太田光のレビュー一覧

  • ヒレハレ草

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    ネタバレ

     他のエッセイ集は読んでいたけどこの本を読むのは初めてで、とても面白い。太田光さんの長編小説を全部読んでいるのだけど、壊滅的に面白くなくて読むのが苦痛だ。それまで見上げていた太田さんを見上げる感じが消えた。テレビは『サンデージャポン』を時々見るくらいで、ネタ番組を見ないので漫才もあまり見なくなった。ラジオ『爆笑問題カーボーイ』はだけは必ず聴いている。しかし最近はライブの準備で田中さんがネタを覚えないことなどの話題が多く、またそれかと思う。「うーぱんゲーム」というアドリブでゲームをするコーナーがあんまりあんまり面白くなくてつらい。他のコーナーでは面白いところもあるし、とにかくずっと聞き続けている

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    2024年03月01日
  • マボロシの鳥

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    太田さんの思想全開。社会への根底にある想いに共感しかない名著。しそう強めなので好き嫌いは別れる。私は売らずに書棚に残した。

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    2024年02月12日
  • 芸人人語

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    太田さんの著作はこれが初めて。

    良かった点をたくさん書いて締めたいので、良くない点を先に書くと、まず、本の後半がコロナの話題ばっかで結構飽きる。

    そもそもこの本は2019年から2020年の期間で月一連載のエッセイを書籍化したもの。なので、半分過ぎたあたりからコロナの話題が始まるのだが、途中からこの話題一辺倒になる。本人も話題にするの辞めたいけど触れないのも違うとしてるし、且つ、月一連載なので新型コロナの状況にも多少の変化があるため触れられなくもないみたいなニュアンスがあるから仕方がない。この煮えきれなさみたいなものが、文の熱量として直に伝わってくる。ゆえにキレ味も少し悪い。これが一つ目。

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    2023年01月22日
  • 芸人人語 コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編

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    爆笑問題の太田さんが大好きなので、かなり偏った評価かもしれないです。笑
    コロナやオリンピックなど、良い悪いで片付けられないが、二択で議論されがちな大きな問題が近年たくさんありました。簡単に2択を提示しない太田さんらしい目線で丁寧に主張が描かれており、とてもほっこりした気持ちになりました。

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    2022年10月10日
  • ヒレハレ草

    購入済み

    太田上田で太田の印象が大きく変わり、内面を少しでも知れたらと思い購入。文章には向田邦子のテイストを感じさせながらも本人の優しさ、繊細さ、皮肉などが随所に散りばめられていた。短編の最低人間は実際にあった出来事のような不思議な作品だった。もっと他の作品を読んでみたいと思わせてくれる一冊だった。

    #笑える #ハッピー #癒やされる

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    2022年09月23日
  • 芸人人語

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    この本は読み続けると思う。太田さんの主に芸に対する気持ちだったり姿勢を知れるので芸や太田好きにはお勧め。途中からコロナの話題が多くなり飽きもくるので自分に必要なところだけ読むのもあり。

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    2021年05月07日
  • 憲法九条の「損」と「得」

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    下火になっている憲法改正論議をよそ目に日本国憲法、日本人論、天皇制について中沢新一と太田光が
    議論。切り口が新鮮でとても良かった。

    そもそも、安倍晋三はなぜ自衛隊を9条3項で位置付ける案に後退したのか、これなら面白い議論にならないじゃないか、いっそのこと交戦権を肯定して自衛隊を国防軍くらいにするくらいじゃないとちゃんも議論が出来ないなんてことから始まる。

    また、日本人論として、元々縄文と弥生のファジーな一体化で、天皇陛下もその間の中空にいるような存在として位置付けられ、そういう曖昧な存在で何とかやってきたのに、明治の天皇制度が西洋や中韓型によった変な制度であったことから、変なことになってし

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    2021年03月07日
  • 三三七拍子

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    太田さんの本の中で一番面白かった。
    これを読んでいると、自分も小説とか、色んな想像をしてみたくなる。
    そんな背中を押してくれて感謝してしまう。
    なんで太田さんの考えにいつも共感してしまうのだろうか。

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    2019年12月16日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    憲法についての対談集ですが、引用したい部分がたくさんあります。中沢はともかく、太田光って頭いいなあ。見直した。九条ってのはそのまま守ったら侵略されちゃうような「不可能な理想」だから、世界で唯一のもの。だから、理想を何とか守るために「自衛隊」みたいな拡大解釈が必要になる。世界中がこの憲法を持てば、人間社会のレベルが一段上がる可能性を秘めたこのユニークな憲法を捨てて「普通の」憲法にしちゃうってのはまずいでしょ、っていうのが骨子。確かに世界遺産は「他で代替出来ない貴重なもの」なんだから、平和憲法もその一つ、っていうのはなるほどで、この提案をした太田はすごい。あと、九条があるから、日本人は憲法や国際紛

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    2014年05月03日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    これは、本気で考えていないとできないほど、レベルの高い対談。
    今一度、憲法第九条を見直す機会を持ちたい。

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    2014年03月16日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    あの時代のアメリカと日本が生みだした、日本国憲法という「奇跡」。それを世界遺産として遺そうという。それは、人間は愚かな生き物で、遺そうとしなければ壊してしまうから。
    世界的に見て現実的でないことにこそ価値がある。
    何が現実で何が非現実なのか分からなくなってる世の中。
    僕も現9条に価値を見出したいと思えた。

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    2013年02月28日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    僕自身は改憲論者の部類に入ると思う。
    憲法九条の素晴らしさを憲法の中にはみとめていない・・・という立場だ。

    本書はお笑い芸人の太田光と人類学者の中沢新一の対談本。

    憲法九条を「平和憲法」として諸手を上げて礼賛する平和主義者とは違って、その危うさや幻想、理想、非現実性をしっかりと認識した上での護憲の話になっている。

    冒頭に宮沢賢治の矛盾を孕んだ平和思想を取り上げて、それを手がかりに憲法九条を語っているところがそれを象徴しているように思える。

    憲法九条を護りたいと思っている人にも、または逆に改めたいと思っている人にも、多くの示唆を与えてくれるおすすめの本。

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    2012年04月03日
  • 天下御免の向こう見ず

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    エッセイであり、小説でもあり、馬鹿馬鹿しくて、なおかつ洒落ている。
    面白さのエッセンスをこれでもかと本の中に押し込んでいる。
    なぜこうも、太田さんは巧いのだろう。

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    2009年10月04日
  • 天下御免の向こう見ず

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    エッセイ集です。やっぱり太田光さん、大好きです。その発想力、考え方、文章力、なにか不思議な魅力がありますよね。すごい人なんだけど、ものすごっく人間的っていうかね。そこがイイ☆ミ

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    2009年10月04日
  • 憲法九条を世界遺産に

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    参ったなー…ブランクになった時間を潰しに行った図書室(勉強しろよ)
    みつけちゃうんだもの。多分、買う、と思います。何度も何度も読み返して、その度にぞくぞくしたい。本を読んで鳥肌が立ったのは初めてでした。電車、バスの中で、読んだんだけれど言葉に酔った、何よりも。宮沢賢治のところは正直よくわからない、でも、それ以外はざわざわと揺さぶられるのがわかった、心が、芯から。期待、全然裏切られなかった。だめだ、言葉ってすごい。

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    2011年11月02日
  • 天下御免の向こう見ず

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    太田光の魅力というのは彼の何事も自分のなかでは断定できないことに対する焦りや憤りにあると思う。そして、それをなんとか自分で解決しようと苦悩しているところが魅力的なんだと思う。これを初めて読んだときはとんでもない世界に連れてこられてしまったと思った。自分がとても救われたと思った。それほど面白くあり、またとても優しい。まるで変なドラッグでも行間に詰め込まれているみたい。一番信頼できる(注:おもしろいじゃないよ)芸人。

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    2009年10月04日
  • 三三七拍子

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    太田光は常識みたいなものを疑って、時に大胆な発言をする。そのことで批判されたこともあると、ここで書いている。でも、わたしは彼を、怖いもの知らずだとか、世間の裏をかいているだけだとか、もちろん危険だとは思わない。むしろ、彼の発言を信頼している。それは、彼は彼なりの思想や信条があって、必要なときには反省もするし、表現する者としての責任感もすごくあると思うから。とても誠実な人だなー。あと、太田夫妻にはとてもあこがれます。

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    2009年10月04日
  • ヒレハレ草

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    誰よりも尊敬しています。この方のように、キレた笑いを提供できる人間になりたいです。
    太田氏は苦手…という方にこそ、読んで頂きたい。彼を見る目が変わるはずだから。

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    2009年10月04日
  • 天下御免の向こう見ず

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    一つ一つが短くて読みやすいなぁ〜と思ったら、雑誌のコラムだった。でも、こういう見方もあるんだなぁ〜と思って、結構ためになった。

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    2009年10月04日
  • ヒレハレ草

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    何かの雑誌の連載をまとめた本ですね。
    太田節のうなる一冊。
    俺個人としては田中をバカにしてる話が一番面白い。

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    2009年10月04日