っているんじゃないかっていう気がする。完成までの工程を見たようで、太田光がどのように出来上がったか判ったような気がした。今の完成された主張はシンプルだけど、本書にはそこに行き着くまでにそぎ落とされた考えが転がっている。考えを突き詰めるのが面倒臭くなってしまう私なぞは、むしろそこにこそ一番

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    2013年11月15日
  • ヒレハレ草

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    太田光の感性の純粋さ、物事の捉えかたに共感できる部分が多々あり、読んでいて堪らなく嬉しくなる瞬間がある。

    しかし、芸人さん独特のフィクション?ギャグ??を交えた話となると、自己満足なおスベリ芸を見ているようなやや居た堪れない気持ちになった。

    勿論、クスッと笑える部分もちょこちょこあり、さらっと楽しく読めた。

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    2013年06月16日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    少し九条に対して身をひいているような感じがしたのが少々期待外れだった。今、この世界で稀有で崇高な憲法九条を、もっと発展させる立場で発言されているのかなと思っていた。それでもこれだけ発言されていることには感動した。

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    2013年01月29日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    選挙前に憲法でも考えるかねえ、
    ってことでコレ。いまさらー

    憲法から脱線しまくって
    スピリチュアルな話しをしている部分は、
    恐ろしいほどつまらないです。笑
    最初の方は読み飛ばした方が賢明かと。

    ただ太田光の、憲法九条の矛盾や
    非現実性を理解しながらそれでも

    「そっちの方が面白いじゃん」

    と喝破する思想には、衝撃すら受けた。
    そりゃ、面白いわ。。(いろんな意味ですよ。念のため)

    いずれにせよ憲法九条は
    国民投票にかけて信を問うべき問題だと思う。
    国民の衆愚性や現状の見識も含めて、ね。

    それまでやっぱ、安倍政権は倒しちゃだめだ。


    考えさせられる部分はす

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    2012年09月30日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    憲法9条の背景について、多面的な見方をしているかはわからないけれど、よく分かる、読みやすい本でした。

    歴史の先生や親から、日本国憲法はアメリカから押し付けられたものだというのを聞かされたなぁと思い出しました。

    9条廃止の声がたまに出る中で、私は戦争なんてダメ!残すべき!と思っていたけれど、なぜ廃止が駄目なのかとか、9条の良いところ悪いところを知っていることは大事だよなーと。

    それとは別に、死の表現を避けないかつての日本人の文化を改めて素敵だなと思った。生と死の間にもっと積極的に考えなければいけないことや、ヒントもたくさんがある気がする。

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    2012年05月30日
  • ヒレハレ草

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    独特の毒のある発想が面白いです。
    人と同じ風景を見ながら、この人はこんな切り取り方をするんだ的な驚きが多くありました。。

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    2012年05月24日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    沖縄の基地問題のニュースなどを見るにつけ、色々と思うところあって再読。
    最初に読んだ時、いきなり宮沢賢治の話から始まって「???」となったけれど、今回もやはり「???」となった。
    勿論、賢治の話から入っているのには理由があって、最初の「???」を乗り越えると後は一気読み。特に最終章である第4章には、己を振り返ってう~むと考えさせられる。
    ストレートに護憲を訴えているのではなく、憲法九条とは何か、なぜ守るのかということを問いかけている本だと思う。

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    2012年02月04日